「WiMAXを使いたいけど、プロバイダが多すぎて選べない」
「1番安いのはどこ?プロバイダで速度に違いはある?」
データ容量無制限のモバイルWiFiで人気のWiMAX。
いざ契約しようと思っても、プロバイダや窓口が多すぎて、どれを選べばいいかわからない…と思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、WiMAXのプロバイダの選び方、人気25社のプロバイダの料金、キャッシュバックの受け取り方などを一気に詳しく解説していきます。
ちなみに結論だけ先に述べると、WiMAXのプロバイダは以下の点を押さえて選べば問題ありません。
- WiMAXはプロバイダによって速度は変わらない
- 月額料金が安いプロバイダを選ぶべき
- キャッシュバックの金額、受け取りやすさも考慮する
それでは、さっそく見ていきましょう。
- WiMAXプロバイダの選び方はズバリ…料金のみ
- 最終的なプロバイダ選びの決め手になるのは料金の安さとキャッシュバックの受け取りやすさ
- Broad WiMAXが料金面でとてもお得。ギフト券でのキャッシュバックもあり。
- JP WiMAXの料金、ギフト券でのキャッシュバックがあるのは嬉しい
- GMOのとくとくBBは大手で安心の料金。キャッシュバックの受け取りはちょっと注意
- 料金がお得なのは3年契約
- WiMAXの最速の機種を比較
- キャッシュバックの受け取りやすさを比較
- WiMAX選びの際のよくある質問
- Q.WiMAX 2+とWiMAXってどういう違いがあるの?
- Q.WiMAXってプロバイダを別で契約する必要はあるの?
- Q.口座振替で支払うことは可能ですか?
- Q.縛りはありますか?また、解約時の違約金はどれぐらいですか?
- Q.モバイルルータとWiMAXはどう違う?
- まとめ
WiMAXプロバイダの選び方はズバリ…料金のみ
WiMAXのプロバイダを選ぶとき、見るべきポイントはただひとつ「料金」です。
「速さや品質は関係ないの?」と思う方もいるかもしれませんね。
実は、WiMAXはプロバイダによって速さや品質は変わらないのです。
なぜなら、WiMAXは「回線提供」と「インターネット接続」がセットになったサービスだからです。
例えば、インターネットの光回線であれば、「回線提供」の役割をする「NTT」と、「インターネット接続」の役割をする「プロバイダ」の2つを契約することでインターネットを利用できるようになりますよね。
また、インターネット接続をするプロバイダの種類によって速度や品質が変わることもあります。
「ではなぜ、WiMAXにはたくさんのプロバイダがあるの?」と思いますよね。
実は、WiMAXにおける「プロバイダ」会社とは、インターネット接続サービスを提供する会社ではなく、WiMAXの「販売代理店」のようなものなのです。
WiMAXの回線や接続サービスを提供しているのは全て「UQコミュニケーションズ」という会社です。
「UQコミュニケーションズ」が、各プロバイダ会社(販売代理店)にサービスを卸売しているということすね。
そのため、WiMAXの販売代理店としてのプロバイダ会社は、全て同じ品質、速度の回線を提供しているということになります。
そして、各プロバイダ会社は、キャッシュバックなどの割引特典や、サポートサービスなどで差別化をしています。
したがって、WiMAXのプロバイダを選ぶ際には「料金」のみに注目して比較して問題ありません。
WiMAXを選ぶなら制限なしのギガ放題プラン
WiMAXには「データ容量使い放題」プラン、と「データ容量月7GB」と制限付きのプラン2つのプランがあります。
各プランの名称はプロバイダによって異なり、以下のような名前が付けられています。
「データ容量使い放題」…ギガ放題プラン、使い放題プラン など
「データ容量月7GB」 …ライトプラン、7GBプラン、モバイルプラン など
2つのプランのうち、おすすめは「データ容量使い放題」のプランです。
データ容量使い放題プランでは、月のデータ容量の上限や速度制限なく使える「データ容量使い放題」プランです。
プロバイダにもよりますが、月額料金の差もそこまで大きくありません。
一例として、WiMAXの人気プロバイダ「Broad WiMAX」の各プランの月額料金を見てみましょう。
利用月数 | データ容量使い放題 | データ容量月7GB |
---|---|---|
1-2ヶ月目 | 2,998円 | 2,998円 |
3-24ヶ月目 | 3,785円 | 2,998円 |
25ヶ月目以降 | 4,412円 | 3,658円 |
