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カードローンは住宅ローンに影響する?審査に落ちてしまう理由や対処法を解説!

カードローンの利用が住宅ローンに与える影響とは?

「住宅ローン審査にカードローンが影響するって本当?」
「なんで審査に落ちてしまったの?」
カードローンを利用したら住宅ローン審査に落ちてしまうのか、心配な方は多いと思います。

そこで今回は、カードローンと住宅ローンの関係性について、以下の内容を中心に紹介していきます。

  • カードローンが住宅ローンに与える影響
  • 住宅ローンの注意点
  • カードローン以外で住宅ローンに影響するもの
  • 審査に落ちた場合の対処法

住宅ローンに申し込んだ方はもちろん、これから申し込むという方も押さえておくべき情報を記載しています。
ぜひ、最後までご覧ください。

カードローンが住宅ローンに与える影響

 

住宅ローン審査に通過するためには、カードローンによる影響を把握することが重要です。「ここさえ気をつければ大丈夫」といった単純なものではなく、ご自身の状況にマッチしたアプローチが必要になります。

準備不足に陥らないためにも、下記のいずれかに該当する方は参考にしてください。

  • カードローンを利用している
  • カードローンの延滞履歴がある
  • カードローンを完済した

カードローンを利用している

現在もカードローンを利用している場合、返済比率(返済負担率)を考慮する必要があります。
返済比率とは、年収に占める年間返済額の割合です。
「年間返済額÷年収×100%」で算出され、返済比率が金融機関の基準を満たしていないと住宅ローン審査に通過できません。

例えば年間返済額が100万円、年収が400万円のAさんなら、100万円÷400万円×100%=25%になります。
返済比率の基準は住宅ローンの種類によって異なりますが、一般的に30~35%です。
Aさんの場合は25%なので、返済比率の壁を突破できると考えられます。

カードローンの延滞履歴がある

カードローンの延滞履歴がある場合、信用情報に傷がついている可能性があります。
信用情報とは、お金に関連する様々なデータが集まった個人情報です。

住宅ローンを提供する金融機関は、審査時に申込者の信用情報を照会します。
そこで延滞履歴などが確認された場合、返済能力が足りないと判断され、融資を断られてしまうのです。

また、一度記録された信用情報を自力で消すことはできません。
滞納分の返済が終了してから5年後に削除される仕組みです。

現在の信用情報がどうなっている心配な方は、開示請求を行いましょう。
開示請求の方法は信用情報機関によって異なるので、それぞれ公式サイトを参考にしてください。

  • CIC:PC、スマホ、郵送、窓口
  • JICC:スマホ、郵送、窓口
  • JBA:郵送のみ

カードローンの延滞を防ぐコツを知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

カードローンを完済した

「カードローンを完済したから安心」という方も油断は禁物です。
完済した後もカードローン会社との契約は続いているので、解約手続きを行いましょう。

  • 完済:カードローン会社からの借入額を全て返済する
  • 解約:カードローン会社との契約を解除する

カードローンは解約しないまま放置していると、利用限度額がそのまま借入額としてカウントされます。
もちろん返済比率に影響するので、住宅ローン審査で不利になります。

また、カードローンの解約時には無利息残高の返済も必要です。
無利息残高とは、利息が発生しない借入残高を意味します。

ATMは小銭を扱えないので、1,000円未満の借入残高は無利息残高として処理されます。
返済しなくても利息は発生しませんが、カードローンの解約ができないので注意してください。
無利息残高の返済方法は下記のとおりです。

  • 窓口
  • インターネット返済
  • 銀行振込

総量規制は関係ない

総量規制とは、年収の3分の1を超えた貸付を禁止する法律のことです。
住宅ローンを利用するにあたって、自分に適用されるかどうか心配な方も多いと思います。

しかし、総量規制は貸金業界の法律なので、住宅ローンと関係ありません。
他にも、下記のような貸付は総量規制の対象外です。

  • 不動産を担保とした借り入れ
  • 自動車ローン
  • 高額療養費の借り入れ など

カードローン利用者がハマりやすい住宅ローンの注意点

カードローン利用者がハマりやすい住宅ローンの注意点

ここでは、カードローン利用者がハマりやすい住宅ローンの注意点について解説します。

おまとめローンは利用できない

おまとめローンは、借入用途の異なるローン同士で利用することができません。

  • カードローン+カードローン:おまとめローンを利用可能
  • カードローン+住宅ローン:おまとめローンを利用不可

なぜ複数のローンを一本化できないのかというと、その理由は金利にあります。
まずは下記表を御覧ください。

ローンの種類金利の相場
カードローン3%~18.0%
住宅ローン0.5%~1%前後
教育ローン1.5%~2.5%前後

例えば、カードローンと住宅ローンを一本化する場合、金利の差が大きすぎるといった問題が生じます。
当然運用が難しくなるので、異業種間ではおまとめローンが利用できないのです。

