最近の車は作りもしっかりしており、雨漏りとも無縁と感じる人も多いのではないでしょうか?
車内に水が入ってくるなんて考えられず、完全防水と思っている人も少なくないはず。
しかし台風や洪水によって水没すると、車内のいたるところが浸水してきます。
このような車のことを市場では「水没車」と呼ばれており、不具合や故障が発生しやすく、中古車としての価値はガクッと下がります。
「じゃあそのまま乗り続けるしかない…」
と思うかもしれませんが、水没車を乗り続けると様々なリスクが発生します。
「売るのも期待できないし、乗り続けるのもダメ…」
そう考えると、水没車を所有していることは絶望的に感じる人も多いかもしれません。
でも諦めないでください。
水没車でもきちんと買い取ってくれる業者があります!
そこで本記事では、
- そもそもどんな車が水没車になるの?
- そのまま乗り続けるとどうなるの?
- 水没車はどうやって処分すればいいの?
- 水没車を買い取ってくれるおすすめの業者は?
このような疑問にお答えする内容を紹介していきます。
本記事を読み終わる頃には、水没車のことがわかるだけでなく、損することなく車を手放せる知識も身に付きますので、ぜひ読み進めていただければと思います。
水没車の基準と買取価格の減額率
ところで「水没車って一体どのようなものなのかいまいちピンとこない」なんて人も多いのではないでしょうか。
実は水没車は定義が決まっているのです。
ちなみに一般社団法人 日本自動車査定協会(JAAI)や買取業者の間では「水没車=冠水車」とも呼ばれています。
3.冠水車の定義・・・集中豪雨や洪水などにより、室内フロア以上に浸水したもの、または、その痕跡により商品価値の下落が見込まれるもの
引用元:中古自動車査定基準及び細則
簡単にまとめると、フロアマットが水に浸かった状態の車のことを水没車と呼びます。
また、水没車は普通に使ったら発生しないところに、錆・腐食・汚れ・シミがあったり、車内に泥水やカビの匂いがしたりすることもあります。
これらの痕跡が確認できるものは、水没車(冠水車)として取り扱わなければいけないとされています。
錆や腐食、シミなどの状態は目視での判断になりますが、このように定義付けられていると、車を手放す人と買取業者で同じ認識ができます。
そうすることで、査定額の折り合いが付けやすくなるメリットがあります。
水没車の状態による買取価格の推移
中古車として価値が落ちる水没車は、どれくらい価値が下がるのかご存知でしょうか。
「ここまで水没するとこれくらい価値が下がる」という具体的な基準はありません。
水没車と言っても車種や状態もバラバラ。
JAAIによって細かく減点基準が定められてはいます。その減点方式は、
その車の基本価格×減点率
となります。
減点には以下の3つの基準が設けられます。
- フロアまで・・・減点率30%
- シート上部まで・・・減点率40%
- ダッシュパネル上部まで・・・減点率50%
ここで注意をしなければいけないのは、減点率は「減額率」ではないということ。
水没車であっても買取価格は買取業者が決めるものなのです。
減点基準はあくまで目安として考えておきましょう。
冠水状況と減点率について、先ほどご紹介した3つをもう少し詳しく見てみましょう。
1.フロアまで・・・減点率30%
車のフロア部分までしか水没していない車は、一見あまりダメージを受けていないように見えます。
しかし、エンジンが低い位置に存在する車であれば、フロアが水に浸かったらエンジンが水浸しになるのは確実。
おまけに車体部分は大きなダメージを受けている可能性も高いのです。
そのためディーラーや中古車販売業者では、大幅に減額されることが多いようです。
2.シート上部まで・・・減点率40%
シートまで浸かってしまうほどの水没であれば、エンジンはもちろん、電装系も故障する可能性が高くなります。
また、車の動作状態だけでなく、錆や異臭の問題も発生するでしょう。
さらに、シートまで水に浸かる水害と考えると、地下を流れる下水なども溢れている環境であるため、衛生的にも問題が出てきます。
特に夏場などの高温環境であれば、車内の内装では雑菌の繁殖が目立ちます。
このような状態の車は、中古車買取業者に持って行っても、まず値段が付きません。事故車専門の買取業者か廃車専門の業者に売ることをおすすめします。
3.ダッシュパネル上部まで・・・減点率50%
