年金受給者は健康面や働き口の観点から、労働で収入を得ることが難しい場合があります。
労働による十分な収入が見込めない場合、不測の事態に対処できないこともあるでしょう。
カードローンは、そんなときにこそ利用したいものですね。
しかしカードローンは、年金受給者でも利用は可能なのでしょうか?
収入や年齢、その他申し込みの条件を満たせるのかといった不安もあるかと思います。
結論から申し上げますと、年金受給者でもカードローンは利用可能です。
ただし、すべてのカードローンが利用できるわけではありません。
本記事ではそれも踏まえて、以下の内容について詳しく解説していきます。
- 年金受給者でも借り入れは可能なのか
- 年金受給者が利用できる借り入れ手段
- 年金受給者が審査に通過するには
- 年金受給者が借り入れを行う際の注意点
- 年金受給者にオススメのカードローン
年金受給者でも、ご自身にあった方法を選べば借り入れは十分に可能です。
今はいろいろな不安があると思いますが、まずは是非最後まで本記事をご覧ください。
年金受給者と借り入れについて詳しく知ることは、必ず状況の改善につながります。
今抱えている不安を解消して、次のステップへと進みましょう。
年金受給者がカードローンを利用することはできる?

年金受給者でも、借り入れ可能なカードローンはあります。
ただし年金受給者の場合、審査に通過しにくいのもまた事実です。
年金受給者のカードローン審査通過が難しいとされるのには、以下の理由があります。
- 労働による収入が得られない
- 病気や死亡などにより返済不能になる可能性がある
まず第一に、年金受給者は労働による収入を得ることが難しい場合が多いです。
そのため返済能力の向上は見込めず、基本的に返済は受給している年金からとなります。
そして最も懸念されているのが、貸したお金が返ってこないリスクでしょう。
年金受給者の場合、年齢によっては病気や死亡といった健康面の問題は無視できません。
万が一の事態を考慮すると、完済の保証がないリスキーな取引となります。
そのため年金受給者の中でも、年齢制限を厳しく設けている金融機関もあるのです。
とはいえアルバイトによる収入などは、本人の労働時間次第の収入となります。
そういった収入形態とは異なり、毎月必ず支給されるのは年金の強みでもあるでしょう。
そのため年金そのものを、安定した収入と見なす場合もあります。
しっかりと選びさえすれば、年金受給者でも借り入れ可能な方法は存在するのです。
年金受給者が利用可能な借り入れ方法を紹介

年金受給者でも、利用可能なカードローンがあることはわかりました。
しかし借り入れの手段を、カードローンだけに絞る必要はありません。
視野を広げることで、ご自身にあった借り入れ方法が見つかるでしょう。
年金受給者の借り入れとしては、主に以下4通りの方法が存在します。
- カードローン
- クレジットカードのキャッシング枠
- 年金担保貸付制度
- リバースモーゲージ
上記のように、借り入れ手段はカードローンだけとは限りません。
はじめからカードローンに絞って考えるより、あらゆる可能性を模索することが大切です。
そうすることで、ご自身に最も向いている借り入れ方法が見つかるでしょう。
カードローンの審査に通過できなくても、他の方法なら借り入れ可能な場合もあるのです。
まずはそれぞれの借り入れ方法について、詳しく解説していきます。
それぞれの借り入れ方法の中から、ご自身が「これだ」と思うものを見つけてみましょう。
カードローン
冒頭でもお伝えしたように、年金受給者でもカードローンは利用可能です。
しかし場合によっては、利用できるカードローンの選択肢が狭まってしまいます。
前提としてカードローンでは、安定した収入がなければ審査に通過できません。
安定した収入を基準とした場合、年金受給者のカードローン選択は以下のようになります。
- 年金以外に収入を得ている場合→消費者金融カードローン
- 年金のみしか収入がない場合→特定の銀行カードローン
上記のように選択が分かれるのは、年金が安定収入とみなされない場合が多いためです。
安定した収入の基本的な考えは、労働による収入となっています。
そのためカードローンを利用する際は、ご自身の収入状況にあわせた選択が必要です。
たとえば自営業やアルバイトなどで、年金以外にも収入を得ている場合はどうでしょう。
この場合は、消費者金融カードローンの利用が可能となります。
消費者金融カードローンは、審査の早さや即日融資への対応などのメリットがあります。
