ウォーターサーバーは『新鮮で美味しい水を毎日飲める』というイメージが大きく、健康維持や美容効果を期待して購入する方が多いです。その中でも新鮮な水だからこそ「赤ちゃんのミルクにも使ってみたい」というママさんも多くいます。
それと同時に「本当にウォーターサーバーの水を赤ちゃんのミルクに使用しても良いのか?」や「どのウォーターサーバーを選ぶべきなのか、おすすめの会社はどこなのか?」という疑問も出てきます。この記事では、赤ちゃんにも安心安全で利用できるウォーターサーバーについてまとめました。
この記事の目次
赤ちゃんにも安心・安全なウォーターサーバーの選び方
赤ちゃんのミルクにも使いたい場合、基本的には以下の5つを確認し、総合的に判断していくのがおすすめです。
- お水の種類は、天然水よりもRO水の方がおすすめ
- 掃除がしやすいウォーターサーバーを選ぶ
- 充実したメンテナンスorクリーン機能があるものを選ぶ
- チャイルドロック機能が搭載されているものを選ぶ
- 片手で水を出せるタイプにするかは個人の判断で
お水の種類は、天然水よりもRO水の方がおすすめ
お水の硬度は水の中に含まれているマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分、マグネシウムなどの量によって決定されるのですが、赤ちゃんのミルクに用いるお水は、軟水が望ましいとされています。
さらに「ウォーターサーバーには天然水とRO水があるけど、どっちが調乳には向いているの?」という疑問があります。結論から言うとRO水の方が調乳には向いています。
天然水は豊富なミネラル成分が魅力で、RO水は特殊なフィルターを使って極限まで純水に近い水を作ることが魅力だからです。しかし、ウォーターサーバーが提供している天然水は軟水がほとんどです。天然水vsRO水という構図だとRO水ですが、そこまで神経質にならなくても問題ありません。
掃除がしやすいウォーターサーバーを選ぶ
赤ちゃん用にウォーターサーバーを利用するのであれば、日々清潔にしておきたいところです。そこでおすすめなのが、『掃除がしやすいウォーターサーバー』を選ぶことです。取り外しが簡単で内部までお手入れできるようなものが手間も少なくて清潔を保つことができるでしょう。
とくに水が出る『注水口』は定期的にお手入れして菌の繁殖などを防ぐようにするのが大事です。そのため注水口が取り外せて掃除できるというのは意外と大切なポイントになります。
充実したメンテナンスorクリーン機能があるものを選ぶ
ウォーターサーバー各社には定期メンテナンスが行われるとこも多く、一定の期間使い続ければ新しいウォーターサーバーと無料で交換してくれる会社や、使ってるウォーターサーバーを一時的に預けて分解・清掃してくれる会社もあります。しかし、基本的に2年~4年は使う必要があり、その間は自分で定期的にお手入れする必要があります。
簡単に掃除するだけでも充分使っていけるのですが、ウォーターサーバーに『メンテナンス機能・クリーン機能』が搭載されていることでお手入れの手間が減りますし、清潔感もより長く保つことができます。最近では多くのウォーターサーバーに搭載されつつある機能ですが、簡易的なものから本格的に掃除してくれるシステムまで効果は様々です。
チャイルドロック機能が搭載されているものを選ぶ
ウォーターサーバーの温水は80℃以上になるものがほとんどで、小さいお子さんが間違って触ると火傷してしまう可能性があります。そのようなリスクを減らすためにも、最近のウォーターサーバーには『チャイルドロック』は標準装備です。
ただし、ウォーターサーバーによってチャイルドロックのかけ方や解除の方法、どのくらい解除されにくいロック方式を採用しているのかなど大きく異ってきます。大きく分けると以下の2種類に分類できます。

チャイルドロックを手動で付けたり外したりするロック方式です。解除の方法はいくつか存在し『解除コックを外さないと注水レバーが動かない』『解除コックを指定の動きで動かないと解除されない』『ロックボタンを強い力で押しながらでなければ水が出てない』のような感じになります。単純にレバーを動かすだけでは温水が出ないので、仕組みを理解しにくい小さいお子さんがいる家庭にはおすすめです。
