知識を増やしたい、スキルを高めたいと思っているなら、ぴったりなのがビジネス書読み放題サービスです。
毎月何冊も本を買うと家計への負担も大きくなりますが、ビジネス書読み放題サービスであれば、仮に10冊読んだとしてもかかるのは月額だけ。
ビジネス書の多くは1,000円〜2,000円ほどの価格帯なので、仮に月1,500円×10冊=15,000円なら月額1,000円のサービスを利用した場合は1/15の出費で済みます。
この記事では、コスパの良いビジネス書・実用書読み放題サービスの選び方、サービスの比較、注意点などをお伝えします。
ビジネス書読み放題サービスの選び方
ビジネス書や実用書の読み放題サービスは、数が少なく選択できるサービスが限られています。
Kindle Unlimited、ブックパス、シーモア読み放題の3つが、ビジネス書読み放題を提供しているサービスです。
この中で、ビジネス書や実用書を中心に考えている場合、Kindle Unlimitedが一番おすすめです。
雑誌も読みたい場合はブックパス、漫画も読みたい場合は、シーモア読み放題が考えにあっているサービスです。
続いて、ビジネス書読み放題サービスの比較表、それぞれのサービスの特徴をお伝えします。
ビジネス書読み放題サービスの比較とおすすめ
サービス名 | 特徴 | 無料期間 | 月額 | ビジネス書 以外の用途 |
---|---|---|---|---|
Kindle Unlimited | ビジネス書と実用書が豊富 | 30日 ※1 | 980円(税込) ※1 | 漫画や雑誌、 小説など |
ブックパス | 雑誌読み放題あり | 30日 ※2 | 総合 562円(税抜)※2 | 雑誌や漫画、 小説など |
シーモア 読み放題 | 漫画が豊富 | 7日 ※3 | ライト 780円(税込)※3 | 漫画が中心 |
こちらがビジネス書・実用書読み放題サービスの比較表です。
それぞれのサービスの特徴をお伝えします。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、アマゾンが提供していて読み放題サービスの中でも有名なサービスです。
本の販売をしているだけあって、ビジネス書・実用書の種類が非常に豊富で、他に読みたいジャンルがなくビジネス書や実用書中心であれば、Kindle Unlimitedが一番適しています。
もちろんビジネス書だけでなく、雑誌、小説、漫画なども一通り読み放題に対応しているため、非常にコスパがいいサービスです。
ブックパス、シーモア読み放題と比較して小説も豊富なので、ビジネス書と合わせて小説を読む方にもおすすめです。
ブックパス
ブックパスは、KDDIが提供している読み放題サービスで、漫画、小説、雑誌などもビジネス書以外で対応しています。
コースは雑誌読み放題のみのものと、総合コースがあり、ビジネス書を読めるのは総合コースです。
ビジネス書の種類はアマゾンと比較すると見劣りしますが、雑誌の読み放題はアマゾンより豊富なので、ビジネスのトレンドを掴むために、雑誌を複数読んでいる方であればメリットがあります。
漫画は全巻読めるものは少なく、基本的に都度購入を前提に設計されているため、ビジネス書と雑誌を読みたい方向けのサービスです。
シーモア読み放題
シーモア読み放題は、NTTソルマーレが運営している読み放題サービスです。コミックシーモアは都度購入が基本のサービスですが、読み放題サービスも提供しています。
コースはライトとフルがあり、フルはライトノベルや大人の女性向けのコミックの量が増えるコースなので、ビジネス書を読むのであればライトで十分です。
シーモア読み放題は、ビジネス書の数はそこまで多いわけではありませんが、漫画の数が豊富なのでビジネス書と漫画を読みたいのであればマッチするサービスです。
- Kindle Unlimited…ビジネス書・実用書中心ならおすすめ
- ブックパス…ビジネス書×雑誌を利用するならおすすめ
- シーモア読み放題…ビジネス書×漫画を利用するならおすすめ
ビジネス書読み放題サービスのメリット
様々な本と出会え知識の幅が広がる
ビジネス書読み放題サービスは、様々な書籍に月額定額でアクセスできるので、今まで進んで読まなかった種類の本と出会うことができます。
その結果、新たな本との出会いが、知識に幅をもたらしてくれるだけでなく、多面的に物事を捉え視座を高める助けになります。
書店に行く時間を削れる
ネット通販で本を買う方はそこまで気にならないかもしれませんが、本を書店で購入してきた方にとっては、書店に足を運ぶ時間や本を選ぶ時間が短縮されるメリットがあります。
その時間を本を読む時間に当てることで、より効率的に知識やスキルの向上をはかることができます。
カバンがかさばらない
紙の書籍をカバンに複数冊いれると、邪魔になることもしばしばありますが、電子書籍であればスマホやタブレット1つで何冊も本を持ち歩くことができます。
カバンがかさばらず、本が汚れたり、ページが折れてしまうトラブルも避けられるメリットがあります。
紙の書籍より安い
冒頭にもお伝えした通り、月額定額の電子書籍読み放題サービスを利用すると、紙の書籍を1冊1冊買うよりも本にかかるお金が安く済みます。
また、都度購入の場合でも、電子書籍のビジネス書は基本的に原価が紙と比較して安いため、書籍自体が安い傾向があります。
特にKindleは、本のセールを定期的に行なっているため、お得にビジネス書を読むことができ、読み放題に対応してないビジネス書を購入するならおすすめです。
しおり機能がある
紙の場合、ドックイヤーやしおりを使い、どこまで読んだか目印をつけておくことが多いと思います。
電子書籍なら、開いたときに前回読んだ続きから読むことができるため、目印をつける必要がなく、すぐに続きが読めるのがメリットです。
ビジネス書読み放題サービスのデメリット
読み放題でなくなることがある
ビジネス書読み放題サービスの書籍は、期間限定で読み放題になっているケースもあります。
そのため、読み返したいと思っても対象から外れた場合、購入する必要があるところがデメリットです。
書き込みができない
ビジネス書の場合、漫画や小説と違い、自分の考えを書き込みながら読んだり、ボールペンで色を分けて情報を整理する方もいると思います。
マーカーを引いたりする機能もありますが、色分けや書き込みには対応できないので、ノートを別に用意して情報をまとめる必要があるのは、ビジネス書を読み放題サービスで読むデメリットになります。
流行りの本は読めない可能性がある
漫画や小説でもそうですが、売れ筋のものは読み放題に入れなくても売れるため、読み放題の対象から外されることが多めです。
ただ、中には新刊でも読み放題の対象になっていて、読めるケースもあります。
使い方として、読み放題をベースとして使うものの、気になった本はセールがきたときに購入するという方法が、一番コスパよく読み放題サービスを使い倒すことができます。
まとめ
ビジネス書の読み放題サービスは、非常にコスパがよくメリットが大きい一方で、新刊など読み放題非対象のものは、購入が必要なケースがある点には注意が必要です。
それを差し置いても、月額を考えるとビジネス書であれば1冊読むだけで、お釣りがでるほど金銭的なメリットが大きいため使わない手はないでしょう。
月1,000円未満で様々な知識を得て、仕事で成果が出て給与が上がったり、事業が順調にいくのであれば、リターンが大きい自己投資ではないでしょうか。
無料期間があるため、迷ったらまずは一度サービスを使って比較してみるのがおすすめです。