ダッシュパネル上部まで冠水した車は、主要な部品のほとんどが水に浸かっているため、車自体の機能が失われている可能性が高いです。
もし奇跡的にエンジンがかかっても、エアクリーナーやエキゾーストパイプ、エンジンのシリンダー内に泥や異物が進入しているため、そのまま走ると大きなトラブルに見舞われるでしょう。
最悪の場合電装関係の配線がショートして、走行中に車両火災となることも考えられます。
車を動かさず、廃車買取業者などに引き取ってもらうようにしましょう。
水没車は放っておくとどのようになるのか
水没車は放っておけばおくほど劣化が進行するため、できるだけスピーディに手放す必要があります。
なぜなら水没車には3つのリスクが存在するからです。
3つのリスク
- 車体の錆
- 雑菌の繁殖や害虫の発生
- 事件に巻き込まれる
水没車の一番の問題が、車体の錆。車体は金属ですので、水に浸かった車体は時間がたつにつれて錆が進行していきます。
「塗装がきちんとされているから大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんが、細部まで入ってくる水を完全に防ぐことはできません。
あっという間に錆が進んでボロボロになってしまうでしょう。
金属は一度錆びると強度が大きく下がるため大変危険。
錆びている車は価値がガクッと下がるため、鉄資源にできたとしても価格が下がります。
また、水没していた車を駐車場で放置していると、雑菌の繁殖や害虫の発生で車内に入れるような状況ではなくなります。
さらに錆びて汚れている車をそのまま放置すると、イタズラの標的にされることがあります。最悪の場合、車が放火されるなんてことも考えられます。
水没車は修理コストがはるかに高くなるためすぐに売ってしまったほうがいい
軽度な水没であれば、水没車でも修理して乗ることもできなくはありません。
しかし修理をするには、内部の部品や内装自体を丸々交換しなければいけない可能性があります。
さらに次々と劣化が進んだ部品を交換することになります。
また、車内のクリーニングや消毒も専門の業者にお願いしなければいけませんので、結果的にかなりの高額出費は避けられないでしょう。
水没車は故障の可能性が非常に高いため、乗り続けることでトラブルも起きます。
その都度部品を修理・交換すると考えると、やはり早急に買い取ってもらったほうが良いでしょう。
それから、水没した車を修理すると「修復歴」が付きます。
修復歴がある車は、それだけで査定額に大きく影響を及ぼすため、かなり安く買い叩かれる可能性があります。
下手に修理をして修理代がかかってしまうことに加え、安く買い叩かれてしまうと、結果的に大きなマイナスとなるでしょう。
これらのことから、水没車を買取に出そうと考えているのであれば、修理せずすぐに売ってしまうことをおすすめします。
車両保険に加入していれば水没車は全損扱いになることが多い
ここまでの水没車についての話から、「水没車=大損」のようなイメージを持つかもしれません。
しかし、水没車は車両保険に加入しているとゲリラ豪雨や台風などの災害によって水没し、損傷した場合、任意保険の車両保険から保険金が支払われます。
もちろん保険会社によって制度は違うものの、災害が原因である場合は、対象となることが多いようです。
ちなみに水没車の場合、車の損傷が激しい「全損」扱いとなることも少なくありません。
この機会に、愛車が加入している保険について詳しくチェックしてみてもいいかもしれませんね。
水没車の買取は廃車買取専門業者にお願いした方がいい
減点率や車の状態を見る限り、水没車は状況によって、
- 中古車買取業者
- 廃車買取専門業者
と、「買取に出すところを分けて考えたほうが良いのでは?」と思うかもしれません。
でも、少しでも水に浸かった車は廃車買取専門業者にお願いした方が確実。(参考:廃車買取業者をまとめている記事はこちら)
中古車買取業者は、買取った車を中古車としてすぐに流通させたいため、例え水没でエンジンやミッションなどの主要部品に大きなダメージを受けていなくても、後のトラブル発生率を考えると、ほとんど売り物にならないと判断されるのです。
まだ乗れる車でも「水没車だから」と言う理由で、査定額が付かないこともあります。
廃車買取業者であれば、車としての機能がなくなったものであっても、部品や金属資源としての流通経路をたくさん持っているので、しっかり値段を付けてくれるでしょう。
事項で廃車買取専門業者をおすすめする理由についてさらに詳しくご紹介していきます。