【メリット】
複雑な工程がなくかけやすく解除しやすい
2重ロックなど解除しにくい構造のものもある
【デメリット】
チャイルドロックをかけ忘れる可能性がある
解除の仕方を見られて真似して解除される可能性がある

ウォーターサーバー自体がチャイルドロックを管理しているタイプです。安全性の高さや解除のされにくさなど物理的ロックよりも子育て世代に人気があり、最近では電子式ロックを採用しているウォーターサーバーも増えてきました。電子式ウォーターサーバーは注水レバーがなく、ボタンを押すだけで冷水・温水が出るため、水の出しやすさだけで言えばレバー式よりも敷居が低くお子さんでも簡単に使うことが可能です。
【メリット】
解除の方法が複雑で真似されにくい
解除ボタンなどがサーバー上部にあることが多く触りにくい
自動でロックされることも多くかけ忘れ防止になる
【デメリット】
機械のため故障による誤作動の可能性がある
電気代が高くなりがち
片手で水を出せるタイプにするかは個人の判断で
注水の方法はウォーターサーバーによって違います。レバーを引くタイプのものもあれば、レバーを押し込むもの、ボタンを押すものなどです。それに加えてチャイルドロックの解除方法などもあります。
そのため『片手で注水できるタイプ』と『両手を使わないと注水できないタイプ』に分けることが可能です。どちらを選ぶかは個人の判断にお任せしますが、各タイプのメリットとデメリットをまとめましたので参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの中には、慣れると片手で簡単に水や温水を出すことができるものもあります。時間がないときや赤ちゃんを抱いていて片手が塞がっている際などには便利です。しかし、片手で注水すると熱湯をこぼしたりする要因になることもあります。それに加えてチャイルドロックをかけ忘れてしまう可能性もあり、小さいお子さんがいる家庭では安全管理を徹底する必要があります。
両手を使わないと注水できないタイプは、安全面や事故防止という観点においては非常に心強いです。小さいお子さんの誤作動やイタズラを防ぐこともできます。その反面、赤ちゃんを抱っこした状態では操作することが難しく、その状態でミルクを作ることができません。無理に作ろうとして水がこぼれたり赤ちゃんが泣きはじめたりする可能性もあります。
赤ちゃん向けのおすすめウォーターサーバー3選
お水の種類だけでなくウォーターサーバー本体にも異なる特徴があり、ご自身の家庭に向いているものを選ぶことが大事です。ここでは、赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭におすすめのサーバーを3つ厳選してご紹介します。
アクアクララ
- 提供している水が調乳に向ていているRO水
- 小さいお子さんでも安心の高性能ウォーターサーバー
- 子育て世代にお得なプランあり
- ノルマがなく経済的
- 安心サポートサービスでどんなトラブルにも対応
月額費用 | 3,688円~(税込) |
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お水の種類 | RO水(軟水) |
片手の給水 | できる |
チャイルドロックの安全度 | 高い |
温度 | 冷水5~12℃・温水80~90℃ |
電気代の目安 | 約324円~ |
メンテナンス | サーバー洗浄(専門スタッフによるメンテナンスを実施) |
赤ちゃんの調乳に向いているRO水
「RO水って何?」と思う方も多いと思います。RO水とは、『RO膜(逆浸透膜)」』というナノテクノロジーで作られたろ過システムを利用して生成された水のことです。このシステムで作られた水は、あらゆる不純物や雑味を徹底して取り除かれます。アクアクララのRO水には人工的にミネラル成分を含ませていますが、ミネラル専用工場による計算されたバランスですので赤ちゃんでも問題なく飲むことが可能です。