年金以外にも収入がある場合は、この恩恵が受けられるため消費者金融がオススメです。
収入が年金のみの場合は、一部の銀行・ネット銀行カードローンを利用できます。
選択肢こそ狭まりますが、利用可能なカードローンが存在しないわけではありません。
ただしカードローンには、利用条件として「年齢の制限」が設けられています。
年齢が利用可能な上限を超える場合には、審査が受けられないので注意しましょう。
また本記事の中でも、後ほどオススメのカードローンについて詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧頂き、ご自身の状況に最適なカードローンを見つけましょう。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードには、キャッシング機能をつけることができます。
クレジットカードを契約しており、キャッシング枠があるならば借り入れが可能です。
クレジットカードには、キャッシング機能つきのものとそうでないものがあります。
これはクレジットカードの種類や、契約時の選択により変わってくるものです。
所持しているカードにキャッシング枠があれば、借り入れできる可能性が高いでしょう。
契約時に審査は完了しているため、借り入れのために改めての審査は必要ありません。
ただし利用状況次第では、キャッシング枠が解約されている場合もあります。
手元にクレジットカードがあれば、一度キャッシング利用が可能か確認してみましょう。
また新しくクレジットカードを契約する際には、以下の点に注意しましょう。
- 利用条件にある年齢の上限
- 収入形態で「年金」が選択できるものを選ぶ
年金受給者のクレジットカード審査は、「年齢」「収入」という面で不利となります。
そのため、上記2点に注意したクレジットカード選びが重要となるのです。
また年金受給者の場合、キャッシング枠の申請で審査に通過しにくくなる場合があります。
申し込みたいクレジットカードが見つかったら、事前に電話での相談がオススメです。
年金担保貸付制度
年金受給者の借り入れ手段としては、公的な制度も選択肢に入ります。
その公的な制度のうちのひとつが、「年金担保貸付制度」です。
一般的には、年金を担保とした借り入れ・ローン契約は禁止されています。
しかしこの制度は、唯一法的に認められた「年金受給権を担保とする貸付制度」です。
年金担保貸付制度では、以下のような仕組みで貸付が行われます。
- 年金受給者が融資を申し込む(金融機関が仲介)
- 福祉医療機構が年金受給者に貸付(金融機関が仲介)
- 日本年金機構から年金の支払い(福祉医療機構が仲介)
- 福祉医療機構が年金受給者へ年金(返済分を天引きした残り)を支給
年金担保貸付制度では、年金受給額からの天引きというシステムで返済が行われます。
本人が返済を行う必要がないため、返済遅延のリスクがない点においては安心です。
しかしそれは同時に、完済するまでは年金の満額受給ができなくなることを意味します。
完済を見据えた計画的な利用ができなければ、生活の困窮に繋がるリスクは高いでしょう。
実際にそういった事例も少なくはなく、この制度は2022年度末に廃止が決定されました。
そのため2022年度3月末からは、新規の申し込み受付も終了します。
期日までは申し込みが可能ですが、こういった背景があることは留意しておきましょう。
申し込みの際は、返済期間中の生活に支障がないかしっかり考えることが大切です。
リバースモーゲージ
年金受給者の借り入れ手段として最後に紹介するのは、「リバースモーゲージ」です。
リバースモーゲージと聞いても、ピンとこない方も少なくはないかもしれません。
リバースモーゲージとは、簡単にいうと「不動産を担保とした銀行融資」のことです。
担保となる不動産としては、高齢者が居住する住宅や所持する土地などが挙げられます。
それらを担保とし、以下3つのタイプのいずれかで銀行から融資を受けることが可能です。
- 年金型…毎月または毎年一定額の融資
- 一括融資型…融資可能額の範囲内で一括の融資
- 随時融資型…定められた金額内で必要なタイミングに応じての融資
リバースモーゲージでは、担保の不動産評価価値の50%程度が融資限度額となります。
その限度額の中で、上記の3つのうち希望の形式で融資を受けることができるのです。
また受けた融資に関しては、利用者の死亡時などに不動産を処分することで一括で返済を行う仕組みとなっています。