水没車の買取は廃車買取専門業者をおすすめする理由
水没車を手放す際に一番やってはいけないのが、解体業者に直接持っていくこと。
ほとんどの解体業者は「値段を付けずに引き取り」という形になります。
また、業者によっては解体手数料で反対に支払いを請求されるところも存在するのです。
そのため前項でもご紹介しましたが、フロアパネルまで水に浸かっていない車であれば、一般的な中古車買取業者に査定を依頼するほうが良いかもしれません。
そしてそれ以上水没してしまった車であれば、廃車買取専門業者に買取を依頼するほうが良いでしょう。
廃車買取専門業者であれば、
- 最低買取金額保証がある
- レッカーで引き取りサービスもある
- 書類手続きも全部やってくれる
などのメリットもあります。
最低買取金額保証がある
万が一査定額がつかない車でも、最低買取金額が設定されている業者がほとんど。
廃車専門買取業者であれば、様々な業者とのネットワークの繋がりが最大の特徴ですので、最大限の価値を引き出すことができるのです。
また、よく考えてみると車は1トン以上もある金属の塊のようなもの。金属資源としてリサイクルできるのであれば、どのような状態の車でもいくらかの価値があります。
そのため廃車買取業者に査定を受けると、マイナスになることはありません。
レッカーで引き取りサービスもある
水没車のほとんどはエンジンがかからないような状態が多く、自分で持っていくのは困難。
レッカー専用業者にお願いすると、数万円ほどの費用もかかってしまうでしょう。
しかし廃車買取業者であれば専用のレッカー車を持っているため、車の所在地を連絡するだけで引き取りに来てくれます。
業者によって無料のところや1〜2万円ほど必要なところなどが存在しますが、レッカー業者を依頼するよりもはるかに安くできるでしょう。
書類手続きも全部やってくれる
廃車買取業者なら必要書類を提出してしまえば、あとの手続きはすべて無料で行ってくれます。
車を手放す時は必要な書類を揃えなければいけませんし、陸運局で廃車の手続きもしなければいけません。
手続きをすべて自分でするとなると陸運局に行く時間や順番待ちの時間などもかかります。
また、初めての人が陸運局で手続きするとなると、なかなか一筋縄ではいかないでしょう。
廃車買取業者であれば無料で行ってくれますので、手間や時間をかけたくない人にとってかなりありがたいのではないでしょうか。
水没車でも買取ってもらえる理由
水没車は一般的に需要が極端に少ないため、中古車買取業者では限界まで高く買い取れません。
一方廃車買取業者は、中古車としての価値が大きく下がったり、不動車になった車の買取を得意としています。
廃車買取業者であれば、動かなくなった水没車でも
- 再生車
- スペアパーツ
- リサイクル資源
として流通・換金することができます。
つまり廃車買取業者は
- 需要が高い海外に再生車として流通
- 修理して交換部品として流通
- 金属資源として再利用
が可能だから、水没車でも買い取ることができるのです。
これらについてもう少し詳しくご紹介していきます。
1.需要が高い海外に流通させられる
途上国は動く状態の車であれば依然として需要が高く、日本では使いものにならないような車でも、国によってはすぐに売れてしまいます。
なぜなら日本車は性能が高く、壊れにくい特徴があるから。海外での日本車人気は未だ衰えることはありません。
海外は修理した車に対してのネガティブなイメージが少なく、抵抗が少ないのです。
また、海外で修理をすれば、コストを大幅に削減できるため、安く販売できるのです。水没車であってもきちんと動くのであれば、安く購入できるメリットがあり、需要が高いのです。
2.修理して交換部品として流通させられる
例えば水没して延伸やミッションが壊れても、エアクリーナーやサスペンションなどの部品は再利用できるかもしれません。
その車が世の中に出回っている限りは、交換部品の需要は必ず生まれますので、商品としての価値があるのです。
水没しても無事だったところを取り外し「スペアパーツ」として修理業者や海外へ流通させます。ちなみに海外の場合、主に東南アジアやアフリカなどが多いようです。
3.金属資源として再利用できる
ほとんどが水没し、泥水や汚水に飲み込まれてしまった状態でも、金属資源として再利用可能です。
車に利用されている金属は鉄はもちろん、アルミやステンレスなど、様々な金属が利用されています。
