借り入れ

カードローンの仕組みとは?キャッシングとの違いや利用方法、メリットなどを紹介!

カードローンの仕組みとは?

「急に現金が必要になった…」
「カードローンを検討中だけど仕組みがわからない」
という方は多いのではないでしょうか?

本記事では、カードローンの仕組みやメリットをわかりやすく解説しています。
また、返済で困らないために押さえておきたいポイントも合わせてご紹介します。

  • カードローンの仕組み
  • カードローンを活用するコツ
  • カードローンの返済方法

上記のポイントを理解できるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。

カードローンとは?

カードローンとは、消費者金融やカード会社が提供している個人向けの融資サービスです。
銀行やコンビニATMからお金を引き出すタイプが一般的で、審査に通過すればその場で現金が手に入ります。

ただ、デメリットが全くないサービスというわけでもないので要注意です。
カードローンを有効活用するためには、メリット・デメリットの比較、返済シミュレーションなど、様々なポイントを押さえておく必要があります。

カードローンとキャッシングの違い

カードローンとキャッシングの違い

「キャッシング」という言葉には、本来「現金借入サービスの総称」という意味があります。
つまり、カードローンも厳密にはキャッシングの一部なのです。

ただ、キャッシングと聞いて読者の方がイメージするのは「クレジットカードのキャッシング機能」ではないでしょうか。

そこで本記事では、キャッシングをクレジットカードのキャッシングと定義しました。
ここではカードローンとキャッシング(クレジットカード)の違いについて解説します。

金利

カードローンとキャッシングの最大の違い、それはズバリ金利です。
各サービスごとに詳細は異なりますが、サービス全体で比較するとカードローンの方が低金利な傾向にあります。

まずは両者の金利を比較した下記の表を御覧ください。

カードローンキャッシング
カードローン会社実質年利キャッシングサービス実質年利
SMBCモビット3.00%~18.00%楽天カード18.00%
アコム3.00%~18.00%エポスカード18.00%
プロミス4.5%~17.8%セゾンカード12.00%~18.00%

上限金利に大きな差はありませんが、カードローンの場合、借入額が増加するほど適用される金利も下がる仕組みになっています。

「借入金額が大きくなりそう」「返済期間が長引きそう」という方は、キャッシングよりもカードローンの方がお得です。

利用限度額

利用限度額に関しても、カードローンとキャッシングでは大きく異なります。
総合的にみて、カードローンの方が借り入れできる金額が大きいです。

まずは両者の利用限度額を比較した下記表をご覧ください。

カードローンの場合キャッシングの場合
SMBCモビット:1万円~800万円クレジットカードの限度額による
アコム:1万円~800万円
プロミス:1万円~800万円

キャッシングの利用限度額はクレジットカードの限度額によって決まります。
ショッピング枠との合計になるので、具体的には下記の通りです。

100万円(ショッピング枠)ー20万円(利用額)=80万円がキャッシング枠。

もちろん、カードローンの利用限度額は個人の返済能力や信用情報によって増減します。
しかし、それでもキャッシングより利用限度額が大きくなる可能性が高いです。

多額の融資を希望する方ほど、キャッシングよりもカードローンの方をおすすめします。

返済方法

カードローンとキャッシング、それぞれの返済方法は下記の通りです。

  • カードローン:約定返済、臨時返済、一括返済
  • キャッシング:一括返済、リボ払い

ただ、カードローンとキャッシングの返済方法を分けていないサービスも存在します。
返済方法に関して、カードローンとキャッシングにそこまで違いはありません。

カードローンのメリット

カードローンのメリットを紹介

ここでは、カードローンのメリットについて解説します。

使い道が自由

カードローンで借り入れたお金は自由に使うことができます。
生活費の足しはもちろん、趣味や娯楽、教育費など幅広い目的に利用可能です。

  • 毎月の家賃
  • 友達との旅行費
  • 大学の受験料
  • アクセサリーの購入費
  • 病気や怪我の入院代
  • 自動車ローンの支払い など

他のローンの場合、基本的には使い道が制限されます。
例えば住宅ローンは家の購入費、自動車ローンは車代などにしか利用できません。
カードローンなら、ご自身の目的に応じて柔軟な使い方ができます。

また、「娯楽や趣味にカードローンを利用するのは抵抗がある」という方も多いはずです。
しかし、日本貸金業界が令和元年9月30日に発表した「資金需要者等の現状と動向に関する調査報告」によると、41.7%もの人が資金使途を「趣味・娯楽」と回答しています。

上記の結果から分かる通り、カードローンを利用する方の多くは、日常生活を豊かにするためにカードローンを活用しています。

「カードローンを趣味とかに使ってもいいの?」と不安な方も、安心してご利用ください。また、カードローンの使い道についてもっと詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。