生涯持ち家や不動産を手放すことなく融資受けられることが、メリットといえるでしょう。
しかしリバースモーゲージには、以下のようなデメリットもあります。
- 契約の対象年齢が限られている(55歳~65歳以上)
- 毎月「利息の支払い」が発生する
- 土地の価値の変動によっては限度額が見直される
- 推定相続人の事前承認が必要
リバースモーゲージには、契約できる年齢の制限があります。
取り扱う金融機関などにより異なりますが、多くの場合55歳~65歳以上が対象です。
またリバースモーゲージでは前述のように、最終的に不動産の処分で一括返済が可能です。
しかしそれはあくまで元本の話であり、毎月利息の支払いは発生します。
そして最大のメリットとなり得るのが、不動産価値の変動による限度額の見直しです。
不動産の価値とは、常に一定のものではありません。
そのため担保となる不動産の価値が変動すれば、融資限度額も見直されるのです。
もし不動産の価値が下がった場合、借り入れ状況次第では差額が発生します。
その差額を返済しなければならなくなるのが、デメリットというわけです。
さらにリバースモーゲージには、相続に関するデリケートな問題にもかかわります。
不動産は本来相続人が受け取るべき資産であり、そのことから事前の承認が必要です。
利用を考える場合は、事前に相談して了承を得ることが必要になります。
利用したいと思っていても、独断・秘密での利用ができないため注意しましょう。
しかし管理・維持費などの関係で、不動産の相続を避けたがる相続人も少なくありません。
もし利用を検討するのであれば、一度相談してみる価値は大いにあると考えられます。
年金受給者がカードローン審査に通過するためのコツ

年金受給者の場合、カードローン審査において不利となる面があるのも事実です。
しかしちょっとしたコツを実践するだけで、その不利な面を補うことはできます。
カードローンの審査に向けて、以下3点のコツを実践しましょう。
- 利用対象年齢でカードローンを選ぶ
- 収入状況に適したカードローンを選ぶ
- 収入に見合った借り入れ希望額を申請する
まず基本となるのが、ご自身に最適なカードローン選びをすることです。
カードローンには、利用可能な年齢に制限が設けられています。
ほとんどの場合、利用可能年齢の範囲は20歳以上~65歳または70歳以下です。
年齢制限はカードローンにより異なるため、ご自身の年齢に適したものを選びましょう。
また年金以外に収入があるかどうかで、利用可能なカードローンが異なります。
そのため、ご自身の収入状況にあわせた適切なカードローンを選ぶことが大切です。
そして最適なカードローンが見つかれば、あとは借り入れ希望額に注意しましょう。
カードローンの借り入れ限度額は、基本的に「年収の3分の1まで」です。
しかしその範囲に収まってさえいれば、審査に通過できるというわけではありません。
一般的にカードローンでは、借り入れ希望額が大きいほど審査が難しくなります。
これは借り入れ金額と収入が見合わなければ、返済苦に陥る可能性が高いためです。
ご自身の収入をしっかり把握し、それに見合った借り入れ希望額を申請しましょう。
審査落ちしないためだけでなく、今後の返済のためにも借り入れは必要最小限に留めておくことが大切です。
年金受給者が借り入れを行う際の注意点

これまで解説したように、年金受給者でもいくつかの借り入れ手段があります。
特にカードローンは年金受給者の利用に限らず、非常に便利で優秀な借り入れ手段です。
しかし年金受給者の借り入れにおいては、注意すべきことが少なからずあります。
実際に借り入れに踏み込む前に、以下の点について理解しておきましょう。
- 年金受給者をターゲットにした悪徳業者の存在
- 契約していても融資を打ち切られる可能性
どの借り入れ手段においても、計画的な利用を心がけることが最重要事項です。
返済遅延を起こさない・無理な借り入れをしないなど、守るべきことは多々あります。
今回解説するのは、それらを前提とした上で「年金受給者だからこそ注意すべき点」です。
これから解説する内容をしっかり把握し、安心かつ安全に借り入れを行いましょう。
またカードローン利用に関するリスク・デメリットは、以下の記事で解説しています。
より安全にカードローンを利用するためにも、本記事とあわせて是非ご覧ください。
年金受給者を狙った悪徳業者
世の中には、年金受給者を言葉巧みに騙し利益を得る悪質な貸金業者が存在します。
こういった業者が存在するということに対し、警戒をしておくことが大切です。