3ヶ月目以降の料金差は700円前後となっています。
( https://wimax-broad.jp/より 2021年3月現在)
この金額で使い放題となるのは、かなりお得であると言えます。
例として、スマホ利用時のデータチャージ料金を見てみましょう。
格安スマホ「UQモバイル」では、データ容量を使い切り、チャージを行う時には、「500MBあたり500円」の料金が課されます。
同じように、大手キャリア「au」では、「500MBあたり550円」でデータチャージが可能となっています。
(https://www.uqwimax.jp/mobile/より 2021年3月現在)
ちなみに、WiMAXではスマホのように「7GBプランを選択して、使い切ってしまった場合はチャージする」というようなシステムはありません。
翌月まで待たなければ制限が解除されないため、注意が必要です。
この程度の料金差であれば、無制限で使い放題のプランを選ぶという人が多いのではないでしょうか。
人気プロバイダ「Broad WiMAX」では93%、「GMOとくとくBB」では90%以上もの利用者が、データ容量使い放題プランを選んでいます。
ちなみに、多くのプロバイダでは契約後のプラン変更が月に1度まで可能となっています。
プロバイダで速度は変わらないので料金で選ぶのがベスト
上で見たように、WiMAXは、プロバイダによって速度や品質は変わりません。
そのため、選ぶポイントはひとつ、料金となります。
そのため、各プロバイダ会社は、様々な料金体系・割引・キャッシュバックなどを打ち出して他社との差別化を図っています。
ざっくりとプロバイダの特徴による月額料金の違いは「販売形態」「契約期間の縛り有無」によると言えます。
販売形態については「Web販売」と「店頭販売」とがあります。
一般的に、Web販売プロバイダの方が安い利用料金で、店頭販売プロバイダでは高い利用料金となっていることが多いです。
例えば「Broad WiMAX」や「JP WiMAX」などをはじめとするプロバイダは、Webからの申し込みしか行っていません。
一方、「BIC WiMAX」や「YAMADA Air Mobile for WiMAX」などはビッグカメラ、ヤマダ電機など各実店舗での申し込みが可能です。
Web申し込みのみが可能なプロバイダは、店舗を持たない分、人件費や管理費のコストがかかりません。
そのため、その分、月額料金を下げたり、高額なキャッシュバックとして顧客に還元したりしていることが多いです。
店舗申し込みが可能なプロバイダは、対面でスタッフと相談しながらの契約が可能というメリットがあります。
しかし、やはり人件費や管理費のコストがかかってしまう分、利用料金はWeb申し込みのプロバイダと比較して高額となる場合が多いです。
次に、契約期間の縛りの有無についてです。
WiMAXの多くのプロバイダでは、3年間の継続契約を前提としてサービス提供をしています。
しかし、一部縛りのないプランを持ったプロバイダや、契約期間が1年もしくは2年のプランを用意しているプロバイダも存在します。
3年契約のプランと縛りなしのプランを比べてみると、3年契約の方が月額料金が安くなっていることがほとんどです。
「3年間継続して利用してもらう代わりに、月額料金を安くする」というシステムだからですね。
契約期間の縛りと料金の関係については、本記事の「料金がお得なのは3年契約」にて詳しく解説しています。
ざっくりと、月額料金の差が生じるポイントについて紹介したとは言え、プロバイダの種類が多すぎるので、全て把握するのは難しいですよね。
そこで、以下で人気の25社WiMAXプロバイダの月額料金をまとめて比較しているので、参考にしてみてください。
月額料金を徹底的に比較してみました
ここでは、WiMAXのプロバイダ25社を取り上げ、月額料金を比較してみます。
なお、今回は比べやすいように、以下の条件を前提にしています。
- 3年間の縛りプラン
- データ容量使い放題プラン
- (総額)÷(契約月数)で計算
- (総額)は(月額料金)+(手数料など)−(キャッシュバックや割引)で算出
それでは、見てみましょう。
プロバイダ | 月額料金 |
---|---|
Broad WiMAX | 2,998円 |
JP WiMAX | 3,080円 |
GMOとくとくBB | 3,969円 |
DTIWiMAX | 3,850円 |
カシモWiMAX | 3,971円 |
BIGLOBE WiMAX | 4,378円 |
ASAHIネット | 4,719円 |
SIMCHANGE WiMAX | 2,970円 |
