車の支払い方法「残クレ」とは?疑問やメリット・デメリットを解説!

車を購入するときって、支払い方法をどうするかを悩みますよね。

一括払いだけでなく、銀行ローンやディーラーローンを組んだりと、選択肢もいろいろ。

最近だと、営業マンからよくおすすめされる支払い方法に、残価設定型クレジット(通称:残クレ)があります。

残クレは自動車を買うとき特有のローンなので、聞き慣れない方も多いのでは?

筆者も中古車を購入したときに『残クレって名前だけは聞いたことがあるけど、そもそもどんな制度なんだろう?』と疑問を持っていました。

そこで本記事では、残クレとは何か?を解説していきます。

  • 残クレのメリット・デメリット
  • 現役のディーラー営業マンに聞いた情報
  • 各自動車メーカーの残クレの特徴

なども併せて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

残価設定型クレジット『残クレ』とは?

残クレは、自動車ローンの一種です。

残クレでは、残クレ支払い期間終了後の買取保証額(=残価)を予め設定して、残価を差し引いた金額をローンで返済していきます。

残クレが一般的な銀行ローンやディーラーローンと異なる点は、残価にあります。

具体例として、300万円の新車を頭金ゼロで購入する場合を考えてみましょう。

一般的な銀行ローンやディーラーローンであれば、300万のローンを組むことになりますよね。

一方で残クレの場合は、仮に残クレ支払い期間終了時の車の価値を100万(=残価設定額が100万)だとすると、残りの200万のローンを組めばのです。

このように残クレは、残価を差し引いた部分でローンを組むことができるので、月々の支払い金額を抑えたい人に向いているローンと言えます。

残クレ契約時に設定した年数が経過したあとは、以下の3つの選択肢があります。

  1. 下取りに出して、新車に乗り換える
  2. ローンの残債分を一括で支払い、同じ車に乗り続ける
  3. ディーラーに車を返却することで、車の残価とローンの残債を相殺

残クレの場合は、契約期間後に上記のいずれかのアクションを取る必要がある点に、注意が必要です。

1.下取りに出して、新車に乗り換える

車を買い替える場合は、乗っている車を下取り査定してもらうことになります。

残クレ契約時の買取保証額とは、あくまでも最低買取価格を保証するものなので、下取り査定でプラスになることもあります。

下取り時に予め設定した残価以上の価値があれば、ローン残債を完済するだけでなく、新車の頭金に充てることができるというわけです。

ディーラーの方針次第では、敢えて残価の割合を低く設定しておくことで、下取り査定で頭金ができるようにしているケースもあるようです。

2.ローンの残債分を一括で支払い、同じ車に乗り続ける

新車に買い替える必要はないと感じる人は、ローン残債を一括で支払うことで、同じ車に乗り続けることもできます。

このときに現金一括払いが難しい人は、審査に通れば再クレジット(新たなローンを組むこと)も可能です。

再クレジットの際には、残クレでの金利とは異なり、金利が高くなるケースもあるので注意してください。

3.ディーラーに車を返却することで、車の残価とローンの残債を相殺

契約期間後に車自体を返却することで、車の残価とローン残債を相殺する方法もあります。

ライフスタイルに変化があって、車が不要になった人を想定した選択肢になります。

高齢者の方であれば、残クレの車両返却と一緒に、免許自体を返納する人も増えてきているようです。

契約時にローンを何年で設定するかは、メーカーや販売店ごとに異なりますが、3~5年程度での契約が一般的です。

https://www.honda.co.jp/HFC/auto/zankure/より)