悪質な貸金業者は、以下のような手口で年金受給者からお金を騙し取ります。
- 公的な機関・融資制度を装う
- 公的な融資制度を利用させ「紹介料」を請求する
- 公的な融資制度を利用させ入金後に口座から不正に引き出す
- 質屋・貸金業者などを装い法外な金利で貸し付けを行う
年金を担保とした貸付は、法的に認められた「年金担保貸付制度」以外にはあり得ません。
独立行政法人福祉医療機構以外の年金担保貸付は、例外なく違法となります。
そのため、「年金を担保に貸付が可能」と持ち掛けてくる業者には注意が必要です。
また以下のような行為は、貸金業法により禁じられています。
- 年金受給者の借入意欲をそそるような広告表示・勧誘・説明
- 「年金振込用口座から融資の返済を受ける目的」での以下2点の行為
- 利用者(年金受給者)の年金証書・預金通帳やキャッシュカードの
引き渡し要求またはこれらを保管する行為 - 利用者(年金受給者)に対し年金振込用口座からの自動振替を
金融機関に依頼するよう求める行為
上記に該当する行為があれば、悪質な貸金業者の可能性が非常に高いです。
特に厄介なのは、公的融資制度を実際に利用させてお金を騙し取る手口です。
事前に預かっていた通帳や印鑑などで、振込後に口座から引き出されるケースもあります。
彼らは言葉巧みに人を騙し、信じ込ませる技術に長けています。
被害を未然に防ぐ手段は、彼らの存在を認知し警戒しておくことに他なりません。
年金は老後の生活に必要なものであり、騙し取ることは許されない犯罪行為です。
年金証書や預金通帳などは、怪しいと思う相手には簡単に預けないようにしましょう。
契約していても融資が打ち切りとなる
本記事の中でも解説したように、カードローンには利用可能な年齢に制限があります。
この年齢制限は、カードローンの申し込み・契約時に限った話ではないのです。
年金受給者がカードローンを利用する場合、以下のことに注意しましょう。
- 利用中(返済期間中)に上限年齢に達してしまう
- 年齢が上限に達すると融資が打ち切られる
- 融資が打ち切られると返済以外の利用ができなくなる
カードローンの利用可能年齢というのは、申し込み者だけでなく利用者にも適用されます。
契約が完了して利用を開始していても、年齢が上限に達すれば利用はできなくなるのです。
年金受給者の場合、年齢上限間近でカードローン利用を開始することも珍しくありません。
そのためカードローンの返済期間中に、年齢が上限に達することも少なくないのです。
たとえば69歳以下までが利用可能なカードローンで、利用中に70歳を迎えたとします。
この場合70歳を迎えた時点で、融資可能枠が残っていたとしても融資は打ち切りです。
融資が打ち切られてしまうと、当然その時点から借り入れはできません。
借り入れ残高を完済するまで、「返済のみでの利用」を続けていくことになります。
カードローンを利用する際は、利用可能な上限年齢を把握しておくことが大切です。
そして融資が打ち切りになったとしても困らないよう、計画的な利用を心がけましょう。
年金受給者にオススメのカードローンを紹介
ここからは、年金受給者にオススメのカードローンを紹介していきます。
しかし年金受給者と一口にいっても、その収入状況は人それぞれです。
年金収入のみでも利用可能なカードローンは、プラスで収入がある場合も利用可能です。
ご自身の収入状況にあわせて、最適なカードローンを見つけましょう。
レイクALSA
今回紹介する中で、総合的に最もオススメなのが「レイクALSA」です。
レイクALSAは、新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社が提供しています。
そのことから、レイクALSAは銀行カードローンと混同されることも少なくありません。
しかし、レイクALSAは消費者金融カードローンに分類されます。
年金受給者にとって、レイクALSAがオススメの理由を以下にまとめてみました。
- 即日融資が可能
- 公式に年金受給者を利用対象として受け入れている
- 利用可能年齢の上限が「70歳まで」と比較的高め
前述のとおりレイクALSAは消費者金融であるため、即日融資に対応しています。
急ぎの借り入れの場合でも、即日融資に対応しているカードローンなら安心です。
また、申し込みフォーム内の勤務状況選択には「年金受給」の項目があります。
それだけでなく、レイクALSA公式Q&Aでは以下のような回答がされているのです。
Q.収入が年金だけでも利用できますか?