SPACE Wi-Fi | 4,048円 |
エディオンネット | 4,455円 |
novas WiMAX | 4,378円 |
TiKi mobile | 3,987円 |
So-net WiMAX | 3,718円 |
hi-ho | 4,158円 |
楽天ブロードバンド | 4,116円 |
J:COM | 4,524円 |
KT WiMAX | 4,268円 |
BIC WiMAX | 4,818円 |
YAMADA Air Mobile for WiMAX | 4,268円 |
DISmobile | 4,268円 |
ワイヤレスゲート | 4,268円 |
Drive | 4,818円 |
au | 4,721円 |
(2021年3月現在)
同じ速度、品質のサービスでも、最安と最高では「1,105円」もの差があることがわかりますね。
最終的なプロバイダ選びの決め手になるのは料金の安さとキャッシュバックの受け取りやすさ
冒頭でも紹介した通り、WiMAXはどのプロバイダを選んでも速度や品質は同じです。
そのため、プロバイダに迷った場合は料金の安さで選ぶべきです。
「料金」とひとくちに言っても、月額料金のみを見れば良いわけではありません。
月額料金ではあまり変わらないがキャッシュバックの金額に違いがある、月額料金は安いがキャッシュバックがない、キャッシュバックは高額だが受け取りに条件がある…など様々なパターンがあります。
以下で、月額料金とキャッシュバック金額を加味した上でのおすすめプロバイダを紹介していきます。
Broad WiMAXが料金面でとてもお得。ギフト券でのキャッシュバックもあり。

月額料金を考えるとBroad WiMAXが最もお得です。
3年間の月額料金の平均が「3,378円」と、最安値となっていますね。
さらに、Broad WiMAXではキャンペーンサイトから申し込むと、Amazonギフト券10,000円分を受け取ることができます。
( https://wimax-broad.jp/より 2021年3月現在)
Broad WiMAXはキャッシュバックの受け取り方法も非常に簡単です。
申し込み後に送られてくる確認メールに従って、契約IDを入力することで申請が完了します。
最短だと契約翌日にキャッシュバックを受け取ることができます。
申請のし忘れなどもなく、安心ですね。
Broad WiMAXは月額料金・キャッシュバック・キャッシュバックの受け取りやすさ全ての点でおすすめできるプロバイダです。
JP WiMAXの料金、ギフト券でのキャッシュバックがあるのは嬉しい
次におすすめできるのはJP WiMAXです。
3年間の月額料金の平均を見ても「3,378円」と、最安のBroad WiMAXと大差ないほどに安いことがわかります。
また、JP WiMAXのキャッシュバックについてもBroad WiMAXと同じ「10,000円分のアマゾンギフト券」がもらえます。
( https://jpwimax.jp/より 2021年3月現在)
申し込み方法も簡単で、申込完了後に送付されるメールに沿って手続きを進めればすぐに申請が完了します。
最短で契約翌日に受けられます。
もらい忘れもなく、確実に10,000円のギフト券をすぐに手に入れられるのは、嬉しいポイントですね。
GMOのとくとくBBは大手で安心の料金。キャッシュバックの受け取りはちょっと注意
次におすすめしたいのがGMOのとくとくBBです。
自宅で光回線の利用をしたことがある人なら、聞いたことがある名前かもしれませんね。
光回線プロバイダとしても大手で人気の会社です。
GMOのとくとくBBのWiMAXは3年間の月額料金の平均が「3,941円」となっています。
一覧表の中でも比較的安い月額料金ですが、GMOのとくとくBBの最大のポイントは高額なキャッシュバックです。
(https://gmobb.jp/wimax/より 2021年3月現在)
他社と比較しても圧倒的に高額かつ、用途が制限されない現金キャッシュバックというのは嬉しいですね。
しかし、キャッシュバックの受け取り方法には注意が必要です。
上で紹介したBroad WiMAXやJP WiMAXとは異なり、GMOのとくとくBBでは受け取りが「契約から11ヶ月後」となっています。
契約から11ヶ月後に送付されるメールの案内に従って手続きを進め、口座情報などの入力を行うと、翌月末に26,000円が振り込まれます。
また、申請にも期限が設けられており「案内メールの受信日の翌月末まで」となっています。
注意しておかないと、うっかり忘れてしまったり、メールを見落としてしまったりという可能性もあり、受け取りやすいとは言い難いです。
