転職ノウハウ

転職内定は保留することができる?保留お願いする大事なポイントを解説

転職内定はほ龍できる?

転職活動して面接を受けた会社から内定をもらっても、何らかの理由ですぐに内定承諾できないということもあります。

「今すぐには決められない」「もう少しゆっくり考えたい」という状況であれば、内定を保留してもらえるのか悩む人もいるはずです。

この記事では、転職内定の保留をお願いする主なケースを紹介して、転職内定の保留をお願いするときの大事なポイントを解説いたします。

内定保留をお願いするときや、実際に保留してもらったときに企業の心証を悪くしないためのコツを知り、転職活動を成功させましょう。

転職内定は保留することができる

内定保留のお願い

転職の内定を保留してほしい場合、採用担当者に相談すれば認めてもらえることがあります。

ただし企業の対応はさまざまで、10日間や2週間といった十分な期間を与えてくれるところもあれば、1〜2日で決めてほしいというところや、内定保留を認めてもらえないところもあります。

人材を募集している企業の状況はさまざまなので、内定保留への対応も企業によって異なることを理解しておきましょう。

転職内定を保留できる期限は一般的に1週間

転職内定を保留できる期限は、一般的に1週間程度と言われています。

転職は内定から入社までの期間が短く、すぐに入社できる人を求めている場合が多いため、内定を長期間保留するのは難しいのです。

回答期限つきで企業が採用内定を出すこともある

内定を出すときに内定承諾の回答期限を設けている企業もあります。

一般的には1週間から10日程度が多いので、その期限までであれば、返事を保留してもかまいません。

ただし、メールで連絡が届いた場合、1週間も連絡しなければ、企業側は内定通知が届いているか不安になるでしょう。

まずは内定をいただいたお礼と期限までに正式に連絡する旨を早めに伝えておいてください。

転職内定の保留は断られることもある

内定の保留をお願いしても、断られることもあります。欠員が出て早急に人員補充したい企業は、返事をゆっくり待っていられません。もし保留したうえに内定辞退ということになれば、別の応募者に内定を出さなくてはいけません。

転職は人生に関わることなので、じっくり検討してほしいという企業もありますが、すぐに採用したいため、内定保留はできない企業もあることを理解しておきましょう。

採用内定が取り消しになるリスクもある

企業によっては、内定の保留をお願いすることで、マイナスイメージを持たれることもあります。「第一志望でないのでは?」「入社意欲が低いようだ」と思われることが理由です。

「それなら他の人を採用しよう」ということになり、内定が取り消しになるリスクもあります。

転職内定の保留をお願いする主なケース

内定通知をもらったら、できるだけ早く承諾したいものですが、保留をお願いする場合は何らかの理由があるはずです。

また保留をお願いするときは、必ず理由も話す必要がありますので、きちんと伝えられるようにしておきましょう。転職内定の保留をお願いする主なケースを5つ挙げます。

他企業の選考結果を待っている・他社で選考中の場合

悔いのない転職活動のため、複数の企業に応募することは珍しくありません。他企業でまだ選考中の場合、すべての選考結果を知ってから転職先を決めたいものです。

この場合、正直に伝えると印象が悪くなるのではないかと思う方もいらっしゃるでしょうが、必ずしもそういうわけではありません。

複数の企業に応募して、慎重に検討するのは当然と考える企業も少なくないのです。

ただし面接時に「御社が第一志望です」と伝えていれば、なぜすぐに決断できないのだろうと不審に思われるかもしれません。

内定が出てから矛盾が生じるといけないので、面接時に他社も応募しているか質問されたときは、正直に答えておきましょう。その場合も滑り止めに受けたと思われないように、入社への意欲を伝えておくことを忘れないようにしておいてください。

勤務中の会社で退職願が受理されてから内定を承諾したい場合

現在勤務中の会社に退職を申し出ても、引き留められることがあります。

退職日が決まらないことには退職手続きを進めることができす、せっかく内定を承諾しても転職先への入社日に影響を及ぼす可能性もあります。

スムーズに退職できないことが予測できる場合は、退職願が正式に受理されてから、内定を承諾したいと考える人もいます。

内定した企業の入社条件を確認してからOKしたい場合

面接を受けた企業に内定をもらったものの、入社条件をもう少し確認したい場合や、不安点があって内定を承諾するか決めかねているケースもあります。

面接時に聞けなかった入社条件を詳しく聞いてから決めたいときは、面談を希望していることを伝えましょう。

入社してすぐに「思っていた条件と違った」という理由で辞められては企業も困りますので、応じてもらえる可能性が高いです。

また不安点などがある場合は、何が気になるか伝えることで、面談や職場見学の機会を作ってもらえる可能性があります。

ただし気になる点がある場合はできるだけ早く伝えましょう。回答期限ギリギリになって伝えては、期限を延長せざるを得なくなるため、企業に不信感を持たれてしまいます。

家族に反対されている場合

既婚者の場合は、転職することを家族と話し合い、納得してもらう必要があります。しかし、話し合いの時間を作る前に内定通知が届くこともあるでしょう。

または転職先の条件に家族が納得しないケースもあります。

この場合、家族に反対されたまま転職するのは難しいため、家族を説得する時間が必要です。

また家族に反対されたまま入社するのは企業にとっても不安なことです。内定の保留を申し出た際に、家族がどのような理由で反対しているのか伝えてみた方がよいでしょう。

正直に伝えることで、家族の不安や不満を解決できる回答がもらえるかもしれません。

転職すること自体を迷っている場合

内定がほしかったはずなのに、いざ内定をもらうと転職すること自体を迷うケースもあります。「本当にこの会社に転職して大丈夫だろうか?」「やっぱり今の会社の方がいいかもしれない」と迷ってしまうのです。