残クレのメリットを解説

自動車の購入者にとって、残クレのメリットは以下の3つです。

  1. 月々の支払いを抑えられる
  2. 数年後の下取り価格が保証されている
  3. 車を3~5年おきに買い替えるチャンスがある

1つずつ解説していきます。

1.月々の支払いを抑えられる

残クレの最大のメリットとして月々の支払いを安く抑えられることが挙げられます。

残クレだと月々の支払いを抑えられる理由は、残クレ支払い期間終了後の車の価値を購入時に決める(残価を設定する)ことで、残りの部分だけを払えばよくなるためです。

例えば、300万の新車を頭金ゼロで購入する場合で月々の支払いを考えてみます。

残クレを利用するものとして、仮に契約期間が3年で、3年後の残価を100万としましょう。

話をわかりやすくするために、金利については一度忘れてください。

300万から残価の100万を差し引き、200万を3年(=36ヶ月)で返済していけばよいことになります。

残クレでの月々の支払いは200万÷36ヶ月≒5.5万となるわけです。

一方で、通常の銀行ローンやディーラーローンを、同じく3年で契約したとします。

通常のローンでの月々の支払いは月々の支払いは300万÷36ヶ月≒8.3万となってしまいます。

月々の支払い額を残クレと同程度にするためには、ローンの契約期間を長くするか、ある程度まとまった頭金をいれる必要があります。

しかし、残クレであれば頭金ゼロでも、月々の支払いを抑えられてしまうのです。

  • 手元にまとまった現金を残しておきたい
  • 頭金ゼロで買いたいけど月々の支払いは抑えたい

上記のような考えの人にとって、非常にメリットのある支払い方法と言えます。

https://www.honda.co.jp/HFC/auto/zankure/より)

2.残クレ終了後の買取価格が保証されている

残クレ支払い期間終了後の買取価格が保証されている点も、残クレのメリットです。

本来であれば、車の価値はそのときになってみないとわかりません。

実際の車の価値は、中古車市場での売れ行きや、モデルチェンジ前後でも変わってくるものですよね。

しかし、残クレであれば購入時点で残クレ支払い期間終了後の買取価格が約束されています。

流通や様々な条件で実際には低い査定額になったとしても、残クレなら買取価格が保証されているのです。

ただし修復歴ができてしまった場合や、走行距離が一定以上になってしまうと追加で費用が発生してしまうことがあります。(デメリットの項目で詳しく説明します。)

https://toyota.jp/request/payment/tripleassist4/より)

また、逆に実際の査定額が下取り設定価格を上回る場合もあります。その時はプラスの査定額が適用されます。

3.車を3〜5年おきに買い替えるチャンスがある

残クレは、3~5年おきに新車に買い替えるチャンスがあります。

例えば300万円の車で契約期間を5年として、残クレを利用するケースを考えてみましょう。

仮に5年後の残価を100万円とすると、残りの200万円を60ヶ月で払っていくことになります。

200÷60≒3.3万円となるので、月々の支払いは3.3万円で済むことになります。

さて、5年経過後に下取り査定をしてもらったところ、状態も良く110万円の下取り価格だとわかりました。

このとき以下の選択肢から、どうするか選ぶことになります。

  • 頭金を10万円入れられるので、新車に買い替える
  • ローン残債の100万円一括払いして、5年落ちの車に乗り続ける
  • もう乗らないので車を返却する

『乗り続けるとしても100万円もの大金を払わないといけないなら、新車に買い替えようかな』という気持ちになってきませんか?

3~5年おきに買い替えるチャンスがあるというのは、こういった背景からきています。

新車の場合3年で車検となるので、車検前に乗り換えてしまえば車検代もかからずに済むというメリットもあります。

残クレのデメリットを解説

ここからは、残クレのデメリットを解説していきます。

残クレのデメリットは以下の通りです。

  • キャンペーン時を除いて金利がやや高め
  • 月間走行距離に制限がある
  • 傷や修理で追加費用が発生するリスクがある
  • 3~5年の期間経過後も自分のものにならない

メリットもある残クレですが、やはりデメリットもありますので、1つずつ説明していきますね。

キャンペーン時を除いて金利がやや高めに設定されている

残クレの場合は、銀行ローンに比べ金利が少し高めに設定されている傾向にあります。

しかし、残クレは低金利キャンペーンを行っていることも多く、メーカーや車種によってはお得になります。

例えばホンダの場合は、残クレの通常金利が3.5%であるのに対して、以下の車種でキャンペーンを行っていました。

  • オデッセイ・N-ONE:実質年率1.9%
  • FIT・フリード:実質年率2.5%

https://www.honda.co.jp/HFC/campaign/zankure-list1.9/より)