また、もちろん11ヶ月が経つ前に解約をしてしまった場合などは受け取り不可となります。
GMOのとくとくBBは、キャッシュバックを忘れずに受け取る自信のある方、継続して契約する方にはおすすめです。
料金がお得なのは3年契約
WiMAXでは、多くのプロバイダが3年間の継続利用を前提としたプランを提供しています。
本記事でおすすめするBroad WiMAX、JP WiMAX、GMOとくとくBBは全て3年契約となっています。
一部WiMAXプロバイダでは、契約期間の縛りのないプランや1年間もしくは2年間の継続利用のプランも用意されています。
しかし、3年間の継続利用が前提となったプランの方が月額料金を安く設定されています。
「3年間利用してもらう代わりに、料金を安くする」ということですね。
ちなみに、本記事で紹介した25社の中では、以下のWiMAXプロバイダが3年契約以外のプランを提供しています。
- 契約期間の縛りなしプランがある…「縛りなしWiFi」、「SPACE Wi-Fi」など
- 契約期間が2年間のプランがある…「エディオンネット」、「novas WiMAX」など
- 契約期間が1年間のプランがある…「BIGLOBE WiMAX」など
「使いやすいかわからないから3年契約はちょっと…」
「速度に満足できなかったらどうしよう」
というような不安があると、縛りなしのプランが魅力的に見えたりしますよね。
しかし、WiMAXでは「初期契約解除制度」という、契約か8日以内であれば違約金の負担なく解約できる制度があります。
契約して使ってみたら電波がつながらなかった。というような場合でも、所定の手続きとともに端末を返品することで回線を解約できるんです。
このように、万が一の使いにくいということがあっても8日以内であれば解約できるため、総額の利用料金が安くなる3年契約プランをおすすめします。
WiMAXの最速の機種を比較
ここでは、WiMAXの機種を比較していきます。
各プロバイダでは、以下の4タイプのルーターがメインで提供されています。
この中で圧倒的に人気・おすすめなのは「W06」です。
その理由は、圧倒的に最大通信速度が大きいためです。
下り最大1.2Gbpsと、モバイルルータとは思えないほどの高速通信が可能です。
ちなみに、実はここで記載されている「下り最大1.2Gbps」というのは、現在は東京都、埼玉県、愛知県、大阪府などの一部地域のみで可能です。
しかし、対象地域以外での最大速度を見ても最大「867Mbps」と、他機種に比べて最も高速であることがわかります。
下り最大1.2Gbpsの対象地域も、順次拡大中とのことで、期待できますね。
WiMAXの機種で悩んだ場合には、迷いなくW06を選択することをおすすめします。
キャッシュバックの受け取りやすさを比較
ここでは、本記事でおすすめする3つのプロバイダ、Broad WiMAX、JP WiMAX、GMOとくとくBBに関して、キャッシュバックの受け取りやすさを比較してみます。
プロバイダ | Broad WiMAX | JP WiMAX | GMOとくとくBB |
---|---|---|---|
金額 | アマゾンギフト券 10,000円 |
アマゾンギフト券 10,000円分 |
現金26,000円 |
受け取り方法 | 申し込み完了メールに記載のURLに契約IDを入力 | 申し込み完了メールに記載のURLに契約IDを入力 | 契約から11ヶ月後に届くメール案内に従い口座情報を入力 |
申請時期 | 申し込み直後 | 申し込み直後 | 契約から11ヶ月後 |
受け取り時期 | 契約直後 | 契約直後 | 申請の翌月末 |
(2021年3月現在)
表を見ると、Broad WiMAXとJP WiMAXでは同じ条件、同じ金額のキャッシュバックを実施していることがわかります。
GMOとくとくBBは、2社に比べてキャッシュバック金額が高く、現金受け取り可能というのが魅力ですね。
しかし、キャッシュバックの申請可能となるのが、契約から11ヶ月目であり、送付されるメールに口座情報を入力しなければいけません。
また申請期限も設けられており、案内メールの送付日の翌月末日までに手続きを行わなければ、受け取り不可となってしまいます。
契約から申請可能となるのが11ヶ月後では、忘れてしまう可能性もあり、あまり受け取りやすいとは言えませんね。
WiMAX選びの際のよくある質問
最後に、WiMAXを選ぶ際によく寄せられる質問について回答していきます。
Q.WiMAX 2+とWiMAXってどういう違いがあるの?
