一般的に車を廃車にするには解体費用・レッカー料金・リサイクル料金などの費用がかかります。
でも買取業者に売却すれば、それらの費用が掛からないだけでなく、逆にお金がもらえるかもしれないってご存知でしたか?
ただし普通の中古車買取業者ではダメ。
なぜなら廃車を買い取った後の利用のノウハウがないからです。
買い取った廃車をお金にできなければ、買取額も期待できません。
廃車を売却するなら、廃車専門の買取業者を利用しましょう。
でも廃車の買取業者となると、探し方や選び方がわからないという方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では廃車の処分をお考えの方のために、廃車専門の買取業者の選び方を解説します。
また、実績のある廃車専門買取業者5社を比較してみました。
廃車買取業者選びに、ぜひお役立てください!
廃車買取業者を選ぶポイント
廃車買取業者を選ぶには、チェックしておきたいポイントがあります。
- レッカーなどの費用が無料かどうか
- 手続きの代行をしてくれるか
- 1ナンバーや商用車、外車なども対応可能か
ひとつずつご説明していきます。
レッカーなどの費用が無料かどうか
車が公道を走れない状態の場合はレッカー移動が必要です。
車が動けない状態の時だけでなく、車検が切れていたり、自賠責保険が満期を迎えているのに更新していないときにも公道を走ることができません。
このような場合にはレッカー移動が必要になります。
費用は業者や距離によって異なりますが、大手のロードサービス業者の場合、一般道の基本料は約8,000円、高速道路の作業料は約15,000円、作業料は6分あたり約950円かかります。
(https://carnext.jp/magazine/article/car_wrecker/より)
大きな負担になるレッカー費用ですが、このレッカー費用を買取業者で負担してくれるところがあります。
廃車買取業者を選ぶ際には、レッカー費用を負担してくれる業者を選びましょう。
手続きの代行をしてくれるか
車を廃車にする際には、その自動車が登録されている地域の運輸支局の自動車検査登録事務所(通称:陸運局)で抹消の手続きをする必要があります。
陸運局は平日の昼間しか開庁していないので、平日の昼間に仕事をしている人にとっては不便。
この手続きを廃車買取業者で代行してくれるところがあります。
貴重な休みを使うことなく面倒な手続きをしてもらうことができるので、このような手続きを代行してくれる業者を選びましょう。
また、代行費用についても確認しておきましょう。
無料で代行してくれるところがあるので、そちらを選ぶといいですね。
1ナンバーや商用車、外車なども対応可能か
廃車にしたい車が1ナンバーや商用車、外車などの場合は、それに対応している廃車買取業者かを確認する必要があります。
このような車でも海外では需要があり、買取に力を入れている業者があるので、そういったところを選びましょう。
廃車買取業者5社を比較
廃車買取において実績のある専門の買取業者5社をピックアップし、それぞれを比較してみました。
比較するのは
- カーネクスト
- ハイシャル
- 廃車本舗
- 廃車ラボ
- 廃車買取.com
の5社です。
まずは、それぞれ「業者選びの3つのポイント」を満たしているかどうかを比較します。
レッカー費用 | 手続き代行 | 外車・商用車の買取 | |
カーネクスト | 無料 | 可・無料 | 可 |
ハイシャル | 無料 | 可・無料 | 可 |
廃車本舗 | 無料 | 可・無料 | 可 |
廃車ラボ | 無料 | 可・無料 | 可 |
廃車買取.com | 無料 | 可・無料 | 可 |
(2020年11月時点)
すべての業者で3つのポイントを満たしていました。
次に一社ずつそれぞれの特徴をまとめました。
カーネクスト

(引用:カーネクスト公式HP)
カーネクストは2008年創業の廃車買取業者です。
「どんな車でも原則0円以上で買取」を保証してくれる廃車専門買取業者です。
独自の海外販売ルートやリサイクル販売ルートを持っているので、どんな車でも買い取ってもらえます。
スマホやパソコンから24時間いつでも申し込み可能。カスタマーサポートは8時~22時までですが、365日年中無休で対応してくれます。
全国1,000か所以上に独自のネットワークがあるので、47都道府県すべてで買取対応しています。
外車の買取実績も豊富。
日刊自動車新聞・「ぐっとラック」TBSテレビ・「キニナリーノ」朝日放送など多数のメディアで紹介されている、知名度の高い廃車買取業者です。
(https://carnext.jp/ より)
ハイシャル

(引用:ハイシャル公式HP)
こちらもどんな車でも0円以上での買取保証がついた廃車買取業者です。
「女性や年配の方にも安心してご利用頂ける」がコンセプトの買取業者。
国内での再販、輸出、マテリアルとしての再利用のノウハウがあり、2019年の相談件数は65,000件突破の実績があります。
ハイシャルでは依頼フォームや電話からだけでなく、LINE@で査定をしてもらえます。
電話対応は年中無休。
日本全国で買取対応しています。
(https://haishall.jp/ より)
廃車本舗