A.収入が年金のみの方でもお申込みいただけます。
年金の受給金額が確認できる、年金証書・年金振込(支払い)通知書・公的年金等の源泉徴収票のいずれか一点をご用意ください。
ご契約には所定の審査があります。
このことから、レイクALSAは「収入が年金のみの年金受給者でも利用可能」な数少ないカードローンのひとつということがわかります。
そして利用可能な年齢の上限も、70歳までと比較的高めな設定です。
本記事でも解説したように、利用中に上限年齢に達すれば融資は打ち切られます。
利用可能年齢の上限は、契約後のカードローン利用に直結する大事な要素といるでしょう。
このようにレイクALSAは、即日融資対応・収入面・年齢上限の面において特に優秀です。
レイクALSAは、幅広い層の年金受給者が利用できるカードローンといえます。
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アイフル
前述のように、急ぎの借り入れには消費者金融カードローンが最適です。
しかし年金収入のみで利用できるカードローンは、かなり少ないと言わざるを得ません。
そのため今回紹介する「アイフル」も、年金収入のみでの申し込みは不可能です。
ただし年金のほかに収入がある年金受給者にとって、オススメのカードローンといえます。
以下は、アイフルの公式サイト内Q&Aの内容を引用したものです。
Q.誰でも契約は可能ですか?
A.キャッシングローンの場合、満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
※お取引期間中に満70歳になられた時点で新たなご融資は停止となりますのでご注意ください。
まずアイフルの利用可能年齢の上限ですが、これは69歳までと比較的高めな印象です。
そして肝心の収入面についてですが、定期的な収入と返済能力が必要とあります。
年金は定期的な収入に思えますが、アイフルでは年金が定期的な収入とは認められません。
そのためアイフルでは、年金収入以外に定期的な収入が必要です。
しかしこの定期的な収入として、アイフルは雇用形態までは指定していません。
つまりパートやアルバイト、個人事業主としての収入も定期的な収入といえるのです。
もしそのような収入がある場合は、アイフルの利用を検討してみてもよいでしょう。
アイフルは消費者金融の中でも特に知名度も高く、その利用者も多くいます。
消費者金融ならではの、最短30分という審査スピードに加え即日融資が可能です。
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三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
本記事内でも解説したように、一部の銀行カードローンは年金収入のみでも利用可能です。
そのうちのひとつが、「三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)」です。
三菱UFJ銀行株式会社が提供するカードローンで、2007年から発行が開始されました。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の利用条件は、以下のようになっています。
- 20歳以上65歳未満で国内に居住している方
- アコムの保証を受けられる方
- 原則安定した収入があること
利用可能な年齢の上限は65歳となっており、レイクALSAと比較すると低めです。
しかし上限が65歳というのは、平均的に見て特別低い年齢設定ではありません。
また三井住友銀行カードローンの保証会社は、大手消費者金融の「アコム」です。
三井住友銀行カードローンは、アコムの保証を受けることができれば利用できます。
保証会社の保証が受けられるかどうかについては、難しく考える必要はありません。
保証会社は審査を担当する会社であり、審査に通過できれば問題ないといえます。
そして三菱UFJ銀行カードローンの申し込みには、原則安定した収入が必要です。
一見年金収入のみでは厳しいように思えますが、公式には以下のようになっています。
Q.収入が年金のみですが申し込みできますか?
