FX会社・通貨ペアのスプレッドを徹底比較!おすすめの FX会社8選!

記事の監修者

伊藤圭佑

資産運用会社に勤める金融ライター。証券アナリスト保有。 新卒から一貫して証券業界・運用業界に身を置き、自身も個人投資家としてさまざまな証券投資を実施。キャリアにおける専門性と個人投資家としての経験を生かし、経済環境の変化を踏まえた投資手法、投資に関する諸制度の紹介などの記事・コラムを多数執筆。


スプレッドとは?

FX取引を行う上でしっかりと理解しておかなければならないのが「スプレッド」です。
経験者の方にはもちろん、これからFXを始める方に対してもわかりやすく「スプレッド」についての解説を行います。

スプレッドとは

スプレッドとは買値と売値の差分!

スプレッドとは、ひとことで表すと「買値と売値の差」のことです。通貨を売買する際の売値と買値は同じではありません。一般的には売値は少し安く、買値は少し高く設定されています。この差分こそがスプレッドです。ちなみに売値をBid(ビット)、買値をAsk(アスク)と呼びます。スプレッドは証券会社や通貨ペアごとに異なります。また同じ通貨ペアであっても通貨の流動性や値動きによっても変動します。

手数料とスプレッド

スプレッドの他に手数料を設けている証券会社もあります。取引者が証券会社に支払うコストという面では、スプレッドと手数料にはあまり差異はありません。つまり、スプレッドが実質的な取引手数料だと思っていただいて問題ありません。

通貨ごとのスプレッド

メジャー通貨はスプレッドが小さい!

スプレッドの広さ(狭さ)はその通貨の流通量に大きく影響を受けます。そのため流通量の多いメジャー通貨はスプレッドが狭い傾向にあるでしょう。1つの目安として、国内FX会社であれば米ドル/円のスプレッドは0.30銭が基準になってきます。

マイナー通貨はスプレッドが比較的大きい

一方で、流通量の少ない通貨ペアは比較的スプレッドが広く設定されている傾向があります。
流通量の他にも様々な要因を加味してスプレッドが設定されているため、しっかりと通貨ペアごとにスプレッドを確認する必要があるでしょう。

メジャー通貨でも割高になることも!

スプレッドは短期間での流通量変化にも影響を受ける場合があるでしょう。重要な経済指標の発表前後には通常より多くの取引が行われることが多いため、スプレッドが広がる傾向があります。
また、流通量が極端に少ない時間帯や、スワップポイントが発生する時間帯にもスプレッドが広がることがあります。

固定スプレッドと変動性スプレッドについて徹底解説!

スプレッドの種類

スプレッドには大きく分けて「固定スプレッド」と「変動制スプレッド」の2種類があります。
それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

固定スプレッド

名前の通り、あらかじめスプレッドが決められており、原則的には変動しないタイプの取引です。
国内の証券会社でも固定スプレッドを採用する取引が増えています。
スプレッドが固定されていることで安定した取引が可能になるでしょう。しかし、例え固定スプレッドでも
極端に流通量が変化した場合は変動することもあり得るため注意が必要です。
また、会社によってはスプレッド縮小キャンペーンなどを行うときもあります。(条件あり)

変動制スプレッド

流通量などによってスプレッドが変動するタイプの取引です。
メジャーな通貨ペアであれば固定スプレッドと同程度の水準となることが多いです。一方、マイナーな通貨ペアに関しては、流通量が安定している状態であれば、固定スプレッドよりもスプレッドが小さくなる傾向があります。できるだけ狭いスプレッドで取引をしたい方にはおすすめです。
ただし、マイナー通貨はトレンドの急転換や突発的な値動きなどのリスクが高く、流通量が変動しやすい傾向があります。
一時的にスプレッドが大きく拡大することも珍しくなく、リスクには十分注意が必要です。

初心者は固定スプレッドかつメジャー通貨を通貨を選択するのがオススメ!

前述の理由から、FX初心者には固定スプレッドかつメジャーな通貨ペアでの取引がオススメです。
マイナー通貨や変動制スプレッドなどは、経験や知識を蓄え、リスクに対処できるようになってから挑戦することをお勧めします。

初心者は固定スプレッドかつメジャー通貨を通貨を選択するのがオススメ!