残クレを利用する際には、キャンペーン対象車を狙うことをおすすめします。

金利は車種による違いだけでなく、メーカーや販売店によっても異なることがありますので、店舗で直接聞いてみてください。

月間走行距離に制限がある

残クレで車を購入する場合、月間走行距離に上限の目安があります。

多くのメーカーで採用している距離制限は、契約年数×12,000kmです。

  • 3年契約の場合:36,000km以下
  • 4年契約の場合:48,000km以下
  • 5年契約の場合:60,000km以下

月間走行距離に直すと1,000kmとなります。

走行距離制限を超えてしまったらといって、買取不可となるわけではないのでご安心ください。

さらに、走行距離制限は契約期間全体の合計距離で判定されるので、1,000kmを超える月があっても問題ありません。

ただし、1kmにつき数円の超過費用を請求される場合があります。

例えば、トヨタ系ディーラーであるトヨタモビリティ東京の場合は以下の通りでした。

超過:1kmにつき5円。※基準+4,000kmまでは請求猶予範囲

(+4,000kmを超えた場合に基準との距離差相当分が必要となります。)

引用元:残価設定型プラン | トヨタモビリティ東京

4,000kmまでの超過は猶予されるため、”契約年数×12,000km+4,000km”までであれば、追加費用が不要ということになりますね。

超過距離が4,001km以降に、20,005円以上が追加請求される契約のようです。

このように細かい規定がありますが、メーカーや販売店ごとに異なりますので、契約前に必ず確認するようにしましょう。

傷や修理で追加費用が発生する可能性あり

車に傷や修理歴があると追加費用が発生する可能性があります。

残クレの場合、傷や修復歴を細かく点数化することで、いわゆる減点をしていきます。

契約時に記載の減点基準を超えてしまった場合に、追加費用が発生する仕組みです。

残価設定は、傷や修理による減点が一定以下である前提になっているというわけです。

例えば、トヨタの場合は以下のような規定になっています。

  • 減点基準:150点以内
  • 減点150点を超えた場合:超過部分1点につき1,000円

※査定減点のうち対象となる項目は「内外装関係」と「外鈑価値・事故減価・事故修理費」部分となります。

引用元:残価設定型プラン | トヨタモビリティ東京

メーカーで決められた基準を超える傷や修理だと、追加費用が発生する可能性があるのも残クレのデメリットの1つです。

ちなみに、ローンの残債分を一括で支払い、同じ車に乗り続ける場合には追加費用はかかりません。

3〜5年の期間経過後も自分のものにならない

3~5年の契約期間の満期を迎えても、残債があるのが残クレのデメリットでもあります。

つまり、3~5年の契約期間の満期後も、残債を一括払いしない限り自分の所有車にはなりません。

契約時に予めわかっていることですが、いざその時を迎えると、少し損をしたような気分になってしまう人もいるかもしれませんね。

残クレを利用する際は、後から買取可能なリース車だと思って契約をすると良いでしょう。

現役ディーラー営業マンに残クレについて詳しく聞いてみた

国内メーカー系の現役ディーラー営業マンに、残クレについて詳しく聞いてみました。

残クレの仕組み自体は意外と簡単なのですが、細かな規定があるので注意してほしいとのことでした。

  • 買った車で事故に遭遇したが、どの程度の傷なら問題ないのか?
  • どのくらいのお客さんに利用されているのか?
  • 得をするのはどんな人?
  • 3〜5年経過後にどうしているのか?
  • 損をする人もいるの?
  • どんな人にとっておすすめなのか?

このような質問をしてきたので、教えてもらった内容を1つずつシェアしていきますね。

残クレで買った車で事故に遭遇!どの程度の傷なら問題ないの?

事故の大きさや傷の場所や程度次第で、具体的に査定してみないと点数はわからないので『この程度なら絶対に問題ない』と一概には言えません。

それでもディーラーの現役営業マンは『軽くぶつけたりこすってしまった程度の傷であれば、問題とならないことが多い』と回答してくれました。

もしも傷の修理を行いたい場合でも、契約したディーラーである必要はなく、近所の車屋さんで問題ありません。

しかし、デメリットの項目でも説明したように、残クレの場合は査定減点の合計が一定以下であれば、追加費用は生じない契約です。

1cm以下の小さな傷や凹みは減点対象でなかったりもするので、一般的なユーザーが思っている以上に、傷を許容できます。

http://www.jaai.or.jp/jaaiimage/pdf/sateikijun180320/handbook180320-04.pdfより)

  1. 減点が何点までが許容されているのか?
  2. 減点基準を超えると1点につきいくら請求されるのか?
  3. 自車の傷は何点減点されてしまうのか?