保証人や担保が必要ない

カードローンを利用するにあたって、保証人や担保を用意する必要はありません。
必要書類を用意すれば、自分ひとりで申込~借入まで行えます。

他社ローンで「保証人を立てなければ融資できない」と言われた方も、カードローンなら大丈夫です。

しかし、銀行カードローンなど、保証会社の利用が求められるケースも存在します。
カードローンの申し込みへと進む前に、保証会社の用意が必要かチェックしておきましょう。

24時間356日にわたって申し込める

カードローンによっては、24時間365日にわたって申し込むことが可能です。
「急に現金が必要になった」「クレジットカードの支払いが間に合わない」など、様々なニーズに対応できます。

また、コンビニATMで現金を引き出せるといった点も魅力的です。
最短即日で現金が手に入ります。

カードローンの注意点

カードローンを利用する際の注意点

ここでは、カードローンの注意点を解説します。

遅延損害金のリスク

カードローンの返済に遅れると様々なペナルティが発生します。
中でも代表的なのが遅延損害金です。

遅延損害金とは、名前の通り遅延による損害金のことで、下記のような計算式で求められます。

遅延損害金

借入残高×遅延損害金の利率÷365日×延滞した日数

遅延損害金の利率はカードローンの金利よりも高く設定されおり、基本的には20%(実質年率)です。
例えば、SMBCモビットで借り入れた30万円の返済を1ヶ月間遅れた場合、遅延損害金は約4,931円になります。

【SMBCモビットの場合】

30万円×20%÷365日×30日=約4,931円

もちろん、返済が遅れるほど遅延損害金も高額になる仕組みです。

利用限度額は審査で決定

カードローンの利用限度額は審査で決まります。
総量規制や申込者の信用情報等をチェックしながら、いくら融資するかを判断する仕組みです。

  • 総量規制:貸金業界の法律。借入限度額は年収の3分の1まで
  • 信用情報:クレジットカードの支払履歴、他社ローンの返済状況などを記載

例えば年収600万円の方なら、総量規制の影響で200万円を超える融資を受けられません。
また、過去の金融事故が信用情報に記載されていると、審査落ちや利用限度額の大幅ダウンが予想されます。

借入額によって金利が決定

カードローンは借入額によって金利が決定します。
借入額が大きくなるほど金利(実質年率)が下がる仕組みです。
例えばアコムの場合は下記の通りです。

借入額金利
1万円~99万円7.7%~18.0%
100万円~300万円7.7%~15.0%
301万円~500万円4.7%~7.7%
501万円~800万円3.0%~4.7%

また、利息の計算方法は借入残高×金利÷365日×利用日数です。
例えば10万円を30日間にわたって借り入れた場合、利息は下記のようになります。

利息

10万円×18.0%÷365日×30=約1479円

カードローンを利用する上で利息はつきものです。
元金の他にも、利息を含めた返済シミュレーションを用意しておきましょう。

カードローンの申込方法と必要書類

カードローンの申し込み方法や必要書類とは

ここでは、カードローンの申込方法と必要書類について解説します。

申込方法

カードローンの申込方法は、大きく分けて「電話」「店舗」「ネット」の3種類です。
それぞれ細かいて順は異なりますが、基本的には下記のような流れになっています。

  1. カードローンに申し込む
  2. カードローン会社による審査
  3. 審査に通過
  4. ローンカードが手に入る
  5. 完了

必要書類

カードローンの申込時には、「本人確認書類」と「収入証明書類」、2種類の必要書類が求められます。

本人確認書類
(2点)
運転免許証・パスポート・
マイナンバーカード・在留カード・
住民票の写し・健康保険証など
収入証明書類
(1点)
給与明細・源泉徴収票・
住民税決定通知書・
課税証明書・納税証明書など

