ウォーターサーバーの水の賞味期限はいつまで?各メーカーの賞味期限一覧

ウォーターサーバーの水の賞味期限はいつまで?各メーカーの賞味期限一覧

ウォーターサーバーのお水にも賞味期限が決められており、その期限はお水の種類によっても大きくことなります。具体的に、各メーカーが公表している賞味期限のまとめや、長期保存に適したお水の種類などを詳しく、解説してみました。

各メーカーお水の賞味期限一覧

メーカー名 賞味期限(未開封) 賞味期限(開封後)
プレミアムウォーター 約6ヶ月 できるだけ早めに処理
コスモウォーター 約6ヶ月 できるだけ早めに処理
信濃湧水 約1年 約2週間
フレシャス 約6ヶ月 できるだけ早めに処理
クリクラ 約6ヶ月 約2週間~約4週間
サントリー天然水 約1年 できるだけ早めに処理
アルピナウォーター 約6ヶ月 約1ヶ月
アクアクララ 約6ヶ月 約2週間
うるのん 約6ヶ月 約2週間
シンプルウォーター 商品に印字 約1ヶ月
ワンウェイウォーター 約6ヶ月 約1ヶ月

未開封だった場合のほとんどが半年、もしくは1年以内が賞味期限となっています。シンプルウォーターのみ「商品に印字」されている賞味期限で利用していきましょう。ウォーターサーバーに設置後は、2週間~1ヶ月以内というのが多いです。

メーカーによっては「できるだけ早めにお飲みください」という記載がありますが、問い合わせたところ2週間以内に…とのことでした。お水の種類や水ボトルの方式によって変わってくるため、そちらを参考にしながら処理していくようにすると良いでしょう。

未開封と開封後で異なるのは何故か

ウォーターサーバーの水ボトルは、未開封と開封済みで賞味期限に大きな差があります。開封後になると、基本的には2週間程度で飲み干すことを推奨しています。理由としては、『水が空気に触れる機会が増える=空気中の雑菌や細菌が混入される』からです。

空気が混入されない水ボトルや、クリーンエアシステムなどのクリーン機能などが搭載されている場合などは、開封後でも多少なりは賞味期限が長くなります(※推奨は変わらず2週間程度)。

注意点としては、災害時に備蓄水として残しているお水は開封後2週間ではなく3日~1週間程度で飲み干すようにしましょう。ウォーターサーバーが起動している場合は開封済みでも殺菌機能や水の温度を上げることで殺菌できますが、停電時などで作動しない場合はお水の安全性は長く維持することができません。もしウォーターサーバーを使わず、ボトルを開けたりパックを切って使う場合でも同様です。

水は腐っていく

「夏場の水は腐りやすいから早く捨てるように」と良く聞きます。しかし、実際のところお水というのは腐る場合と腐らない場合があります。それは、腐る定義がどういったものなのかを理解すると非常に分かりやすいです。『腐る』とは、腐敗細菌や腐敗微生物をタンパク質が分解することで有害な腐敗成分や悪臭を発生させることを指します。透明だったお水が濁ったり、変な臭いが発生するのはこのためです。

では、お水において腐る場合と腐らない場合を見ていきましょう。先ほども書きましたが、腐る定義は腐敗細菌をタンパク質が分解することが前提です。しかし、純水(ピュアウォーター)には腐敗細菌が入っていないだけでなく、それを分解するはずのタンパク質も入っていません。そのため、純水が腐るということはそもそもないのです。詳しくは後述しますが、純水に近いRO水の方が開封後も賞味期限が長いのはこのためです。

一方の水道水や天然水というのは純水ではありません。消毒するために使用される塩素や、天然由来の豊富なミネラル成分など少なからず不純物が含まれています。そこに腐敗細菌や微生物が混入することで、お水が腐る原因になっていくのです。そのため、水道水は残した分はすべて捨てることが推奨され、天然水のウォーターサーバーも賞味期限が短くなっています。水ボトルを管理する際も直射日光が当たらない場所を推奨します。

知っておきたい賞味期限に関すること

ここからは、ウォーターサーバーのお水の賞味期限について詳しく解説していきます。美味しくて安全なお水を飲むためにも、しっかりと頭の中に入れておきましょう。

サーバー取り付け後は1ヶ月以内に使い切る

水ボトルや水パックをウォーターサーバーに取り付けたら、できるだけ1ヶ月以内にすべて使い切るようにしましょう。中には2週間を推奨しているメーカーもありますが、もし2週間を超えても飲みたい場合でも必ず1ヶ月したら捨てるようにします(※赤ちゃん用のミルクの調乳には賞味期限を厳守)。それ以上の期間を置いてしまうと安全性が保障されません。

詳しくは後述しますが、リターナブル方式を採用している水ボトルは注水時に空気がボトルの中に入り込む仕様となっています。そのため、通常よりも雑菌の混入や酸化による劣化が早くなりますので、できるだけ早く飲むようにすると良いでしょう。

長期保存に適したお水もある

ウォーターサーバーの水ボトルには『ワンウェイ方式』と『リターナブル方式』2種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶかによって水の保管期間に差が出てきますので、メーカーを選ぶ際の参考にしてみてください。