そして解体し、それぞれの資源としてリサイクル業者に買い取ってもらうことで、まとまったお金に換金ができるのです。
もちろん廃車買取業者であればリサイクル業者との繋がりがあるところがほとんど。車として機能しなくても、きっちり価値が生み出せます。
水没車を少しでも高く売るために知っておきたいこと
中古車の中でも不利とされる水没車。きちんと要点を押さえれば、一般的な中古車のように買取金額を上げることができます。
少しでも高く売るためには、以下の5つを押さえておくといいでしょう。
- 水没車をきちんと買取ってくれるところで売る
- 車の情報は包み隠さず伝えること
- 2社以上に見積もってもらう
- なるべく早めに売ってしまう
- 自動車税の還付金を受け取るのを忘れずに
どれも大切なことですので、一つずつ詳しく見ていきましょう。
水没車をきちんと買い取ってってくれるところで売る
水没車はそのまま中古車として販売できませんので、車としての販売流通経路しか持っていない中古車買取業者では高値で買い取ってもらえないでしょう。
反対に、事故車や水没車を積極的に買い取っている業者も存在します。
廃車買取業者であれば鉄屑資源としての再利用や、そういった車の販売ルートを持っているので、水没車の買取は廃車買取の専門業者に依頼しましょう。
おすすめの買取業者については、本記事の後半で詳しくご紹介していきます。
車の情報は包み隠さず伝えること
車を売る人の中では、その車のマイナスポイントを隠して査定を受ける人がいます。しかし情報を隠して査定を受けると、満足できる査定額が得られないと考えておきましょう。
なぜなら車の査定は、正確な情報がわからず不明確な部分が多いと、最低買取金額しか提示できないから。
また、もし隠していることがバレた場合、査定士も人間ですので、信頼関係が築けなくなり、その車の良いところを見つけてもプラス査定に反映してくれなくなります。
水没車であればどこまで水に浸かったのかや、どれくらい時間がかかったのかなどの情報は先に伝えるようにしましょう。
2社以上に見積もってもらう
1社だけに見積もってもらうと、本当にこの価格は適正なのかがわかりませんので、できる限り2社以上に見積もってもらいましょう。
買取業者の中には、かなり安く見積もって儲けようと考えている業者も存在します。
特に水没車の場合は、同じような状態の中古車も少ないため、明確な価格相場も決まっていません。
そう考えると、1社目の見積もりで基準を作り、その基準を元に2社目から査定交渉するほうが高価買取につなげられる可能性が高まります。
また、買取業者によって得意・不得意な部品も存在します。
例えばドアやボンネットなどの蓋物部品に強い販売経路を持っている業者がいるとします。
そこに浸水によってドアが錆びてボロボロになった車を持ち込むと、業者の販売経路を上手く利用できませんので、買取価格が下がる傾向に。
そのため、少しでも高く売りたいと考えているのであれば、多少時間をかけてでも複数の買取業者に査定してもらうようにしましょう。
なるべく早めに売ってしまう
急速に劣化が進む水没車は、なるべく早めに売ってしまう方が良いでしょう。
錆や悪臭、害虫の発生が進むと、廃車買取業者であっても価値が大きく下がってしまいます。
さらに長い間放置していることで、周囲の人に迷惑をかけてしまうことも。
そのため車の価値が下がることや、放置していることで下がる評判などを考えると、なるべく早く手放すことをおすすめします。
自動車税の還付金を受け取るのを忘れずに
車を廃車にすると、自動車税の還付金を受け取ることができます。
自動車税は、毎年4月1日時点の車の所有者にかけられる税金で、1年分をまとめて支払うことになります。
水没車を手放して車を所有していないのであれば、先払いしていた分の金額が返還されるのです。
しかし、業者によっては還付金を渡さず自分たちの利益にする人もいます。
また、買取価格の中に還付金を入れて計算するところもありますので、必ず確認するようにしましょう。
ちなみに自動車税は、動かない車であっても所有してナンバーが付いている状態だと必ず納めなければいけません。
また、還付金は月を跨げばその分1ヶ月分減って行きますので、自動車税を無駄に払わないためにも早めに処分してしまうのが得策です。
(https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-cartax-scrapped-refund/ より)
