買いたいライトノベル(以下ラノベ)が多すぎて「推しに課金する余裕がない…」のであれば、おすすめなのがラノベ読み放題サービスです。
ラノベ読み放題のサービスなら、月額定額でラノベがたくさん読めるだけでなく、本棚のスペースもいりません。
ラノベが好きだからこそ、コスパよく様々な作品に触れたいのであれば、加入しないのはもったいないでしょう。
ラノベ読み放題サービスの選び方や、各サービスの比較、注意点などをまとめましたので、選ぶ際の参考になりましたら幸いです。
ライトノベル読み放題サービスの選び方
漫画読み放題など他に重視するサービスがある場合
ライトノベル読み放題のサービス以外にも、漫画や雑誌なども読みたいのであれば、ラノベに特化したサービスよりも、総合的な品揃えがあるサービスの方が考えにマッチしています。
総合的な読み放題サービスになっているのは、シーモア読み放題、ブックパス、Kindle Unlimitedの3つです。
漫画を重視するのであれば、漫画読み放題に強みがあるシーモア読み放題、実用書を重視するならKindle Unlimited、雑誌を重視するならブックパスがおすすめです。
ラノベだけでなくアニメも見る場合
ラノベ原作のアニメがみたいという方は、動画配信サービスであるU-NEXTなどを利用する方法があります。
ただ、U-NEXTはラノベ読み放題ではなく、都度購入の形になるため、他の読み放題サービスとdアニメストアなどを併用した方が月額が安くなります。
複数登録するのが面倒であればU-NEXT、分けて月額を抑えたいならdアニメストアなどの動画配信サービスと、ラノベ読み放題サービスを併用するのがおすすめです。
ラノベをたくさん読みたい場合
ラノベに特化した読み放題サービスなら、KADOKAWAグループの子会社であるブックウォーカーが運営していて、冊数が圧倒的に多いBOOK☆WALKERがおすすめです。
他のサービスでは読めない作品も多く、アニメ化した原作を多数揃えています。
ライトノベル読み放題サービス月額定額のサブスク型4社を比較!
サービス名 | 特徴 | 得意分野 | 無料期間 | 月額 | ラノベ以外の用途 |
---|---|---|---|---|---|
BOOK☆ WALKER | 角川文庫作品とラノベが読み放題 | ラノベの 種類が豊富 | なし ※1 | 836円(税込) ※1 | 小説 |
シーモア 読み放題 | 漫画がメイン | 女性向け作品が豊富 | 7日 ※2 | 1,480円(税込) ※2 | 漫画 雑誌など |
Kindle Unlimited | 実用書が多い | 男性向け作品が豊富 | 30日 ※3 | 980円(税込) ※3 | 実用書 雑誌 漫画など |
ブックパス | 総合的な品揃え 雑誌読み放題あり | 男性向け女性向けのバランスが良い | 30日 ※4 | 618円(税込) ※4 | 漫画 雑誌 実用書など |
こちらが月額定額のサブスクリプション型ラノベ読み放題サービスの比較表です。
それぞれ、どのようなサービスなのかお伝えします。
BOOK☆WALKER
BOOK☆WALKERは、KADOKAWAグループの子会社であるブックウォーカーが運営しているため、非常にラノベの数が多いです。
ラノベ読み放題の冊数は、6000冊以上と他を寄せ付けない圧倒的な量と質なので、ラノベをメインに考えているのであれば、BOOK☆WALKER一択と言えるでしょう。
他にも、角川文庫の小説も多数読むことができるので、ラノベと合わせて小説も合わせて読みたいなら、マッチするサービスです。
シーモア読み放題
シーモア読み放題は、ラノベだけではなく漫画の数が多く、ラノベは男性向けの作品もありますが、他の読み放題サービスと比較して、全体的に女性向けの作品が多いのが特徴です。読み放題対象のラノベは1200冊以上あります。
漫画と女性向けのラノベの両方が読みたいのであれば、考えに合っている読み放題サービスです。また、ブックパスより少ないですが、雑誌も読むことができます。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、実用書が豊富で漫画、小説とラノベ以外にも、様々な電子書籍を読むことができます。ラノベ以外にも、仕事のスキルアップのために、実用書を読む機会が多いのであればおすすめです。
ラノベ読み放題の冊数は6000冊以上ありますが、自主制作のものや、ラノベではないものも同じカテゴリーに含まれていることもあります。量はあるものの、質の部分ではBOOK☆WALKERの方が良いと言えます。
元々書籍を販売してるだけでなく、資本力があるアマゾンが運営しているため、書籍全体の量は膨大で様々な本を読むのであれば、非常にコスパがいいサービスです。
ブックパス
ブックパスは、ラノベ以外にも雑誌読み放題サービスがあり、他のサービスより種類が豊富です。
小説は、古いサスペンスものが多く、漫画も取り扱いがあります。ただ、ラノベ読み放題の冊数は200冊弱と少なく、漫画も都度課金を前提に考えられており、全巻無料で読めるものは少なめです。
本のジャンルとしては総合的な品揃えですが、月額が安い分、都度課金に頼る場面が多くなりやすいと言えます。
そのため、都度購入を前提としたラノベの読み放題と合わせて、雑誌読み放題を1つのサービスで完結させたいのであれば、考えに合うサービスです。
- BOOK☆WALKER…一番おすすめ・ラノベ×小説
- シーモア読み放題…女性向けに強い・ラノベ×漫画
- Kindle Unlimited…男性向けに強い・ラノベ×実用書
- ブックパス…バランスが良いが冊数少なめ・ラノベ×雑誌
ライトノベル読み放題サービスの注意点
都度購入が必要な作品もある
ラノベ読み放題サービスは、名前からすると全ての作品が月額を払っていれば、それ以上お金を払わず読めるように錯覚しますが、新作や人気の作品は読み放題の対象外である可能性があります。
理由としては、お金を払って買って読みたい人がたくさんいて需要があるからです。
読みたい作品がない可能性がある
ラノベ読み放題サービスは、様々な本を読むことを前提としているので、決まった作家や具体的な書籍目当てで加入すると、読みたい作品がなかったり、読みたいと思えるラノベの数が少なかったりする可能性があります。
月額と都度購入時の金額を比較して、月2〜3冊ほどで元が取れるので、好きなジャンルの本を読むのであればコスパがいいのは間違いないでしょう。
読み放題期間が過ぎると読めなくなることがある
ラノベ読み放題サービスの本は、ずっとあるものと期間限定のものがあります。特に人気の作品や新しい作品は、版権の兼ね合いで期間が限定されているものが多いです。
そのため、あとで読もうと思ったらなくなっていた、というリスクもありますので、期間があるのか確認してから利用するようにしましょう。
まとめ
ラノベ読み放題サービスは、漫画の読み放題と比較するとまだまだ発展途上のサービス。
色々なラノベに出会いたいのであれば、冊数が一番多いBOOK☆WALKERがおすすめです。
漫画と合わせて利用するならシーモア読み放題、実用書と合わせてならKindle Unlimited、雑誌ならブックパスと、他に利用したい本の組み合わせを考えて選ぶと失敗しにくくなります。
色々使い勝手を比較して決めたい場合は、BOOK☆WALKER以外は無料のお試し期間があるため、一度複数登録してみてください。