味も日本人好みになっており、大人でもストレスなく飲むことができます。硬度も29.7mg/Lなので軟水です。安全管理にも力を入れており、採水から完成まで厳しい基準をクリアしたものしか出荷されることはありません。高品質で美味しく安全度も高いRO水だからこそ、赤ちゃんの調乳に積極的に使っていくことが可能です。心配なママさんは、後述する『子育てアクアお試しプラン』で3ヶ月試してみるのも一つの手だと思います。
高機能でボトル交換が楽なアクアウィズ

アクアファブの他に、もう一つおすすめのウォーターサーバーが『アクアウィズ』です。こちらもスタイリッシュなデザインなのですが、コーヒーマシンも搭載されているのでこの一台だけで多くのメニューを楽しめます。忙しい朝などでも簡単にコーヒーを作れるのはママさんの強い味方です。そして最も特徴的とも言えるのが『ウォーターボトルが下置きタイプ』という点です。
ウォーターボトルを上に設置するタイプは意外と重労働で、赤ちゃんの世話をしていると交換するのも後回しになってしまいます。下置きにすることで交換の手間がほとんど必要なく、女性でもストレスがかかりません。UV除菌ランプだけでなくAGイオンによるW除菌性能もあり、単純な機能だけで比較すれば最上位のモデルです。
より高性能でコーヒーも飲む家庭であれば導入を考えても良いと思います。ただし、コーヒーは『ネスレ定期お届け便への申込みが別途必要』という点、毎月の安心サポート料が2,200円(税込)と少し高めなど経済面の負担は大きくなりがちという点には注意です。
お得な子育てアクアプラン
小さいお子さんがいる家庭が契約できる特別プランです。契約できるのは『妊産婦~6歳以下の未就学の子どもがいる』家庭のみとなっており、まさに子育てをしているママさんのためのプランと言えます。このプランと契約することで、その家庭では以下のような特典を受け取れます。とくに1つ目の特典は通常プランと比べて年間6,000円の節約になるので非常にお得です。
- お子さんが小学生になるまでの間、毎月の料金から550円割引される
- ママさんがよろこぶスペシャルプレゼント(※中身は届いてからのお楽しみ)
- 1年に1回サーバーメンテナンスを無料で受けれる
- ANAカードでの支払いだと200円ごとに1マイル、JALカードでの支払いだと2倍のマイルが付与
毎月のノルマが一切ない
ウォーターサーバーと契約するのに悩んでいる方の多くが『ノルマ』に関してマイナスイメージを持っています。「美味しくて健康的な水を飲めて、赤ちゃんの調乳に向いていると言われても毎月ノルマがあると経済的に正直厳しい…」と考えるママさんも多いです。
とくに赤ちゃんの調乳をメインに導入した場合、どうしても1ヶ月にそう多く飲めるわけではありません。ストックはあるのに注文しなかったら違約金が発生したら更に経済的に負担が大きくなります。アクアクララでは、このような毎月ノルマは一切ありません。欲しい時期に欲しい本数を『自分の意志で注文』することができます。
1回の注文で12Lボトルは2本以上、7Lボトルは3本以上という決まりはありますが、その都度自分の都合で注文できますので経済面を考えながら利用することが可能です。
フレシャス
- 3種類の天然水(軟水)で美味しく飲める
- 高性能で小さいお子さんがいても安心のウォーターサーバー
- 小さいお子さんが喜ぶキャラクターとのコラボ
- エコモードを使えば電気代を大幅カット
- お得なプランで経済的に利用
月額費用 | 4,242円~(税込) |
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お水の種類 | 天然水 |
片手の給水 | できる |
チャイルドロックの安全度 | 高い |
温度 | 冷水4~10℃・温水(通常モード)80~85℃ 温水(エコモード)70~75℃・温水(リヒートモード)約90℃ |
電気代の目安 | 約380円~約750円 |
水の価格(500ml) | 約87円(税込) |
メンテナンス | セルフメンテナンス |
付帯機能 | 用途によって温度調整可能 リヒート機能 エコモード 光センサーによるSLEEP機能 チャイルドロック 足元ボトル交換 |
3種類の天然水(軟水)を提供