転職は大きな決断であり、何度も繰り返したくないものなので、慎重になって当然といえるでしょう。

内定を承諾してから辞退した方が企業に迷惑をかけてしまうため、承諾前にじっくり検討しましょう。

転職自体を迷っているときは、転職したいと思った理由をもう一度思い出し、信頼できる人や家族に相談してみてはいかがでしょうか。

 

転職内定の保留をお願いするときのポイント

保留をお願いするときのポイント
転職内定の保留をお願いするときは、企業の心証を悪くしないためのポイントがあります。

次のポイントに注意して、マイナスな印象を与えないようにしておきましょう。

まずは電話で連絡する

内定の保留をお願いするとき、電話とメールのどちらがいいか悩むかもしれませんが、電話が基本です。

まずは先方の担当者に電話し、内定を保留してほしいことを伝え、指示をもらいましょう。

せっかく内定を出してもらったのに「保留してほしい」とは言いにくいかもしれませんが、メールは見落としの可能性があるうえに、こちらからの一方的な連絡になります。転職内定の保留をお願いするにはふさわしくありません。

電話で伝えるべきところをメールで伝えたことによって、社会人としてのモラルを疑問視されるリスクもあります。最悪の場合、メールで伝えたことによって、内定取り消しされる可能性もゼロではありません。

担当者が不在でどうしてもメールで連絡するしかない場合は、まずメールで連絡してから追って電話を入れておきましょう。

電話で伝えにくいからメールで…というのはNGです。まずは電話で連絡してください。

できるだけ早く伝える

内定の保留を認めてもらえるケースは少なくありませんが、内定保留をお願いしたいときは、できるだけ早く伝えるのが鉄則です。

内定の承諾は、回答期限までに答えるのが基本ですが、だからと言って回答期限ギリギリになって保留してほしいと伝えると、企業に迷惑をかけてしまいます。これではビジネスマナーを疑われてしまうかもしれません。

企業によっては保留するほど時間に余裕がない場合もあります。できるだけ迷惑をかけないように、早めの行動を心がける必要があります。

また内定を出したタイミングで、他の応募者に不採用の通知を送る可能性もあります。

入社してくれると思って内定を出したのに、回答期限ギリギリになって保留の希望があり、結局辞退ということになってしまえば、企業は再度採用活動を始めなくてはいけません。

保留をできるだけ早く伝えておけば、他の応募者に不採用通知を出すタイミングを遅らせることもできるでしょう。

もし内定を辞退されたときは、不採用にした人の中から繰り上げて採用ということも可能です。

内定を保留してほしいときは企業の都合も考えて、できるだけ早く伝えるようにしてください。

理由は本当の理由でなくても良い

内定を保留してもらうときは、理由を聞かれます。基本的には本当の理由を伝えることで、話のつじつまが合わなくなるという失敗を招かずにすむでしょう。

ただし正直に本当のことを伝えると心証を悪くすることがあるので注意が必要です。

たとえば他社の選考結果待ちで保留にしてもらうケースがあります。他企業の面接も受けていることや、選考結果が出揃ってから検討したいということを伝えても悪い印象を与えない場合が多いため、丁寧な言葉で伝えたら問題ありません。

しかし「第一志望の企業から結果がまだ届いてないので」「他企業からも内定をもらい、どちらにするか迷っている」など、正直に答えすぎると印象が悪くなるのは確実です。

このような言い方をすれば、辞退する可能性が高いとみなされてしまいます。

内定保留の理由を伝えるときは、入社したい気持ちがあることを含ませて、「家族に相談したい」とか「実家の両親に相談したい」など悪い印象を与えない理由にしておきましょう。

経過報告を行い、入社の意思が強いことをアピールし続ける

内定を保留した後に連絡が途絶えると企業は「本当に入社する意思があるのだろうか」と不安になります。

たとえば1週間保留してもらった場合、1週間後に返事するのではなく途中経過を報告しましょう。

今の状況やどのような努力をしているかを報告することで、入社の意思が強いことをアピールできます。

保留を申し出るとマイナスの印象を与えることもありますが、経過報告をおこなうことでコミュニケーション能力が高い点を評価され、仕事ができる人という印象を与えられる可能性があるでしょう。

転職内定を保留したけれども「辞退」を決めたら1日も早く連絡しましょう

内定を保留した後に承諾の連絡ができればいいのですが、同時に複数企業に応募した場合などは、辞退を決めることもあるでしょう。

内定を辞退する場合、企業は他の人材を探さなくてはいけないため、できるだけ早く連絡するのがマナーです。辞退の意思と、お詫びを伝えてください。

辞退の理由について必ずしも伝える必要はありませんが、保留してもらったのですから理由を伝えた方が自然でしょう。

その場合、ありのままの理由を伝えると相手に不快感を与えることがありますので、誠意を持って丁寧な言葉で伝えてください。

まとめ

転職内定の保留はしないに越したことはありませんが、第一志望ではない企業から先に内定通知が来た場合など、すぐに返事ができないときもあるものです。

そのような場合、内定保留に理解を示してくれる企業は多いものの、内定取り消しになるリスクがあることも忘れないようにしておきましょう。

転職の場合、内定を出したらすぐに入社して欲しいと望んでいる企業もあります。保留してもらえた場合でも、できるだけ待たせずに早めに返事するように心がけましょう。

ただし迷いがあるのに内定を承諾すると、入社後に後悔するかもしれません。

そのようなことになってはお互いに意味がありませんので、内定をすぐに承諾できないときは保留してもらえるか確認し、よく検討して満足いく転職活動をおこなってください。