海外 FX会社と国内 FX会社の違い

国内 FXと海外 FXの比較一覧

FXは世界中どこでも取引ができます。そのためFXを提供している会社も世界中にあります。
海外のFX会社では、その国の法律に準じた体制になっているため、日本の証券会社とは異なる特徴がいくつもあります。
ここでは、国内FX会社と海外のFX会社の比較をしていきます。

国内FX会社のメリット

スプレッドが狭い

国内のFX会社は海外のFX会社と比べてスプレッドが狭い傾向があります。メジャー通貨ペアはもちろんマイナー通貨ペアのスプレッドも比較的狭く設定されています。スプレッドの狭さはトレードを行う上での非常に大きいメリットとなります。

安全性が高い

 国内のFX会社は安全性確保のために、金融庁から厳格な審査を受け、承認された上で運営しています。また国内FXには「信託保全」という仕組みがあります。信託保全とは、FX会社が破綻してしまった場合でも、顧客が預けた資金を返還するように義務付けている仕組みです。また国内のFX会社の多くは上場企業であるため信頼度も高いです。

日本円に対応している

日本円でスムーズに入出金できる事は大きな利点になります。最近ではFX会社と提携しているインターネットバンキング口座があれば、リアルタイムで入出金できます。入出金にかかる手数料が無料なFX会社も数多くあります。(条件あり)

国内FX会社のデメリット

ハイレバレッジ取引ができない

日本の法律では投資家を守るために、レバレッジの上限が決まっています。
高いレバレッジを使って小額の元手を短期間で大きく増やすことは難しいでしょう。

海外FX会社のメリット

ハイレバレッジ取引が行える

海外では日本にあるレバレッジ規制が設けられていない場合が多く、取引可能なレバレッジが比較的高めに設定されています。証券会社によってはレバレッジ1000倍の取引が可能な会社もあります。

拡張機能が使える

海外のFX会社ではMT5(FXやCFDなど様々な金融商品を取引するためのプラットフォーム)という高機能なチャート表示ソフトに連結して取引をすることができるFX会社があります。またツールの拡張性も高く、個人や会社が作った分析ツールや売買プログラムを搭載することができます。

海外FX会社のデメリット

金融庁から警告を受けている業者もある

FXに対する規制が異なることや安全性の観点から、金融庁に警告を受けているFX会社も少なくありません。また日本のように信託保全がない会社が多いため安全性の観点からもリスクが大きいといえます。

スプレッドが広い

 レバレッジの規制がないため、日本よりも小さな資金で大きな取引が可能となります。小額の元手で大きな金額の取引が可能となるため、必然的に通貨の流通量が増えます。そのため海外FX会社は国内FX会社と比べて全体的にスプレッドが広い傾向があります。

日本円入金に対応していない場合がある

FX会社によっては日本円の入出金に対応していないFX会社もあります。また、入出金のためにほとんどの場合海外銀行を介した送金になるため、反映されるまでに時間を要することや送金手数料が高額になることも考えられます。口座を開設するときにしっかりと確認しましょう。