しかし、「どうしても住宅ローンだけでは足りない」という方もいらっしゃるかと思います。
そのような場合、「ろうきん」と呼ばれる金融機関のローンをおすすめします。

ろうきんとは、労働組合などの会員が運営する金融機関です。
各種ローンサービスを提供しています。
例えばろうきんの「住宅プラス500」を利用した場合、500万円を追加した状態で複数のカードローンを一本化できます。

カードローン利用はバレる

「カードローンの利用を隠して住宅ローンに申し込みたい」という方も多いはずです。
結論から述べると、カードローンの利用は必ずバレます。
住宅ローンを提供する金融機関は信用情報を照会できるからです。

信用情報にはカードローンの利用限度額、延滞情報などが記録されています。
つまり、「現時点でカードローンを利用している」という事実は金融機関に筒抜けということです。

また、運良くカードローン利用の事実を隠せたとしても、後からバレて借入額の一括返済を求められるケースがあります。
虚偽申告は絶対にNGなので気をつけてください。

信用情報についてさらに詳しく知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください。

カードローン以外で住宅ローンに影響するもの

カードローン以外で住宅ローンに影響するもの

ここでは、カードローン以外で住宅ローンに影響するものを解説します。

クレジットカード

クレジットカードの返済に遅れると信用情報に傷がつきます。
もちろん、住宅ローン審査に悪影響なので注意してください。

また、支払いに遅れたことがない方も油断は禁物です。
金融機関によっては、カードを所持しているだけでキャッシング枠が借入としてカウントされます。

例えば、限度額100万円のカードを3枚持ってるケースを想定してみましょう。
クレジットカードの限度額は、ショッピング枠とキャッシング枠の合計です。
買い物にカードを利用していなければ、100万円×3枚=300万円分のキャッシング枠(=借入額)ということになります。

使っていないクレジットカードがある方は、住宅ローン審査前までに解約しておくことをおすすめします。

スマホ本体の分割料金

機種変更などでスマホを購入する際、本体代を分割で支払う方は多いと思います。
通信費と請求が同時なので分かりづらいですが、分割払い=クレジット契約扱いです。
もちろん、毎月の返済に遅れると信用情報に傷が付きます。

信用情報に延滞履歴が記録されると、削除されるまでに5年かかります。
住宅ローンを検討中の方は注意してください。

奨学金の返済

貸与型の奨学金を利用している場合、返済遅れはNGです。
1ヶ月程度なら大丈夫ですが、3ヶ月以上の滞納は信用情報に記録されます。

  • 給付型:返済義務なし
  • 貸与型:返済義務あり

また、借入額が返済比率にカウントされる点もポイントです。
住宅ローン申請時に奨学金の残額を含める必要があります。

住宅ローンの審査落ちに関する対処法

住宅ローンの審査落ちに関する対処法

ここでは、住宅ローンの審査落ちに関する対処法について解説します。

住宅ローンに申し込む前の方

まだ住宅ローンに申し込んでいないなら、利用していないクレジットカードやカードローンを解約しておきましょう。
返済比率を下げることで、金融機関に好印象を与えることができます。

また、「少しでも返済比率を下げたい」「住宅ローン審査におちたくない」といった理由から、虚偽の借入額を申告することはNGです。
万が一嘘がバレた場合、融資額の一括返済を求められます。

住宅ローン審査に落ちてしまった方

住宅ローン審査に落ちてしまった方は、半年ほど期間を空けてから再度申し込みましょう。
連続で住宅ローンに申し込んでも、信用情報の影響で審査に通過できません。

「住宅ローンに申し込んだ」という記録は、半年で信用情報から削除される仕組みです。
また、基本的に住宅ローンに落ちた理由を問い合わせることはできません。
用情報の開示等を行い、落ちた原因を1つづつ解決していきましょう。

カードローンと住宅ローンについてのまとめ

今回は、カードローンと住宅ローンについてご紹介しました。

  • 住宅ローンは返済比率の計算が必要
  • 信用情報は綺麗にしておく
  • 審査前にカードローンやクレジットカードを解約する
  • スマホ代の返済遅れや奨学金にも注意
  • 審査落ちした人は時間を置いて再チャレンジ

住宅ローン審査において、申込者の返済能力は非常に重要なポイントです。
信用情報を照会し、カードローンの延滞履歴がないか必ずチェックされます。

また、返済遅れの経験が無い方も油断は禁物です。
カードローンやクレジットカードは、所持しているだけで返済比率に影響を与えます。

住宅ローン審査落ちしてしまうと半年間のクールダウンが必要なので、事前準備を入念にしてから申し込みましょう。