フレシャスは『フレシャス富士』『フレシャス朝霧高原』『フレシャス木曽』の3種類の天然水を提供しています。それぞれ含まれているミネラル成分や利用できるウォーターサーバーなどが違いますが、いずれも調乳に向いている軟水です。味もスッキリとした味わいのものから甘味が感じられるものまでありますが、赤ちゃん用ミルクの調乳でとくにおすすめは『フレシャス富士』もしくは『フレシャス木曽』となっています。
フレシャス富士21mg/L、フレシャス木曽20mg/Lと、供に硬度の低い天然水です。ミネラル成分もほど良く含まれており、スッキリと爽やかな味わいを楽しめます。喉越しも良く朝起きてからでもスルスルと飲むことが可能です。
一方のフレシャス朝霧高原は85mg/Lと軟水であるものの2つと比べると硬度が高めになっています。その原因となっているのが豊富に含まれているバナジウムで、フレシャス富士の約2倍です。そのため、フレシャス朝霧高原は大人向けの天然水といえます。
使いやすさのFRECIOUS Slat(フレシャス スラット)

利用する方の『ここちよさ』を中心に考えられたウォーターサーバーです。スリムで置く場所に困らないデザインで、上品でマットな質感を醸し出す色合いも相まってインテリアとして部屋の邪魔にもなりません。機能面も豊富で、ウォーターサーバーとしての基本性能はもちろんのこと、フレシャスフラットならではの機能も搭載しています。赤ちゃんのミルクの調乳に関しては、温度調節機能に注目したいところです。
・温度調整機能
エコモードを利用することで温度を70℃前後にすることが可能で、調乳に適した温度にもすぐに調整できます。ミルク作りが不慣れなパパさんでも調整しやすくなっているので便利な機能です。それだけでなく、胃を冷やさないように常温水にすること、90℃の熱湯を作れる『リヒート機能』などもあります。ミルクだけでなくカップラーメンやスープなどでも簡単に作れる温度になるのは手間が減って非常に便利です。
・省エネ機能
省エネ機能として、冷水タンクと温水タンクの熱干渉を減らして電力消費を抑える『デュアルタンク構造』を採用しており、月々の電気代を380円~にすることができます。光センサーが搭載されていますので、一定の光量以下と感知したら自動的にSLEEP機能が起動し、温水用のヒーターがストップするのも特徴的です。SLEEPから復帰して15分前後で温水に戻るのでストレスも少なくなります。
・チャイルドロック
フレシャススラットのチャイルドロックは電子式ロックとなっており、ロック解除ボタンを2秒長押しすることで解除されます。ボタンはサーバー上部にあるので、小さいお子さんでは手が届きにくいのも安心感が高いです。温水だけでなく冷水にも設置可能となっており、その安全性の高さから『キッズデザイン賞』を受賞済み。
機能性×デザイン性のFRECIOUS dewo(フレシャス デュオ)

機能性とデザイン性をメインにしたウォーターサーバーです。細かいところまで鮮麗されたデザインと豊富なカラーで部屋を彩ってくれます。どんな部屋に置いても落ち着きがあり、こウォーターサーバーを使うのが楽しくなります。上記のフレシャススラットにはないデュオならではの機能としては、以下のようなものがあります。
・フレッシュ機能
サーバー内の温水を循環させることで冷水・温水の滞留を防ぐ『フレッシュ機能』は、サーバー内をいつでも清潔に保ち、水の鮮度も落とさずに飲むことができます。外気の雑菌などを取り込まないようにする構造も採用しており、免疫力が低い赤ちゃんでも安心です。サーバーにあるFRESHボタンを押すだけで起動するのも手間がなくて便利です。
・高性能の静音機能
ウォーターサーバーの作動音が大きくて赤ちゃんの睡眠の妨げになる可能性もあります。せっかく寝付いたのに起きてはママさんの負担も大きくなります。デュオは高性能の静音機能を搭載しており、ポンプ音は図書館に設置してもほぼ聞こえないレベルという研究結果も出ているくらいです。LEDライトも淡い光なので視覚的にも問題ありません。
お子さんが喜ぶコラボサーバー

フレシャスでは、キャラクターとコラボしたウォーターサーバーも提供しています。オランダの絵本作家が作りだした『ミッフィー』、大人気漫画『ワンピース』、ゆるいキャラで人気の『リラックマ』が提供可能です。小さいお子さんも楽しく水を飲むことができます。
お得なママパパプラン