A.お申込みいただけます。原則安定した収入がある方であれば、お申込みいただけます。
上記のことから、三菱UFJ銀行カードローンでは年金を安定収入としているといえます。
三菱UFJ銀行カードローンは、銀行カードローンならではの低金利がメリットです。
年金収入のみで、なおかつ低金利で利用できる点でオススメといえるでしょう。
ただし銀行カードローンであるため、即日融資には対応していません。
急ぎの借り入れであれば、レイクALSAなど消費者金融カードローンを選択しましょう。
特に急ぎでない場合は、金利の面で今回紹介したような銀行カードローンがオススメです。
金利の低いカードローンの選択は、利息の節約や支払い総額を抑えることに繋がります。
年金受給者のカードローン利用に関するQ&A

ここからは、年金受給者のカードローン利用に関するQ&Aです。
本記事で解説した内容以外にも、カードローン利用に役立てられる情報があります。
快適なカードローン利用のために、是非最後までご覧ください。
返済日は年金の受給日以降に設定できる?
カードローンでは、「約定日制」か「サイクル制」での返済が利用されます。
約定日制では、毎月決まった「約定返済日」に返済を行うことが可能です。
対してサイクル制では、「35日ごと」など決まった期間での返済を行います。
どちらにもメリットはありますが、返済日を指定するなら約定日制での返済が最適です。
この約定返済日の設定は、カードローン会社により異なります。
年金の受給日は「15日」であり、可能ならば15日以降に設定したいものです。
本記事内で紹介したカードローンでは、以下のように返済日が設定されます。
事業者名 | 約定返済日の設定 | 最初の返済日 |
レイクALSA | 利用者が自由に決められる | 借り入れ以降最初に迎える 約定返済日(※) |
三菱東京UFJ銀行カードローン (バンクイック) | 申し込み時に指定可能 or 指定がなければ35日ごとの返済 (サイクル制) | 借り入れ翌月の約定返済日 or 指定なしの場合は 借り入れ翌日から35日以内 |
アイフル | 利用者が自由に決められる or 指定がなければ35日ごとの返済 (サイクル制) | 借り入れ以降最初に迎える 約定返済日 or 指定なしの場合は 借り入れ翌日から35日以内 |
(※)初回借り入れ後、約定返済日まで14日間未満の場合は翌月の約定返済日。
上記のカードローンでは、約定返済日を自由に指定することが可能です。
また多くのカードローンでは、「給料日以降」という返済日の需要に応えています。
そのため自由指定でなくても、20日や25日などといった日付を指定することが可能です。
年金受給日以降に返済日を指定したい場合でも、特に不自由に感じることはないでしょう。
ただし、カードローンでは一度決まった返済日が変更できないことも少なくありません。
後から変更する必要がないように、契約の段階で最適な約定返済日を指定しましょう。
年金と自営業の収入は安定した収入と認められる?
年金以外にも収入がある場合、利用できるカードローンの選択肢が広がります。
しかし年金以外の収入は、安定した収入と認められるものでなければなりません。
それでは、自営業での収入はカードローンにおいてどのように見られるのでしょうか。
カードローンの審査に通過するには、自営業が安定収入と認められなければなりません。
安定した収入として認められるもの、そうでないものを以下にまとめてみました。
【安定した収入と認められるもの】
- 公務員としての給与収入
- 正社員としての給与収入
- 派遣社員としての給与収入
- アルバイト・パートでの給与収入
- 自営業での収入
【安定した収入と認められない場合があるもの】
- 投資や投機による所得
- せどり・転売など「実体のないビジネス」による所得
- パチンコ・スロット・その他ギャンブルによる所得
基本的には、労働により得る収入は安定した収入と認められます。
反対に投資や転売など不確定的な収入は、安定収入として認められない場合が多いです。
ただし労働の対価としての収入でも、月ごとの収入にバラつきがあってはいけません。
固定収入である必要はありませんが、ある程度一定の収入であることが前提です。
そのため自営業で収入を得ている場合も、その収入が安定していれば問題ありません。
自営業の収入が安定していれば、プラスで年金収入がある点も評価される場合があります。
自営業の収入が不安定な場合は、年金収入のみで利用可能なカードローンがオススメです。
外出せずに借り入れや返済ができる方法はある?