簡単に言うと、WiMAXは古い通信回線、WiMAX2+は新しい通信回線です。
WiMAXは2020年3月に既にサービスを終了しています。
そのため、WiMAXの新規受付もしておらず、現在「WiMAXを契約する」と言うのは、正確には「WiMAX2+の回線サービスを契約する」ということです。
Broad WiMAXなどの主要WiMAX業者は全てWiMAX2+です。
「WiMAX」とはWiMAX2+という通信回線を利用するモバイルWiFiサービスということですね。
本記事で「WiMAX」と記載があるものも、正確に言えば「WiMAX2+の回線を利用したサービス」です。
WiMAXからWiMAX2+になり、進化した点としては以下のことが挙げられます。
- 通信エリアの拡大
- 通信データ容量の増加
- 通信速度の高速化
WiMAXからWiMAX2+へ変わることで、より広範囲で高速に使える回線に変わったということですね。
Q.WiMAXってプロバイダを別で契約する必要はあるの?
必要ありません。
WiMAXは「回線提供」と「インターネット接続」がセットになったサービスです。
WiMAXで言うプロバイダは、「販売代理店」のような役割を持ちます。
光回線などでは「回線提供」はNTTが、「インターネット接続」はプロバイダ会社が、というように2つの契約が必要になりますね。
Q.口座振替で支払うことは可能ですか?
プロバイダによっては可能です。
本記事で紹介したプロバイダの中では「Broad WiMAX」、「BIGLOBE WiMAX」、「UQ WiMAX」などでは口座振替が可能です。
しかし、多くのプロバイダでは、クレジットカード払いのみ可能となっているのが現状です。
Q.縛りはありますか?また、解約時の違約金はどれぐらいですか?
プロバイダによります。
例えば、本記事の一覧表で紹介した「縛りなしWiFi」「SPACE Wi-Fi」では、契約期間の縛りのないプランが用意されています。
しかし、その他の多くのプロバイダでは、基本的に3年間の継続契約が前提となったプランのみが提供されています。
また、違約金の金額も、各プロバイダによって異なります。
例として本記事でおすすめしたBroad WiMAX、JP WiMAX、GMOとくとくBBの解約時期ごとの違約金を紹介します。
解約時期 | 1年未満 | 2年未満 | 3年未満 | それ以降 |
---|---|---|---|---|
Broad WiMAX | 20,900円 | 15,400円 | 10,450円 | 10,450円 |
JP WiMAX | 33,000円 | 33,000円 | 27,500円 | 10,450円 |
GMOとくとくBB | 27,280円 | 27,280円 | 10,450円 | 10,450円 |
(2021年3月現在)
上の表を見ると、違約金に関してもBroad WiMAXが最も良心的な金額設定と言えそうですね。
Q.モバイルルータとWiMAXはどう違う?
WiMAXの利用を検討している人は、「モバイルルータ」や「ポケットWiFi」という言葉もよく見かけるかもしれませんね。
実は、WiMAXは「モバイルルータの一種」です。
持ち運びできるWiFi の総称を「モバイルルータ」と呼び、「WiMAX」や「ポケットWiFi」はモバイルルータに分類されます。
簡単に表すと、下の表のようになりますね。
モバイルルータ | WiMAX |
---|---|
ポケットWiFi など | |
ホームルーター | WiMAX HOME |
ソフトバンクAir など |
WiMAXとポケットWiFiの違いは、以下のようになります。
サービス名 | ポケットWiFi | WiMAX |
---|---|---|
提供会社 | Y!mobile | UQ WiMAX |
人気機種 | Pocket WiFi 801HW | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
通信速度(USB接続時) | 最大972Mbps | 最大1,237Mbps |
対象エリア | FDD-LTE / AXGP / TDD-LTE | WiMAX 2+ / au 4G LTE |
(https://www.uqwimax.jp/、https://www.ymobile.jp/より 2021年3月現在)
表を見ると、WiMAXの方が、最大速度が大きいことがわかりますね。
また、対象エリアについては基本的に、ポケットWiFiはソフトバンク回線の提供エリアが対象、WiMAXはau回線の提供エリアが対象という認識で問題ありません。
まとめ
ここまで、WiMAXのプロバイダの選び方を見てきました。
本記事では、月額料金とキャッシュバック金額を加味した上で、以下の3つのプロバイダをおすすめします。
- Broad WiMAX
- JP WiMAX
- GMOとくとくBB
全て月額料金が安く、高額キャッシュバックを受け取ることができますよ。
ぜひ本記事を参考に、最適なWiMAXプロバイダを選んでください。