これら3つを1つずつ整理することで、追加費用が発生するか判断できます。

焦って修理をする前に、ディーラーに持っていって確認してもらいましょう。

残クレはどのくらいのお客さんに利用されているのか?

現役ディーラー営業マンから『体感的には利用者は2~3割くらい』との回答を頂きました。

先月は1ヶ月間で9件の新車受注があり、そのうち3件が残クレを利用したものだったそう。

残りの6件は残クレではなく、銀行ローンかディーラーローンとのことでした。

残クレを利用することで得をするのはどんな人?

  • 数年で新車に乗り換えたい人
  • 頭金ゼロでなおかつ月々の支払いも抑えて、新車に乗りたい人

こういった人は、残クレを利用することで得をした気分になれるでしょうとのことでした。

得をした気分と言っていたのは、金利がかかり利息を払わなくてはいけないためです。

金額面だけを見れば、最もお買い得なのは現金一括払いなのは言うまでもありませんよね。

それでも残クレを使うのは、頭金をためる手間を省いたり、ライフスタイルに合わせて数年単位で車を買い替えられるメリットがあるからです。

残クレが損か得かは、考え方次第と言えそうですね。

残クレ利用者は3〜5年経過後にどうしているのか?

現役ディーラー営業マン曰く『個人的な体感になるけど、5~6割くらいのお客さんが買い換えているね』との回答でした。

『車の返却を選択する人は見たことがない』とも言っていました。

残クレ利用者の多くの人に『乗り続けるとしても残債分のまとまったお金を払わないといけないなら、新車に買い替えようかな』という心理が働くようです。

残クレを利用して損をする人もいるの?

『現金一括払いができるお金があるにもかかわらず、残クレを利用する人に対しては、正直もったいないと思う』と、営業マンは言っていました。

利用したからといって必ずしも損をするわけではないですが、利息を払わなくてはいけなくなるので、金額的には多く支払うことになります。

しかし、手元に現金を残しておくための手数料だと考えれば損とも言い切れませんよね。

残クレが損か得かは考え方次第なので、自分がどう捉えるかが重要だと思います。

結局、残クレはどんな人にとっておすすめなのか?

『ありきたりですが、月々の支払いを少なくして、現金を手元に残しておきたい人におすすめしている』

『なおかつ3~5年おきに、新車に乗り換えたい人におすすめしているかな』という回答でした。

実際に残クレを利用するお客さんの年齢層は、20代~70代までと幅広いようです。

高齢者の方で『5年後には75歳になり、免許を返納する予定だから残クレを使う』という人もいるんだとか。

国内自動車メーカー6社の残クレの特徴を比較

ここからは、主要な国内自動車メーカー6社の残クレの特徴を比較していきます。

これまでに述べてきた残クレとは何か?という点や、残クレ自体のメリット・デメリットは各社で共通だと思ってください。

具体的には以下の6社を調査してきました。

  1. トヨタ自動車
  2. ホンダ
  3. 日産自動車
  4. SUBARU
  5. マツダ
  6. 三菱自動車

細かな部分で違いがありましたので、1社ずつ詳細をみていきましょう。

残クレ利用時の金利や設定期間は、同一メーカーでも販売店ごとに異なる点に注意してください。

トヨタの残クレ『トリプルアシスト』の特徴・金利など

トヨタの残クレは『トリプルアシスト』というサービス名です。

トリプルという名の通り、3つの特徴があります。

  • 車種ごとに異なる残価を設定している
  • トヨタのクレジットカードを利用すれば、ポイントを支払いに充てられる
  • クレジット一体型保険があり、自動車保険も一緒に加入できる

公共料金の支払いや日常での買い物も、トヨタのクレジットカードを利用すると1%分のポイントがつきます。

しかも、クレジット支払い時には1.5倍として還元してくれます。

1,000ポイント貯まったら、1,500円分として支払うことができるのです。

貯まったポイントを1.5倍で毎月の支払いに充てられると、少しお得感がありますよね。

https://toyota.jp/request/payment/tripleassist4/より)