現在カードローンでは、様々な利用方法が確立されています。
特にインターネットの普及により、外出不要での借り入れ・返済も不可能ではありません。
年金受給者の中には、あまり外出ができない・したくない状況にある方もいるでしょう。
そういった状況下においては、外出不要で利用できる手段を知っておくと安心です。
カードローンでは、主に以下のような方法で外出することなく借り入れ・返済ができます。
- WEB完結
- 引き落とし返済
- インターネットを使用した振り込み融資申請
- インターネットを使用した送金返済
最もメジャーなものとしては、WEB完結でのカードローン契約が挙げられます。
WEB完結では、申し込みから契約・借り入れまでをWEB上で完結させることが可能です。
対応しているカードローンも少なくはなく、積極的に利用したいサービスといえます。
しかしWEB完結では、多くの場合利用にあたっての条件が設けられているのです。
特に年金のみの収入の場合だと、収入の条件において利用できない可能性が高いでしょう。
借り入れ・返済の利用だけに限れば、WEB完結の利用にこだわる必要はありません。
多くのカードローンでは、会員サービスの一環として振込融資や送金での返済が可能です。
また返済方法として、口座引き落としを指定することもできます。
これらの方法で、外出することなく借り入れ・返済を行うことが可能です。
どのようなサービスに対応しているかは、カードローン会社により異なります。
外出不要で利用できる手段があるか、事前にカードローン会社に確認しておきましょう。
カードローンのWEB完結については、以下の記事でも詳しく解説しています。
WEB完結について気になったという方は、ぜひ本記事とあわせてご覧ください。
カードローンを家族に内緒で利用できる?
カードローンを家族に内緒で利用したいという方は、決して少なくありません。
これは年金受給者のカードローン利用に限らず、多くの利用者に当てはまることです。
結論から申し上げますと、カードローンを家族に内緒で利用することはできます。
しかし家族に内緒で利用するためには、家族に利用を知られないための工夫が必要です。
カードローンの利用が家族に知られてしまうきっかけには、以下のようなものがあります。
- カードローン会社からの郵送物を見られる
- カードローン会社からの着信やメールを見られる
- ローンカードを見られる
- 通帳の取引履歴を見られる
特に家族と同居している場合、上記のリスクはかなり高まってしまいます。
家族に内緒でカードローンを利用するためには、これらのきっかけに対策を取ることです。
カードローン利用時の郵送物には、契約書やローンカード・利用明細書などがあります。
これらの郵送物は契約方法の選択や、利用明細書の確認方法の選択で防ぐことが可能です。
またカードローン利用中は、カードローン会社から電話やメールでの連絡がきます。
対策としては、一人で電話に出る・メールを見たら必ず閉じることを徹底しましょう。
そして最も注意したいのが、ローンカードや通帳の取引履歴を見られてしまうことです。
これらは、カードローン利用をしているという動かぬ証拠となってしまいます。
家族に見つからないように、「保管場所の徹底」や「ご自身しか知らない通帳を使用する」といった対策が必要です。
このように対策を取ることで、家族に内緒でカードローンを利用することができます。
また周囲にカードローン利用を知られたくない方は、以下の記事もぜひご覧ください。
周囲に知られないための対策について、さらに詳しく知ることができます。
年金受給者のカードローン利用まとめ
年金受給者が利用可能なカードローンは、決して少なくありません。
しかし注意しておきたいのが、「年金受給者」とひとくくりで考えられないことです。
ひとくちに年金受給者といっても、その年齢や収入状況などは個人により異なります。
大切なのは、ご自身の状況にあわせて最適なカードローンを選ぶことといえるでしょう。
ここで本記事の内容を簡単にまとめてみたので、おさらいしておきましょう。
- 年金受給者でもカードローンの利用は可能
- 年金受給者にはカードローン以外の借り入れ手段もいくつかある
- 年金受給者を狙った悪徳業者には注意が必要
- カードローン利用中も融資が打ち切られる可能性がある
- 審査通過のためにはご自身の状況に合わせたカードローン選びが大切
年金受給者のカードローン利用は、年齢的に返済期間が限られてしまうのも事実です。
そういった点において、働き盛りの世代よりは審査に不利となる可能性も高いでしょう。
しかし年金受給者であっても、コツをおさえれば審査通過は不可能ではありません。
カードローン選びや適切な借り入れ希望額の申請など、できることは様々です。
カードローンの審査に通過できれば、あとは完済に向けて計画的な利用を心がけましょう。