転職ノウハウ

転職に最適な時期がある!ベストタイミングで転職活動をしよう

転職に最適な時期とは

「思い立ったが吉日」ということわざがありますが、転職については自分にベストな時期を見極めるのが成功の秘訣です。

そこで今回は、年代別に転職活動の最適な時期について解説!

あなたにとってのベストタイミングを見極めるポイントもお話します。

転職に最適な時期はいつ?企業にとっての中途採用ベストタイミング

転職のタイミング

転職に最適な時期を考える際、求人の件数は非常に重要です。

求人数が増える時期に転職活動をした方が、選択肢も増えるからです。

まずは企業にとっての中途採用のベストタイミングについて解説します。

企業にとっては求人を出した時が一番人材が必要な時期

増減はあるものの、年間を通して中途採用の求人は常にあるものです。

厚生労働省が発表している「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概況」によると、令和元年の離職率は15.6%です。(引用元:厚生労働省「2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況」より

全てが自主的な離職とは限りませんが、労働者の離職により代わりの人材を雇いたい企業は、時期を問わず存在します。

その他、業績好調により人材を増やしたくて求人を出す企業もあるでしょう。

企業によって求人を出す理由はさまざまですが、人材を必要としているタイミングで出します。

当然のことですが、求人を出した時が、最も人材が必要なタイミングなのです。

特に少人数で急募として出される求人は、企業が一刻も早く人材を確保したい状況です。

一方、中途採用をまとめて行い、その後研修等も含めて計画を立てている求人は、募集から締め切りまでの期間が少し長いケースもあります。

この場合、応募締め切り日が人材が必要なタイミングです。

4月入社、10月入社に合わせた求人が一番多い

突然の欠員による求人は年間通してありますが、企業が計画的に求人を出す場合、4月入社、10月入社に合わせるケースが多くなります。理由は以下の通りです。

  • 上半期、下半期の決算が行われ、採用費も含めた次期の予算が組み直される
  • 上期下期で営業方針が変わり、それに合わせて人材が必要になる
  • 4月の場合、新卒採用に合わせて中途採用を行う企業も多い

特に新卒と合わせて4月入社予定で中途採用を行う場合、選考に時間をかけるため、1月ごろから求人が増える傾向にあります。

転職希望者にとってのベストタイミングは人それぞれ

求人数が多い時期の転職活動は、選択肢の幅が広がるのがメリットです。

しかし状況によっては必ずしも求人数が多い時期に合わせるのがベストとは限りません。そこで転職希望者にとってのベストタイミングを、世代別に解説します。

社会人経験3年未満の第二新卒は4月入社に合わせるのがおすすめ

卒業して間もなく、社会人経験が3年未満の第二新卒と言われる世代は、新卒と同時に求人が増える4月入社に合わせるのがおすすめです。

理由は以下の通りです。

  • 第二新卒を対象とした4月入社の求人数が多い
  • 4月入社は研修が充実している企業が多い
  • 採用人数が多く、同期の仲間と励まし合って仕事ができる
  • 年齢が若く4月入社の求人が出るまで待つリスクが少ない

第二新卒は社会人経験がまだ短いところが、企業にとっての魅力でもあります。

新卒とは違い一定のビジネスマナーや社会常識が身に付いていながら、まだまだフレッシュで自社の理念や仕事の進め方を柔軟に受け入れてくれます。

企業が第二新卒に求めるのは、経験による即戦力よりも、将来性の高さなのです。

新卒と同じく充実した研修があり、じっくりと指導してもらえる第二新卒のメリットを、最大限活用できる4月入社を狙いましょう。

20代後半の場合はアピールできる仕事の実績・経験を積んでからの方が良いかも

20代後半は企業からの需要が多いですが、転職希望者も増える世代なので、差別化が転職成功のカギとなります。

多くのライバルから一歩前に出るために、アピールができる仕事の実績があった方が、断然有利になのです。

特に同業での転職を希望する場合、中途半端な状態で転職活動するよりも、もう少し今の職場で経験を積み、履歴書や職務経歴書に特記事項として書けるような実績があった方が良いでしょう。