本プラン実施期間中に、『妊娠中もしくは未就学児の子どもがいる家庭』が契約することでお得になるプランです。登録方法も簡単で、マイページにある『ママパパプラン登録フォーム』から応募して進めていくだけです。契約する際には『母子手帳・健康保険証・乳幼児医療証』のいずれかをサーバーが届いてから30日以内に送信する必要があります。本プランの対象ウォーターサーバーは以下のものになります。
・FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)
・FRECIOUS Slat+cafe(フレシャス・スラット+カフェ)
・FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)
受け取れる特典はお子さんが使いやすい『ストローカップ』と、『フレシャスの刺繍入り今治ハンドタオル』が初回特典、そして毎年対象のお子さんの誕生日に水1箱が無料でプレゼントされる継続特典があります。合わせて約7,000円分のプレゼントが付与されます。他のキャンペーンとの併用が不可能などの注意事項が多くありますので、詳しいことは詳細ページから確認してみましょう。
プレミアムウォーター
- 天然水ウォーターサーバーシェアで顧客満足度No.1
- ミネラルバランスの良い天然水(軟水)が飲める
- 調乳に適した機能を持つウォーターサーバー
- 子育て世代にお得なプランあり
月額費用 | 3,283円~(税込) |
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お水の種類 | 天然水 |
片手の給水 | できる |
チャイルドロックの安全度 | 高い |
温度 | 冷水:約8℃・弱冷水:約15℃・温水:約83℃ |
電気代の目安 | 約500円~ |
水の価格(500ml) | 約68円(税込) |
メンテナンス | セルフメンテナンス(有料キットやクリーニングサービスもあり) |
付帯機能 | 下置きボトル タッチパネル チャイルドロック 加熱クリーンシステム エコモード |
実績に裏付けられた満足度の高さ
プレミアムウォーターは、天然水ウォーターサーバーシェアで顧客満足度No.1を獲得しているだけでなく、食の審査機関の賞を7年連続W受賞しているほどの実績があります。ママさんからの口コミなども高い評価を得ており、小さいお子さんにウォーターサーバーを利用したいと考えているママさんは安心できると思います。安全なだけでなく天然水として美味しく飲めるのはウォーターサーバーならではです。
選べる4種類の天然水(※地域によって指定あり)
プレミアムウォーターは、『富士吉田の天然水』『北アルプスの天然水』『金城の天然水』『南阿蘇の天然水』の4種類の天然水を提供しています。いずれも軟水となっており、天然水本来のミネラル成分とスッキリとした味わいが特徴です。
赤ちゃん用のミルクの調乳におすすめなのは富士吉田と北アルプスとなっています。どちらも硬度が低く、バランス良くミネラルが含まれているのが特徴です。逆に金城はシリカ、サルフェート、炭酸水素イオンなども豊富に含まれており硬度も高めなので、どちらかと言えば大人向けの天然水となります。
注意点としては、天然水によって注文できる地域が決まっているという点です。「富士吉田の天然水が飲みたいのに、住んでいる地域には南阿蘇の天然水から配送されない…」なんてことも起こります。とくに北アルプスの天然水は北海道限定の配送となっていますので、その他の地域は注文することはできません。各天然水の詳しいミネラル成分の配合量や特徴などは詳細ページから確認してみましょう。
徹底した安全管理で安心してミルクを作れる
プレミアムウォーターでは、飲む人が安心できるように定期的に水質検査を行っています。地下水から汲み上げられた原水は、工場でフィルターを通して極限まで除菌し、菌が混入されていないクリーンルーム内でボトリングされる徹底ぶりです。品質管理規定もプレミアムウォーター独自のものを設けていますので、その基準をクリアしない限り出荷されることはありません。放射能検査も同時に行うことで水質汚染も抑えることができます。