水没車の買取に強いおすすめの廃車買取業者
ここでは、具体的にどの廃車買取業者が良いのかについてご紹介していきます。
廃車買取業者は多数ありますが、選ぶ際のポイントとして次の部分を確認しましょう。
- 見積もりは無料である
- 水没車を買い取っている実績がある
- 引き取りや手続きなどのサポートが手厚い
- 自動車税や保険料の還付金についてきちんと教えてくれる
これらを満たしつつ、さらに初心者でも安心+高価買取が期待できるおすすめの廃車買取業者は、
- カーネクスト
- ハイシャル
- 廃車本舗
の3社です。
この3社はかなり大手の廃車買取業者なので、どこかで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
それでは順に見ていきましょう。
1.カーネクスト

(引用:カーネクスト公式HP)
- 商用車やディーゼル車でも高価買取可能
- パーツの取り外しサービス実施
大阪に本社を構えるカーネクストは、海外販売ルートも保有しており、事故車や廃車、水没車でもしっかり買い取ってくれることで有名。
また、一般的に需要が少ない商用車やディーゼル車でも海外に流通させることができますので、高価買取が期待できます。
思い入れがある車を処分する場合、ハンドルやエンブレムなどを取り外してくれるサービスも行っています。大切な愛車を手放すのであれば、カーネクストで決まり!
2.ハイシャル

(引用:ハイシャル公式HP)
- 現金買取に対応
- 年中無休でいつでも対応可能
- LINEで簡単査定
事故車や廃車、走行距離が大幅に伸びた車などを中心に買い取っているハイシャル。
水没車の買取実績もたくさんありますので、安心して査定依頼ができます。
また、年中無休で現金買取にも対応しているため、すぐに手放して現金にしたい人にはぴったりな業者でもあります。
LINEのメッセージで簡単に査定を受けることができるので、一旦ハイシャルで査定を受けて買取金額の基準を作ってしまうのも良いかもしれませんね。
3.廃車本舗

(引用:廃車本舗公式HP)
- 手厚いサポートで初めての方でも安心
- 他社で0円でも買値が付くかも?
創業17年の老舗廃車買取業者です。
廃車本舗では24時間体制の受付は行っていないのですが、それにより浮いた人件費を買取価格に還元しています。
他の買取業者と違い、廃車本舗は自社で国内に3ヶ所の自動車解体工場を持っています。中間業者を通さずに直接買い取るので、高値が期待できます。
水没車を買取ってもらうときに必要なもの
水没車を買い取ってもらうには、あらかじめ用意しておかなければいけない書類があります。
普通車と軽自動車とでは少し変わってきますので、それぞれご説明します。
普通車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 実印
- 印鑑登録証明書
- ナンバープレート
この他にも結婚や引っ越しの場合等、追加で必要な書類があります。
(https://carnext.jp/documents/futuu/ より)
軽自動車の場合
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 認印
- ナンバープレート
軽自動車の場合は実印ではなく、認印で可能です。
こちらも状況により、追加で書類が必要になる場合があります。
書類に関しては、わからなければ買取業者に聞けば教えてくれるので、初めての人でもさほど身構える心配はありません。
(https://carnext.jp/documents/kei/ より)
まとめ
水没車の定義やおすすめの処分方法などを詳しくご紹介しました。
最後に要点をもう一度おさらいします。
水没車は動くのであればそのまま乗ることが可能ですが、
- 車体の錆
- 雑菌の繁殖や害虫の発生
- 事件に巻き込まれる
といったリスクがあります。
きちんと修理をするとなると高額な費用が必要になるのは間違いありませんので、手放してしまったほうが良いでしょう。
水没車を手放す際は、廃車専門の買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
当サイトのおすすめ業者
中古車買取業者や解体業者ではなく、水没車を扱うノウハウを持っている廃車買取専門業者に、なるべく早く査定依頼してくださいね。