基本的には2点の本人確認書類、1点の収入証明書類が必要です。
ただ、収入証明書類に関しては用意しなくて大丈夫な場合もあります。

具体的な基準はカードローン会社によって異なりますが、借入希望額が50万円未満かどうかがポイントになります。

カードローンの利用方法

カードローンの借入方法

カードローンの利用方法は、大きく分けて「ATM」と「銀行振込」の2種類です。

ATMの場合

ATMでカードローンを利用するステップは下記の通りです。

  1. ATM端末でカードローン画面に進む
  2. ローンカードを挿入
  3. 借入金額の選択
  4. 現金を受取る

また全てのATMでカードローンを利用できるわけではありません。
カードローン会社とATMが提携している必要があります。
事前にチェックしておきましょう。

銀行振込の場合

ATMまで足を運ぶのが面倒な方は、銀行振込がおすすめです。
具体的なステップは下記のようになっています。

  1. カードローン会社の銀行振込を利用
  2. 借入希望額を選択
  3. 振込口座の選択
  4. 当日や翌日に振り込まれる

銀行振込の場合、口座にお金が振り込まれるまでタイムラグが発生します。

カードローンの返済方法

カードローンの返済方法

カードローンの返済方法は、大きく分けて3種類です。

  • 約定返済
  • 臨時返済
  • 一括返済

ここではそれぞれの特徴について解説します。

約定返済

約定返済とは、毎月決まった金額を返済する方法を意味します。
カードローンの返済方法で最も一般的です。

また、カードローンの約定返済は2種類存在します。

  • 元利定額返済方式:利息を含めた返済金額が一定
  • 残高スライド元利定額返済方式:借入残高に応じて返済金額が変動

それぞれ特徴が異なるので、後述する返済シミュレーションを参考にしてください。

臨時返済

臨時返済とは、毎月の返済金額に加えて返済金額を増やす方法のことです。
例えばボーナスが入ったときなど、臨時返済を活用すれば元金を減らすことができます。

ただ、カードローン会社によっては臨時返済に手数料が発生する場合があります。
事前に手数料の有無を確認し、計画的に臨時返済を活用しましょう。

一括返済

一括返済とは、カードローンの借入額を全額返済する方法のことです。
「カードローンの利用日数が短くなる=利息が少なくなる」ので、トータルの返済金額を削減できるといった特徴があります。

しかし、臨時返済と異なり元金を全て返済する必要があるので、余裕のある方だけにおすすめの返済方法です。

下記の記事では、カードローンの返済方法についてより詳しく紹介しています。
返済方法や、無理なく返済を進めていくことについて知りたいという方は、あわせてご覧ください。

カードローンの返済シミュレーション

カードローンの返済シミュレーション

カードローンの返済方式には、「元利定額返済方式」と「残高スライド元利定額方式」の2種類が存在します。
ここでは、それぞれの返済シミュレーションを解説するので参考にしてください。

元利定額返済方式の場合

元利定額返済方式では、返済金額が常に一定と言った特徴があります。
例えばカードローンの借入金額が30万円で、返済回数を5回に設定した場合、毎月6万2,268円ずつ返済することになります。

実質年率を15.0%に設定した返済シミュレーションは下記の通りです。

返済回数返済金額元金利息
16万2,268円5万8,518円3,750円
26万2,268円5万9,250円3,018円
36万2,268円5万9,991円2,277円
46万2,268円6万740円1,528円
56万2,268円6万1,500円768円
61円1円0円
累計31万1,341円30万円1万1,341円

6万2,268円の中に利息も含まれているので、返済計画を立てやすい点がメリットです。
一方、借入金額が大きい、返済回数が多いといった場合、完済するまで時間がかかるといったデメリットもあります。

また、元利定額返済方式は、返済回数ではなく返済金額をベースにすることもできます。

  • 返済回数ベース:利息を加えた元金を返済回数で割る
  • 返済金額ベース:月に1万円返済など、返済金額が一定

残高スライド元利定額返済方式の場合

残高スライド元利定額返済方式は、借入残高によって返済金額が変動する仕組みです。
例えば借入残高が30万円なら返済金額2万円、20万円なら1万円といった具合です。

また残高スライド元利定額返済方式のシミュレーションに関しては、利用者の返済状況・借入状況に大きく左右されます。

計画的に返済していきたい方は、元利定額返済方式がおすすめです。

カードローンを完済した後

「完済すれば解約になるんじゃないの?」と誤解している方も多いですが、手続きを踏まなければ解約まで至りません。
「完済」→「解約」というステップになっているのです。

また、カードローンを解約したほうがいいのかはご自身のライフスタイルによって変化します。

例えば与信枠を開放したい場合、カードローンを解約した方がいいです。
また急な出費に対応したいなら、カードローンとの契約はそのままにしておきましょう。

カードローンの仕組みについてのまとめ

カードローンの仕組みについて、今回ご紹介した内容を振り返ってみましょう。

  • カードローンは個人向けの融資サービス
  • 使いみちが自由、保証人不要といったメリット
  • 利用限度額は審査で決まる
  • 金利は借入額で決まる
  • 申し込みには本人確認書類と収入証明書類が必要
  • 基本的には毎月決まった金額を返済
  • 事前に返済シミュレーションを計画しておく

急な出費が必要な人にとって、カードローンは強い味方です。
しかし、仕組みを理解せずに申し込みを行えばトラブルを招く可能性もあります。

事前に返済シミュレーションを計画する、借入額ごとの金利を確認するなど、入念な準備が重要です。

また、下記の記事ではおすすめカードローン10社を比較し、人気ランキングを紹介しています。
ぜひ、こちらの記事もあわせてご覧ください。