ウォーターサーバーの下置きと上置きの違いと選び方のポイント

ウォーターサーバーの下置きと上置きの違いと選び方のポイント

ウォーターサーバーには水ボトルを上に設置する上置き式と、下に設置する下置き式があります。一般的なイメージとしては水ボトルが上に付いているものだと思いますが、最近ではデザイン性の向上やボトル交換時の負担軽減から下置き式も増えています。

そこで今回は、この2種類のどちらにするべきなのかを、メリット・デメリットを交えながらまとめてみました。機能や料金だけでなく、こういった細かい点にも拘ることで満足のいくウォーターサーバー選びができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

上置きタイプの特徴

クリクラでボトル交換中の画像

水の消費量が目に見えて分かる

上置きタイプの大半は、ボトルが露出しています。そのため、自分がどのくらい水を消費しているのか、あとどのくらい飲めば交換すれば良いのかなどが対応しやすいのがメリットです。中にはボトルの上からカバーするものもありますが、基本的に透明に近いカバーなので問題ないでしょう。

停電時などでも給水することができる

上置きタイプで最も大きなメリットと言えます。上置きタイプの仕組みとしては、給水レバーやコックを動かすことで、重力の力を使って水が流れ出てくるようになっています。そのため、給水に関しては一切の電力を必要としません(※クリーン機能や加熱・冷却などには電力が必要)。災害などで停電してしまった場合でも、給水レバーを押すだけで給水することができます。

静音性が高い

前述したとおり、上置きタイプの給水には電力を必要としません。水を汲み上げるポンプ音や振動音もありませんので、寝室にも問題なく設置することができます。

デザインがスリムなものが多い

水ボトルを上に設置するためサイズ的にスリムなモデルが多いです。そのため、部屋に設置するスペースが少なくても設置しやすくなっています。デザイン性の高さで言えば上置きタイプの方が多い傾向にあります。

ボトル交換に力がいる

上置き型の一番のデメリットなのが、交換時の労力です。卓上型のウォーターサーバーであれば5kg程度で交換もわりと楽でしょう。しかし、床置き型だと12kg程度の水ボトルが多く、高さが固定されており肩の高さまで持ち上げる必要があります。男性であれば大丈夫だと思われますが、女性やお年寄りなど力がない人にとっては交換がストレスになってしまう可能性があります。

転倒しやすいのでしっかり固定する必要性

上置き型のウォーターサーバーは上に重心がありますので、地震などの大きい振動やお子さんのイタズラで転倒してしまう可能性があります。固定用の部品などが添付されていることもありますが、もし付いていない場合は自分で固定できるものや、転倒しにくい場所、転倒しても被害が少ない場所に設置するなどの工夫が必要です。

とくに卓上型は設置場所に困らない反面、高い場所や不安定な場所に設置することもできます。必ずお子さんの手が届かない場所、しっかりと底が固定できる場所に設置するようにしましょう。

こういう人には上置きがいいかも

POINT
  • 12キロを胸あたりまで持ち上げられる人
  • 設置できるスペースが限られている人
  • 緊急時でもウォーターサーバーを使いたい人
  • 静音性や節電に拘りたい人
お水の交換にかかる労力を考えると、ご年配の方には上置きタイプはおすすめできません。目安としては、2歳の子供を立ち抱っこできるレベルなら難なくお水の交換ができるでしょう。

上置きタイプはデザイン性が優れたものも多く、場所も下置きタイプより取りませんから、スペースが取りにくい一人暮らしの人にもおすすめです。地震が多くなっている今だからこそ、防災のことを考えて上置きを選ぶのも一つの手だと思います。

下置きタイプの特徴

コスモウォーターでお水交換中の画像

ボトル交換時がお手軽

下置きの一番のメリットとも言えるのが、水ボトルの交換が非常にお手軽という点です。上置きの方でも記載しましたが、水ボトルは大きいもので12Lにもなります。そのため、上に持ち上げるには相応の力が必要です。

しかし、下置きは水ボトルを装着する場所がウォーターサーバーの下にあります。かがむ必要がありますので腰が悪い人にはつらいかもしれませんが、力を必要とせず、女性やお年寄りでも交換しやすくなっているのが強みです。

全体的にスッキリしてデザイン性が高い(インテリアとしても使える)

水ボトルはウォーターサーバーの内部に入れ込むタイプですので、ボトルが外から見えることはありません。そのため、全体的にスッキリとした見た目になります。ウォーターサーバーもインテリアの一部としても置けますので、部屋の外観を壊さずに設置したい人にはおすすめです。

設置場所が限られてしまう可能性

ウォーターサーバー本体の大きさは、ボトルが上置きタイプのウォーターサーバーと比較すると大きくなり場所をとってしまうケースもあります。これはデメリットでもあり、メリットでもあります。まずデメリットとしては、設置場所が限られてしまう点です。

「この部屋に設置したいのに下置き式だと難しい…」となることがあります。メリットとしては、重心が下にあるため転倒のリスクが減ることです。地震などで大きな効果を発揮するだけでなく、小さいお子さんがイタズラで動かしたとしても、転倒のリスクを減らすことができます。

ポンプ音や振動音などがストレスになる場合もある

水ボトルを下に置くということは、給水口までお水を汲み上げる必要があります。そのため、サーバー内部では汲み上げる際のポンプ音や振動音が聞こえる仕組みになっています。

少しの音でも敏感に感じ取る人であればストレスになる場合もありますし、小さいお子さんなどの睡眠の妨害になる可能性もあるのです。寝室に設置する予定の人などは、このような静音性の有無を考えていく必要があります。静音性に拘るなら下置きは向いていません。

停電時には利用不可

前述したとおり、下置きは水をポンプで汲み上げて給水するシステムです。ポンプは電気を使って作動しているため、停電してしまうと使うことができません。停電時でも常温水として使うことができるウォーターサーバーの中でも、下置き式のウォーターサーバーはすべて使うことができないのです。

地震や台風が多い日本にとって、停電時に使えなくなるのはデメリットと言えます。もちろん、ボトルに穴を開けて飲むことなどはできますが、利便性を考えたらやはり負担になります。

こういう人には下置きがいいかも

POINT
  • 女性やお年寄りがいるご家庭
  • 総じてボトル交換にストレスを感じたくない人
  • ウォーターサーバーのデザイン性を優先したい人
  • 音に敏感ではない人

下置きはやはり水ボトル交換時のストレスを軽減したい人におすすめしたいです。軽量パックであれば、そこまでの負担ではありませんが、12Lにもなると負担になることも多くなります。水ボトルが外見からは見えないので、デザイン性重視の人にもおすすめです。

重心が下になるため、上置きよりも安定性に優れていますので、小さいお子さんがいる家庭でも導入を考えてみても良いと思います。ただし、お子さんが小さすぎるとポンプ音や振動音に敏感に反応してしまう可能性もあるので注意です。

まとめ

どちらにしようか迷っている人は、まず設置場所を決めるところから始めると良いでしょう。上置きの方がスリムとなっていますので、設置場所を決めやすくなっています。もしどちらも設置できるほどのスペースがありましたら、自分の環境でどちらにするか決めると良いです。

ボトル交換時の楽さを取るか、ウォーターサーバーのデザイン性を取るか、静音性や省エネ効果を取るか、緊急時の使いやすさを取るか、いろいろな考え方ができます。契約してから後悔しても交換することはできません。自分で納得できるような選び方をしていきましょう。

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