一例として、ヤリス クロス(HYBRID Zグレード)での金利や、月々の支払い額、設定期間経過後の残価を調べてみました。

利用する販売店をトヨタモビリティ東京として、オンライン見積もりをした結果は以下の通りです。

  • 車両本体価格:約266万円(税込)
  • 設定年数:3年~5年
  • 毎月の支払い額:49,400円(3年)(税込)/43,600円(4年)(税込)/39,500円(5年)(税込)
  • 残価額:134万円(3年)/113万円(4年)/95万円(5年)
  • 実質年率:6.8%

https://toyota.jp/service/estimate/より)

オンラインでの見積もりでは、金利が6.8%とやや高めの印象がありますね。

販売店ごとにキャンペーンなどを実施していると、3%以下程度の低金利となる場合もあります。

オンラインでの見積もり結果は、金利が最大となる場合だと考えておきましょう。

ホンダの残クレの特徴・金利など

ホンダの残クレは、特定のサービス名をつけていないようでした。

ホンダの場合、残クレの通常金利が3.5%であるのに対して、以下の車種でキャンペーンを行っていました。

  • オデッセイ・N-ONE:実質年率1.9%
  • FIT・フリード:実質年率2.5%

金利が1.9~2.9%だと低金利と考えられるので、残クレに力を入れて取り組んでいるような印象を受けました。

残価設定期間は、2~5年を選択できるようです。

最も売れているN-BOXでオンライン見積もりをしてみました。

  • 車両本体価格:約164万円(税込)
  • 設定年数:2年~5年
  • 毎月の支払い額:25,200円(3年)(税込)/19,300円(5年)(税込)
  • 最終月支払い金額:70万(3年)/51万(5年)
  • 実質年率:3.5%

上記に記載の毎月の支払い額は、参考として3年の場合と、5年の場合のみ見ることができました。

オンラインでの見積もりでは、1.9%のキャンペーン金利を適用できなかったので、実際はもう少し安くなるはずです。

https://www.honda.co.jp/HFC/campaign/zankure-list1.9/より)

日産の残クレ『テーガク5』の特徴・金利など

日産の残クレの中の1つに、テーガク5というサービス名のものがあります。

  • 残クレの契約期間は5年
  • 5年目までのメンテナンスパックがついている
  • メンテナンス時のエンジンオイル交換、フィルタ交換も無料
  • 通常3年のメーカー保証を5年に延長

非常にお得感のあるサービスだと感じました。

特に、メーカー保証を5年に延長してくれるのは安心ですね。

https://www.nissan.co.jp/CREDIT/BVC/5YEARS/より)

テーガク5ではない通常の日産の残クレは、リーフを除く乗用車で3~5年の契約期間を選ぶことができます。

リーフの場合は4~6年の契約期間となっているようです。

ネット上に記載されていた金利は以下の通りでした。

  • リーフ:2.9%※特別金利キャンペーン中
  • ノートe-power:4.9%
  • キックス:4.9%
  • セレナ:4.9%
  • エルグランド:2.9%※特別金利キャンペーン中

車種によっては特別金利キャンペーンをやっていました。

SUBARUの残クレ『安心プロテクト3』の特徴・金利など

スバルの残クレのなかには『安心プロテクト3』というサービス名がついたものがあります。

乗用車だと5万円までの修理を、5,000円で実施してくれるとのことでした。

しかも、1年間に2回までなら5,000円で修理をしてくれるので、非常に安心ですね。

3年間まで適用されるので、3年間で6回まで格安で修理をしてくれることになります。

具体例として、新型レヴォーグGTでオンライン見積もりをしてみました。

  • 車両本体価格:約285万円(税込)
  • 設定年数:3年もしくは5年
  • 毎月の支払い額:63,200円(3年)(税込)/46,500円(5年)(税込)
  • 最終月支払い金額:166万(3年)/122万(5年)
  • 実質年率:3.9%

支払い額はオプション装備によっても多少は変わりますので、参考程度にとどめておいてください。

https://www.subaru-finance.co.jp/plan/zanka.htmlより)