離職転職までの計画を立て、戦略的に活動を行うのです。「あと〇カ月でここを辞める。それまでに実績を作る」と見通しを立てると、ストレスコントロールが上手になり、モチベーションが高まる効果もあります。

一方、全くの異業種に転職を希望する場合、年齢が若い方が有利に働くケースは多いです。もちろん20代後半まで働いた企業で得たものは、異業種でもアピールポイントになります。

しかし仕事のスキルが転職先で即戦力として活用できるわけではないため、実務経験以外の方法、例えば精神論や時間のやりくり法などでのアピールが可能です。

20代後半で転職する場合、どの職種や業界を希望するのか、自分のアピールポイントは何なのかを考えながら、計画を立てると良いでしょう。

30代になったらなるべく早いタイミングで

30代になると、転職活動は一気にシビアになります。

既に10年前後の社会人経験を積んでいることが前提のため、企業が求める内容が20代とは比較できないくらい高くなってしまうのです。

年齢が上がるほど、企業からの要求は高くなります。

同じ30代でも、30歳と39歳では印象も大きく変わります。ですので、今の職場で働き続けるのが無理だと思うなら、可能な限り早いタイミングで転職活動を始めましょう。

と言っても「どこでもいいから転職を決めよう」と焦るのは厳禁です。

転職先で上手くいかなければ、再び転職活動をしなければなりません。年齢が上がれば難易度も高まるため、30代での転職失敗は大きなダメージになります。

求められる人材になれるようスキルアップを継続しつつ、今の職場よりも報酬や労働環境が良い企業に転職できるよう情報収集しながら、慎重に準備を進めましょう。

求人が少ない40代以上の場合は、希望の求人が出た時がベストタイミングかも

40代になると、更に転職活動は厳しくなります。

40代からの未経験歓迎の求人は、体力的にきつかったり、報酬が低かったりなど、何かしら妥協しなければならないものが多く、経験者優遇では高い管理能力を求められるケースがほとんどです。

求人の絶対数も減るため、あなたが転職したいタイミングで良い求人が出るとは限りません。

40代の転職は、逆の発想が必要です。あなたのタイミングで求人を探すのではなく、常に求人にアンテナを張り、希望する求人が出たタイミングで活動を始めるのです。

40代の転職活動は「仕事はご縁」と考え、常に臨戦態勢をとりながら今の仕事を続けるのが、最もリスクの低いやり方と言えます。

自分にとって最適な転職時期を決める時のポイント

転職のタイミングとは

転職のベストタイミングは傾向があるものの、状況は人それぞれですよね。

自分にとって最適な転職時期は、どのように見極めれば良いのでしょうか。転職活動を始める時のポイントを解説します。

転職の求人がたくさん出る時期はライバルも多い

求人数が多い時期は、求職者が多い時期とも言えます。

求人数が増えたタイミングで転職活動を始める人は多いため、選択肢が広がっても競争は激しくなる傾向が強いのです。

「たくさん求人があるから、どこかで内定をもらえるだろう」と楽観的に構えていたのに、どこも倍率が高く内定を獲得できない可能性もあります。

ここで「自分は能力がない」と心が折れたら本末転倒です。

求人の多い時期の転職活動が上手くいかない場合は、ライバルの少ない時期へのシフトも視野に入れると良いでしょう。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が発表している「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」(2020年5月~2021年5月)では、全国的には5月の求人倍率が高い傾向です(参照:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/shuyo/0210.html)。