ボトリングに利用されるペットボトルもリサイクル可能の使い切りタイプを採用しています。そのため、毎回新品のペットボトルにボトリングされているのです。飲み終わったあとに回収する手間もなく処分も非常に簡単になっています。水が少なくなると自動的に収縮していく構造となっているので、外気が入り込むことも少なく最後まで水を出すことが可能です。サーバー内部だけでなく、ペットボトルにも拘りが見えます。
赤ちゃんがいても安心なcado×PREMIUM ウォーターサーバー
プレミアムウォーターが提供しているウォーターサーバーは複数あるのですが、その中でもママさんにおすすめなのが『cado×PREMIUMウォーターサーバー』です。小さいお子さんがいるママに嬉しい機能が多数搭載されています。ボトル設置位置が足元にある『下置きスタイル』は腕や腰の負担を減らし人気です。見た目もスッキリしてインテリアとしても存在感があります。ボタンの位置はサーバー上部に設置されているのでイタズラ防止にもなるのも嬉しいポイントです。
電気代を約20%カットするエコモードも搭載されており、内臓された光センサーが部屋の光量を感知して自動的に起動します。温水を冷水タンク含めて循環させることで、タンク内を熱殺菌する『加熱クリーンシステム』が搭載されていますので、いつでも清潔な天然水でミルクを作ることが可能です。ワンタッチで作動するので複雑な手順は必要ありません。冷水を使ってミルクの温度を調整するときに便利な『弱冷水モード』もおすすめの機能です。
MOM CLUB(cado×PREMIUMWATER限定)
5歳以下の子供(妊婦さんも可)がいるママさん限定のプランです。申し込みには『母子手帳もしくは子供の健康保険証の写し』の提出が必須ですが、ママさんには重労働なウォーターサーバーの設置を無料でやってくれたり、ウォーターサーバーのレンタル料金が安くなります。
月々の料金は各プランの中で最も安く、1セット3,283円(税込)です。注意点としては、本プランは『cado×PREMIUM WATER』のみ、契約期間が最低3年間という点になります。長期間利用を考えているママさんは是非検討してみると良いでしょう。
赤ちゃんがいる家庭にウォーターサーバーを導入するメリット・デメリット
赤ちゃんがいる家庭にウォーターサーバーを導入するメリットとデメリットをまとめてみました。メリットだけでなくデメリットも知っておくことで、事前にトラブルなどのリスクを防ぐことができます。
デメリット
- お水代やレンタル代、電気代などで経済面で負担になる
- 成長した際にトラブルにならないように教える必要がある
最大のデメリットは、やはり経済面の負担が大きくなる点でしょう。水道水で調乳する際もガス代や電気代は発生してきますが、ウォーターサーバーであればお水代が直接的な負担としてのしかかってきます。1本あたり1,500円前後だとして1ヶ月に3本頼めばそれだけで4,500円です。1年で考えれば54,000円なので結構な出費になります。
そして赤ちゃんが成長して自分の意志で行動したり、知識が付いてきた際には要注意です。どのようにすれば冷水や温水が出るのか、チャイルドロックの解除のやり方、興味本位で動かすなどトラブルに発展してしまうことがあります。そのため、ある程度理解できるようになったらウォーターサーバーの仕組みや触ってはいけない部分などをしっかりと教える必要があるのです。とくに温水とチャイルドロックの関係性については必ず教えるようにしましょう。
メリット
- 天然水やRO水は軟水のため調乳に適している
- 安全管理が徹底されているので高品質な水が飲める
- いつでも衛生的な水で調乳することが可能
- 常時温水が出るのですぐにミルクを作ることができる
- 片手で操作できるサーバーもあるので赤ちゃんのお世話をしながら調乳できる
- チャイルドロックがあるので小さいお子さんがいても安心
- 子育て世代に特化したプランを提供している会社が多い
メリットは非常に多く、やはり調乳に向いている軟水が飲めるという点は大きいです。赤ちゃんの胃や腸に負担をかけず、なおかつ栄養素も壊さずしっかりと取れるのはウォーターサーバーの特徴となっています。もちろん徹底した安全管理の元、独自基準に達したものしか出荷されないので安心感も大きいでしょう。