マツダの残クレ『マツダスカイプラン』の特徴・金利など

マツダの残クレは、マツダスカイプランという名称でした。

残価の設定率は、残クレの契約年数によって異なります。

  • 3年:55%
  • 4年:43%
  • 5年:35%
  • 6年:30%

契約年数の違いによる残価の割合を、HP上にしっかりと提示しているところに、マツダの誠実さを感じます。

それにしても、6年もの長期間で残クレを利用してしまうと、残価は30%しか残らないのですね。

https://www.mazdacr.co.jp/lineup/lineup.html?mode=skyより)

マツダの残クレの通常金利は3.9%なのですが、金利優遇キャンペーンと題して実質年率1.99%となるようです。

終了日は未定と記載されていたので、お悩みの方はお早めにご利用ください。

https://www.mazda.co.jp/purchase/credit-plan/skyplan-cp/より)

三菱自動車の残クレ『スーパーマイカープラン』

三菱自動車の残クレには、スーパーマイカープランという名前がつけられています。

以下の4つに対して保証があり、安心感があることが特徴と言えます。

  • 窓ガラス 最大7万円
  • ドアミラー 最大7万円
  • タイヤ単独損害 最大4万円
  • 事故修復歴補償 最大10万円

自己負担額が3,000円で、修理をしてくれるようです。

スバルの残クレ安心プロテクト3とも非常に似ていますね。

三菱の金利は、オンライン見積もり上だと3.9%が記載されていました。

『販売会社によって異なる場合があります』とも書いてありました。

アウトランダーPHEVやデリカでは、実質年率2.4%の低金利キャンペーンを実施中のようです。

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/credit/mycarplan/campaign_2020/より)

ベンツ・BMWなどの外車でも残クレの利用は可能

国産車メーカーだけでなく、ベンツやBMWなどの外車でも残クレの利用は可能です。

しかし、国産メーカーの現役ディーラー営業マンに調査したところ『外車での残クレはあまりおすすめできない』とのことでした。

その理由は、残クレのメリットである”数年後の買い替え”ができない人たちを、たくさん見てきたからなんだそう。

残クレで同じメーカーの車で買い替えていくのであれば、買取価格を保証してくれますので、問題にはなりません。

例えば『残クレを使ってベンツ車に乗っていたけど、次はトヨタ車にしよう』というような場合に、乗り換えしにくくなるケースがあるようです。

外車は残価が高めに設定されていることが多く、残クレを利用すれば月々の支払いは抑えられるので、一見するとお得感があります。

しかし、外車メーカーの設定する残価が高めのため、他のメーカーに乗り換える際の下取り査定額が残債を下回ってしまうケースがあるようです。

査定額が残債を下回るということは、いざ買い替えたいと思っても、次の車の頭金に充てられないということです。

むしろ残債と下取り査定額の差分で、他のメーカーに乗り換えて買い替える場合に、追加で現金の持ち出しが発生してしまいます。

現役の営業マン曰く、このような状況に陥ってしまい、外車から国産車への買い替えを諦めてしまうお客さんが多いようです。

もしも外車で残クレを検討していて、他のメーカーに乗り換える可能性があるという方は、数年先の残価額が高めに設定されすぎていないか?を気にしてみてください。

まとめ

本記事では、残クレとは何か?やメリット・デメリットについて説明してきました。

残クレは自動車ローンの一種で、残価を設定して月々の支払いを抑えられるメリットがあります。

数年後に新車に買い替える可能性がある人にとっても、うれしい仕組みであるとわかりました。

一方で、ローンの契約期間が終了後には、以下の3つのいずれかのアクションが必要になる点に注意が必要です。

  1. 下取りに出して、新車に乗り換える
  2. ローンの残債分を一括で支払い、同じ車に乗り続ける
  3. ディーラーに車を返却することで、車の残価とローンの残債を相殺

さらに、残クレについて気になる点を、ディーラーの現役営業マンにも聞いてきました。

仮に事故にあったとしても、多少の傷や凹みであれば問題とならないことが多いという回答に、安心した人もいるのではないでしょうか。

これから残クレを利用する方は、まずは残クレのデメリットを十分に理解しましょう。

そのうえで、自分にとってデメリットを上回るメリットがありそうか?を考えてみてください。

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