(引用:廃車本舗公式HP)
2000年創業の老舗廃車買取業者です。
廃車本舗はネットからならいつでも申し込みが可能ですが、電話対応は平日のみです。
自社のリサイクル工場があるので、直接買取が可。また海外への販売ネットワークがあるので、プラス査定が期待できます。
車の引き取りは日曜日はお休み、土曜日・祝日もエリアによっては対応不可です。平日がお仕事の方には勝手が悪いかも知れません。
そのかわり、浮いた人件費を買取価格に還元しているとのことなので、平日に休みが取りやすい方にはおすすめです。
買取エリアは日本全国対応可です。
(https://haisyahonpo.jp/affiliates/new?utm_source=rentracks&utm_medium=affiliate より)
廃車ラボ

(引用:廃車ラボ公式HP)
2008創業の廃車買取業者です。
廃車ラボは「買取」と「廃車」の両面から査定し、お得になる方での売却を進めてくれます。
車の引き取り手数料は無料ですが、自分で持ち込んだ場合には逆にキャッシュバックがあります。
他社のようにホームページに簡単な入力フォームがなく、電話かメールで依頼する形になります。
メールフォームはありますが、選択式ではなく自分で車種や年式、型式などを文字入力しなければならないので、他社よりは査定金額を出してもらうのに手間がかかります。
(http://haisha-labo.com/feature.htmlより)
廃車買取.com

(参照:廃車買取.com公式HP)
最短翌日引き取り・どんな車でも買取OK!の廃車買取業者です。
他社で断られた車でも、買い取ってもらえます。
申込みに必要な入力項目はたったの7つ。
年中無休・全国出張買取OKです。
(https://haishakaitoru.com/pc/oafirentracks/purchase より)
廃車を廃車買取業者に出さないとどうなるか
廃車をそのまま一般的な廃車処理するのと廃車買取業者で買い取ってもらうのとでは、何がどう違うのかをまとめてみました。
廃車にかかる費用
車を廃車にする際には、ただ捨てるだけでは済まず、費用が掛かります。
- 登録抹消費(普通車の場合)
- 自動車検査証返納届(軽自動車の場合)
- 解体証明書代(スクラップにした場合)
- レッカー費用
- リサイクル料金
これらを合わせると約30,000円~70,000円程度の費用が必要になります。
廃車買取業者に依頼すれば、これらの費用が0円になります。
(https://carnext.jp/magazine/article/costs-and-procedures/より)
還付金の取り扱い
自動車税は毎年一度、一年分をまとめて納めます。
車を廃車にした場合は、それ以降の分が還付金という形で返還されます。
還付金は陸運局で抹消手続きを行えば、管轄の自動車税事務所に自動で情報が行きます。
つまり還付金を受け取るには、陸運局に抹消の手続きをしに行かなくてはならないのです。
陸運局の開庁は平日のみで、登録申請受付時間は8:45~11:45、13:00~16:00。
終わるのも早いしお昼休みにも行けないので、平日にお休みが取れない人には手続きに行くのが難しいです。
でも廃車買取業者に依頼すれば、これらの手続きを代行してくれます。あなたが忙しい中で時間を作って手続きに行く必要がありません。
(https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/car.html#gaiyo_0、https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikyoku/map/0401.htm、https://carnext.jp/magazine/article/automobile_tax_refund/より)
中古車買取では価格がつかないような車でも買取可能
車の売却は中古車買取業者でもできます。
しかし中古車買取業者では廃車のその後の利用ノウハウがないため、価格をつけられません。
中古車買取業者では、廃車をお金にする方法がないのです。
逆に引き取り手数料を取られる場合もあります。
一方廃車買取業者は、
- メンテナンスをして海外で販売(海外での日本車の需要は高い)
- 部品として販売
- 資源(鉄など)として販売
などと、廃車にその後の利用ノウハウがあります。
廃車買取業者はその廃車をお金に変えることができるので、たとえボロボロで動かなくなった車でも、事故を起こして壊れてしまった車でも買い取ってもらえるのです。
廃車は中古車買取業者ではなく、廃車買取業者で売却しましょう。
まとめ:廃車は廃車買取業者に 当サイトのおすすめはハイシャル
廃車買取業者を選ぶポイントや各業者の特徴、廃車買取業者に依頼しないとどうなるかなどを解説してきました。
廃車買取業者を選ぶポイントは
- 処分にかかる費用は無料か
- 各手続きを代行してくれるか
- 外車等の場合はそれに対応しているか
でした。
また、廃車買取業者に依頼しないとお金も手間もかかるということをご説明しました。
もし廃車をお持ちでしたら、少しでも早く廃車買取業者に依頼しましょう。
早く売却すればするほど、還付金が多く戻ってきます。
還付金の手続きも業者が代行してくれますので、あなたは待っているだけでいいですよ。
おすすめはハイシャル

(引用:ハイシャル公式HP)
おすすめの廃車買取業者は「ハイシャル」です。
ハイシャルは
- 海外輸出業者への販売
- リサイクル部品として再利用
- 中古車としての再販
と、買い取った後の販路が充実しているので、高値での買取が期待できます。
車種や型式によっては10万以上の高額査定がついた例もあります。
LINE@で査定を依頼でき、気軽に利用できるところもおすすめポイント。
問い合わせは年中無休。「女性や車に詳しくない方にも安心してご利用頂ける」がコンセプトなので、初めて利用する方でも安心ですよ。
査定は無料なのでご安心を!全国対応OKです。
廃車の処分なら、ぜひハイシャルを利用してみてくださいね。