WHOに定められている調乳に適した温度70℃以上が常時出せるため調乳の時間短縮にも繋がりますし、片手で操作できるものであれば抱っこしながらでも作ることができます。
チャイルドロックの性能も向上していることから火傷などのトラブルも減っているのも大きな利点です。デメリットの方で記載した経済面に関しても、最近は高性能なエコモードが搭載されているウォーターサーバーも多く、毎月の電気代などは大幅に削減することができます。
子育て世代限定のプランやウォーターサーバー購入プランなどで毎月の水代も大幅に削減でき、通常よりも年で1万円近く安くなることも珍しくありません。どうしても経済的負担があることに変わりはありませんが、それでも安く利用できる環境があるのは良いことです。
ウォーターサーバーでミルクを作る方法
ウォーターサーバーでミルクを作る方法は、基本的に以下の2種類があります。粉ミルクの種類によっては手順が異なる可能性がありますので、粉ミルクに記載されている説明文を読みながら進めてください。
流水で適温まで冷ます方法
- 哺乳瓶に温水を注ぐ
- 粉ミルクを適量入れてよく振って溶かす
- 赤ちゃんが飲める温度まで冷ます
まずは哺乳瓶にウォーターサーバーの温水を入れていきましょう。ウォーターサーバーの温水の温度は基本的に80~90℃となっています。詳しくは後述しますが、WHO(世界保健機関)が調乳するのに推奨しているお湯の温度は70℃以上となっているのでそのまま注いで問題ありません。
温水を入れた哺乳瓶に適量の粉ミルクを入れます。中身が漏れ出さないようにしっかりとフタを閉めたら、よく振って混ぜ合わせていきましょう。粉ミルクが残らないように溶かしていきます。
70℃以上のミルクでは赤ちゃんが火傷してしまいます。そのため、赤ちゃんが飲める温度まで冷ますようにしましょう。目安となるのは人肌程度となっており、40℃前後くらいにすると丁度良いです。冷ますには流水を当てながら調整していきます。
冷水で適温まで冷ます方法
- 粉ミルクを適量入れる
- 哺乳瓶を振って混ぜる
- 冷水を入れて温度を調整する
まずは、哺乳瓶に適量の粉ミルクを入れます。その後ウォーターサーバーの温水を完成予定量の2/3~半分程度まで注水していきます。
しっかりと哺乳瓶のフタを閉めて振っていきましょう。すべて溶けきるまで振ってください。中途半端に残っていると栄養素が足りなくなることがあります。
ミルクがすべて溶けきったら、残りの1/3~半分程度の冷水を入れます。ミルクが40℃前後の適温になっているかを手首の内側などにあてて確認しましょう。熱いようでしたら調整して飲みやすい温度まで下げていきます。
ミルクを作る際の注意点
最後に、赤ちゃん用のミルクを作る際に気を付けなければいけない点を解説します。赤ちゃんは大人と比べて抵抗力や免疫力が低いため、病気にならないためにも細心の注意を払ってミルクを作ることが大切です。
70℃以上の熱湯で調乳する
「粉ミルクを作るときは70℃以上の熱湯を使う」というのはよく聞くと思います。『粉ミルクが溶けやすいから』と思っている方もいますが、実際は『粉ミルクの中にある病原菌を殺菌するため』なのです。余り知られていませんが、粉ミルクは完全な無菌状態ではありません。粉ミルクそのもの、もしくは溶かした粉ミルクにサルモネラ菌やサカザキ菌などの細菌がごく微量入っていることがあります。これらの菌には以下のような病気を引き起こすことがあるので注意です。
【サルモネラ菌】
サルモネラ菌の中にも多くの種類に分類され、その中には食中毒のような下痢・発熱を引き起こすものから、チフス性疾患になるものまであります。サルモネラ菌は、粉ミルクの製造過程では混入することはほとんどありません。一番混入しやすいタイミングは粉ミルクを開封した後や粉ミルクを溶かしているとき、溶け終わった後などです。
【サカザキ菌】
前述したサルモネラ菌よりも粉ミルクの製造環境において多く存在しています。このサカザキ菌は成人であれば軽度の症状で収まることが多いのですが、1歳未満の乳児や未熟児、免疫不全児などは影響を受けやすく『敗血症』や『壊死性腸炎』などの重大な病気になる可能性があり、酷い場合には『髄膜炎』といった重い病気が併発する可能性もあるのです。