・ワンウェイ方式
ワンウェイ方式とは給水される度にボトル内の空気が減っていき、最後までお水を出し切れるタイプのボトルです。ワンウェイ方式を取り入れているウォーターサーバーは、内部をキレイにするクリーンシステムが搭載されていることが多く、サーバーメンテナンスの手間が少ない点もメリットです。

最終的にはコンパクトに潰れますので、そのまま燃えないごみや資源ごみとして出すことができます。メーカーによる回収はいりませんので、飲み終わったボトルを保管する必要もありません。使いまわしもなく毎回新しいボトルなのも安心です。

・リターナブル方式
昔からあるタイプの水ボトルです。ウォーターサーバーのイメージとしてはリターナブル方式のボトルが強いと思います。ワンウェイ方式よりも安いことが多く、低コストでウォーターサーバーを楽しみたい場合はおすすめです。

飲み終わったボトルはメーカーの方で回収されますので、そのまま保管しておく必要があります。再利用されることが多いですが、清掃滅菌はしっかりとしているので安全です。ただし、リターナブル方式を採用しているウォーターサーバーはメンテナンスをする必要があり、定期メンテナンスとして1年単位で交換することがあります。

長期保存に適しているのはワンウェイ方式

ワンウェイ方式は、お水を真空状態でパックして出荷することから雑菌の繁殖を抑えられるのが特徴です。そのため、非常に衛生的であるため雑菌の繁殖を抑えることができ、衛生的です。それに伴い賞味期限もガロン方式(リターナブル方式)に比べて長めに設定されています。

1番のメリットはやはり回収されずにゴミ箱にそのまま捨てられる使い捨てボトルのため、空ボトルを保管しておくスペースが必要ない点でしょう。

期限が切れてしまったお水は?

もし未開封の水ボトルが賞味期限切れしてしまった場合、基本的にはそのまま飲むことは推奨できません。ただし、飲用水として以外であれば備蓄用もしくは生活用水として使うことができます。飲用水としてではなく、以下のような用途として保管しておくのも一つの手です。

災害時の備蓄水

地震や台風などの災害時には、停電や断水によってさまざまなライフラインが絶たれてしまう可能性があります。そうなった際に便利なのがウォーターサーバーの水ボトルです。もちろん、賞味期限切れしていないお水を飲むことが一番ですが、緊急時であれば飲用水として利用できます。そのため、できるだけ新しく届いた水ボトルを備蓄水として保管しておくのが得策です。また、備蓄水として飲む場合は3日~1週間ほどで飲み切りましょう。

生活用水

食器洗いや洗顔などの日常的に使われる用途として、賞味期限切れした水を使うことができます。飲むわけではありませんので、歯磨き用の水としても充分に使っていくことが可能です。災害時も同様に使っていくことができます。

アウトドアでも使える

しっかりと整備されたキャンプ場などであればキレイな水を確保することもできますが、自然の多い場所などキレイな水の確保が難しい環境に赴く場合は、賞味期限切れの水ボトルを活用していくことができます。もしものときの飲用水としてだけでなく、食器洗いや手洗いなどにも使っていきましょう。

間違った方法で水を放置すると雑菌が増えてしまう

ウォーターサーバーの水ボトルを保管する上で最も大切なのが、『直射日光が当たらない場所に保管する』という点です。これはワンウェイ方式でもリターナブル方式どちらでも言えることです。直射日光を避ける理由としては、以下の2つが挙げられます。

  • 水の状態を保つため
  • 水ボトルの劣化を防ぐため

太陽の光というのは非常に強く、直射日光が当たることで水の温度がどんどん上昇していきます。すると、雑菌が繁殖しやすい温度になり、せっかく安全管理がされた水でも雑菌が出てきてしまう可能性があるのです。それに加えて、紫外線というのは殺菌のためにも使えますが、長時間当てられることでさまざまな影響がでてきます。紫外線は透明なガラスや樹脂なども透過してきますので、直射日光が当たらない冷暗所が適しているのです。

さらに、紫外線は水ボトルの原材料でもあるポリエステルやビニールなどの樹脂を破壊してしまう効果もあります。長時間紫外線を浴びせることで色あせたプラスチック用品を見たことがある人も多いと思います。あれと同様に色あせるだけでなく、少しの衝撃でヒビが入ったり割れてしまう可能性も出てくるのです。メーカーによっては、ウォーターサーバーにセットするまで段ボールの中で保管しておくことを推奨していることもあります。

そして意外と知られていないことですが、ボトルを置く際の向きも重要です。必ず口を上に向けて置くようにしましょう。逆さまにして置く人は少ないと思いますが、横に置いた場合でも水が染み出してしまう可能性があります。

密封自体はしっかりとされていますが、12Lもの水ボトルにもなると一点に負荷がかかってしまい破れてしまうことがあります。よほど場所に余裕がない限り、口を上に向けて保管するようにしましょう。これらを守れば保管方法に問題はありません。

正しい保管方法で品質を保とう

お水は人が生きていくためには必要不可欠なものです。そのため、毎日のように体の中に入れていくものでもあります。もしウォーターサーバーを利用して毎日の水分補給を行っていくのであれば、品質を落とさないためにも正しい保管方法を実施する必要があるのです。

しかし、難しいことはありません。正しい場所に正しい期間、正しい向きで保管しておけば問題なく飲むことができます。いつでも高品質で美味しいお水を飲むためにも、今回の記事をしっかりと復習して参考にしてくださると幸いです。

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