転職活動は情報戦でもあります。ライバルの動向を見ながら、自分のベストなタイミングを見つけましょう。

長期休みの間に職務経歴書と履歴書を準備してからの転職活動もおすすめ

ゴールデンウイークやお盆、年末年始など長期休みの間に、転職活動の準備をするのもおすすめです。

転職活動に必須となる職務経歴書と履歴書は、作成にかなりの時間を要します。また、内容の吟味も必要です。

応募したい求人を見つけてから作成しようと思っていると、仕事が立て込んで充分な時間をかけられないかもしれません。

長期休みは転職準備のチャンスです。

情報収集は継続的に行いつつ、時間のかかる職務経歴書と履歴書は、このタイミングでじっくり作成すると良いでしょう。

ボーナスをもらうか諦めるか

ボーナスが出る職場で働いている場合、転職のタイミングの要素の1つとなります。

金額が大きいため、できればボーナスを受け取ってから転職したいと思いますよね。

「転職はしたいけど、時期については特に焦っていない」という場合は、ボーナスを区切りに考えるのも良いでしょう。

しかしボーナスを最優先事項にしていると、最適な求人を見逃す恐れがあります。

求人は流動的で、いつあなたが希望する求人が出るかわからないので、転職を希望するなら常にチェックしておきましょう。

求人の内容によっては、ボーナス支給を待たずに転職する決断が必要になるかもしれません。

退職金支給の対象になっているか

転職活動をする前に、現在の職場の退職金制度の有無について確認しておきましょう。

退職金制度がある場合、就業規則を熟読し、どのような条件で退職金が発生するのか要チェックです。「あと1ヶ月働いていれば退職金が(もっと)もらえたのに」という事態になったら、悔やんでも悔やみきれません。

ボーナスと同じく、退職金支給の対象となっている場合、時期に合わせて転職活動を始めるのも作戦の1つです。

とは言えケースバイケースなので、転職を心に決めているなら、求人情報収集を怠らないようにしましょう。

夏の転職活動は汗だくを覚悟

日本の夏は暑く、気温が35度を超える日もあります。

当然ですが、夏の転職活動は汗だくを覚悟しなければなりません。

注意すべきは、汗ダラダラのまま面接会場を訪れないこと。仕方がないとはいえ、髪もスーツも汗でべっとりし、汗臭い匂いをプンプンさせていると、あなたの印象値が下がってしまいます。

夏の転職活動をする場合は、バッチリ暑さ対策、汗対策、匂い対策を行いましょう。以下のようなアイテムを使うのがおすすめです。

  • 脇汗吸収速乾インナー
  • 消臭抗菌機能付きシャツ、スーツ
  • 日傘
  • 制汗剤
  • 汗拭きシート(冷感機能付き)
  • 携帯型アイスジェル
  • 携帯小型扇風機

身だしなみをきれいにするのは、転職活動の必須事項。夏の暑さに負けず、がんばってくださいね。

冬の転職活動は風邪・感染症などの体調管理が大変なことも

冬に転職活動を行う場合、最も気を付けなければならないのが体調管理です。

風邪や感染症にかかり、面接をキャンセルする事態になったら一大事。

日頃から体調管理は大切ですが、特に冬は意識して健康維持と感染対策に取り組みましょう。具体例をいくつかあげましょう。

  • しっかりと睡眠、休息をとる
  • バランスの良い食事で栄養状態を良くする
  • ある程度割り切って仕事し、ストレスを溜めないようにする
  • 必要に迫られない限り人混みを避ける
  • 手洗い、うがい、マスクを徹底する
  • 適度に運動して体を鍛える
  • 体を冷やさないようにする

万全の体調を保ち、転職活動に望みましょう。

まとめ

転職活動が最適な時期は人によって違います。

大切なのは、周囲に惑わされず自分のベストタイミングを見極めること。焦って判断を間違えたり、無計画で時間を無駄にしたりしないよう、冷静に自分の状況を分析し、情報収集と準備をしっかり行うのがポイントです。

また転職活動はご縁が左右する要素もあるため、長丁場になるかもしれません。

季節や自分の体調に合わせて、万全な体制を整えてくださいね。