哺乳瓶などの道具や手を清潔にしておく
70℃以上の温水で粉ミルクの中に混入されている細菌を死滅させたとしても、哺乳瓶などの道具やママさんの手などに付着していたら混入リスクは高まります。まずは、哺乳瓶とフタをしっかりと洗うことが大事で、とくに赤ちゃんが口に付ける乳首の部分は重点的に洗浄しましょう。粉ミルクを掬うスプーンも清潔に保つことが大切です。手もしっかりと石鹸でキレイにしてできる限り菌がいない状態にします。
調乳したミルクは、人肌より少し温かい40℃前後に冷ます
調乳したミルクは70℃のままで飲むことはできません。人肌より少し温かい温度(40℃前後)に冷ますようにしましょう。後述しますが、40℃前後というのは細菌が繁殖しやすい温度でもあるため、できる限り早めに飲ませるようにするのがベストです。
できるだけミルクの作り置きはせず毎回作るようにする
世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が提唱している『乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン』には「12ヶ月未満の赤ちゃんへのミルクの作り置きを安全に行えるルール」の記載があります。このガイドラインに従えば安全性が高いということです。そんなガイドラインの調乳ルールには以下のように記載があります(※簡潔に抜粋)。
- 沸騰したお湯を70℃以上に冷ましたものを使う
- 調乳したら1時間以内に氷水で5℃以下にする
- 5℃以下にして冷蔵することで24時間の保管が可能
- 作り置きの場合は大きな容器を使わない(※全体が冷やせないため)
- 室温で保管する場合は2時間以上経過で破棄
- 魔法瓶で温かいミルクを保管するのは危険である(※細菌繁殖を増長するため)
もちろん作ってすぐに飲ませるのが最も良いことですが、厳密に言えばルールのように短時間であれば作り置きすること自体は可能です。ガイドラインの中に記載されているのは、「調乳した粉ミルクは、冷蔵庫で保管する場合を除いて2時間以上経ったものは破棄する」というものです。ただし、すぐに飲ませないのであれば調乳して1時間以内に氷水で5℃以下にすることが推奨されています。人肌の温度というのは雑菌の繁殖を増長してしまうため、作ってそのまま放置しているのは非常に危険です。
温めなおすのに電子レンジは危険
冷蔵されたミルクをそのまま飲ませると赤ちゃんのお腹の調子が悪くなってしまいます。そのため温めなおす必要があるのですが、ここで電子レンジを使うのは温めムラができてしまい火傷のリスクが高くなってしまうので厳禁です。温めなおしには『湯煎』を使ってゆっくりとムラなく温めるのが正しい方法となります。
飲み残したミルクは処分する
そして勘違いされやすいのですが、赤ちゃんが飲み残したミルクは作り置きとは違うという点です。作り置きというのは、哺乳瓶など赤ちゃんの口が触れる道具やミルクを作るママの手などを徹底して消毒した上で作られています。そのため、雑菌繁殖などのリスクを極限まで下げている状態です。
しかし、飲み残しは『赤ちゃんが飲むときに付着した唾液と一緒に雑菌類も混入している可能性のある危険性の高いミルク』となっています。これは実験で明らかにされており、飲み残したミルクには約20分ほどで雑菌が急激に繁殖していくのです。病気にならないように、赤ちゃんが飲み残したミルクはそのまま処分しましょう。
まとめ
ウォーターサーバーのお水は赤ちゃんのミルク調乳にも向いており、お湯を沸かす手間を省くこともできるため、メリットはほんと沢山。イタズラ防止や誤作動を防ぐためのチャイルドロックも進化しており、安全面に関しても問題なく使っていくことが可能です。
小さいお子さんがいる家庭向けのお得なプランなども多くの会社で提供していますので経済面でも負担が少なくなっています。赤ちゃんを守れるのはパパママだけです。病気なくすくすくと成長していくためにも天然水とウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。もちろんパパママも毎日美味しい水で健康的な生活を送れます。