オススメ 国内FX会社14選

初心者の方には安全性が高く、取引のしやすい国内のFX会社がオススメです。今回はオススメな国内FX会社もご紹介します。

企業名松井証券外為オンラインGMOクリック証券FXプライムbyGMOヒロセ通商株式会社JFX株式会社SBI FXトレードFXブロードネットゴールデンウェイ・ジャパンインヴァスト証券楽天証券マネーパートナーズ外為どっとコムDMM.com証券トレイダーズ証券
口座開設DMM FX
取引手数料0円【1,000通貨単位】 0円 *10円 *2【1万通貨以上】 無料
【1万通貨未満】 3銭
*3
0円0円0円0円 *40円0円0円0円0円0円0円
米ドル/円
スプレッド
0.2銭0.9銭0.2銭
【原則固定】
0.3銭
※1取引 50万通貨以下の場合
0.2銭
【原則固定】(例外あり)
0.3銭0.09銭0.2銭0.1銭0.3銭0.2銭0.0銭0.2銭
【原則固定】(例外あり)
0.2銭
【原則固定】(例外あり)
0.2銭
【原則固定】(例外あり)
最低取引単位1通貨1,000通貨10,000通貨1,000通貨1,000通貨1,000通貨1通貨<ブロードコース>  10,000通貨
<ブロードライトコース>  1,000通貨
1,000通貨1,000通貨1,000通貨100通貨1,000通貨10,000通貨1,000通貨
通貨ペア
取り扱い数
20通貨ペア26通貨ペアFXネオ:20通貨ペア
くりっく365:30通貨ペア
20通貨ペア50通貨ペア26通貨ペア34通貨ペア24通貨ペア30通貨ペア17通貨ペア
(くりっく365を利用すれば25通貨ペア)
24通貨ペア26通貨ペア30通貨ペア20通貨ペア29通貨ペア
キャッシュ
バック金額
1万通貨毎に5円
(上限なし!)
最大
150,000円
キャッシュバック
最大
30,000円
キャッシュバック
最大
1,000,000円
キャッシュバック
最大
300,000円
キャッシュバック
最大
101,000円
キャッシュバック
5,000円
キャッシュバック
最大
20,000円
キャッシュバック
最大
50,000円
キャッシュバック
最大
50,000円
キャッシュバック
新規注文1万通貨当たり1円
上限なし
最大
50,000円
キャッシュバック
最大
103,000円
キャッシュバック
最大
200,000円
キャッシュバック
最大
50,000円
キャッシュバック
特徴100円から取引できる、あんしんFX
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取扱通貨ペアは20通貨ペアに拡充
全通貨ペア、取引手数料は0円
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10万通貨を取引するごとに楽天スーパーポイントが付与される
レバレッジが自由に調整できるので自分のスタイルに合った取引が可能
マーケットスピードFXやiSPEED FXなどの取引ツールが好評で約40種類のテクニカル指標を用いた分析ができる
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クイック審査によって口座開設から最短1時間で取引が開始できる
かんたんトレナビによってFXのいろはが学べる
nano口座では最小100通貨から取引できる
スマホやタブレットにも完全対応している
保有株をマネーパートナーズに預ければ、現金不要での取引も可能
メキシコペソ、トルコリラ、ノルウェークローネなどの珍しい通貨を取引できる
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マネ育チャンネルという独自コンテンツで参考になる情報が提供されている
最短で即日口座開設して取引開始できる
バイナリーオプションへの投資も可能
取引応援ポイントサービスがありランクに応じてポイントが付与される
DMMFX株券担保サービスにより現物株式を証拠金として利用できる
3つの金融機関により信託保全を行っている
各種取引ツールによって簡単な操作で取引できる
通貨強弱が一目でわかるオリジナル分析ツールによって初心者でも気軽に取引ができる
365日24時間 リアルタイム反映可能な金融機関を多く取り扱っている
申し込みから最短1時間で利用が開始できる
高水準のスワップポイントも魅力
トレーダーをフォローして自動売買を行う「みんなのシストレ」サービスを展開
監修者
コメント
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『DMM.com証券』のFXは、取引応援ポイントサービスで取引に内容に応じたポイント付与の仕組みがあります。
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DMM 株口座で保有している現物株式の70%相当額について、証拠金として利用することができるため、株式投資を行っている方なら現金なしでFX投資を始められます。
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*1 iサイクル2取引は1,000通貨当たり片道20円
*2 自動ロスカット発生時、追加証拠金制度による強制決済執行時のみ1万通貨単位あたり税込500円。但し、南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は、10万通貨単位あたり税込500円。
*3 【強制決済・ロスカット手数料】南アフリカランド/円、メキシコペソ/円 0.5銭、それ以外のペア5銭
*4 トラッキングトレードで新規約定した取引には、1ロットあたり新規手数料200円(ライトコースは20円)と決済手数料200円(ライトコースは20円)の取引手数料が発生します。取引手数料は新規注文約定毎(繰り返される注文も含みます)に新規手数料と決済手数料を合わせてお客様の証拠金から徴収いたします。
*5 取扱通貨ペア(トルコリラ/円、ポンド/豪ドルを除く)について、FXサービスの取扱い業者11社(SBI証券、auカブコム証券、外為どっとコム、GMOクリック証券、DMM.com証券、トレイダーズ証券、ヒロセ通商、マネックス証券、マネーパートナーズ、楽天証券、YJFX!)の中央値と比較。(2021年1月27日時点、松井証券社調べ)

【初心者にオススメ】 『DMM.com証券』

 株やCDFなど色々な投資口座を開設できます。
 平日24時間体制での完全サポート体制が整っていて安心です。
 急なチャンス(ピンチ)に対してクイック入金にも対応しています。

DMM.com証券

【初心者にオススメ】『外為オンライン』

 外為オンラインは各種の無料セミナーも充実しており、初心者から上級者までレベルに合わせた講義に参加することができます。
 初心者でも操作しやすいように取引ツールが設計されています。また独自の高機能チャートも提供しており、中~上級者にとっても満足できるツールとなっています。
新規口座キャンペーンを行っているため、お得に口座開設ができるのも魅力です。(条件あり)

外為オンライン

【初心者にオススメ】『楽天証券』

楽天証券では取引に応じて楽天ポイントを獲得することができます。
口座を開設していれば高性能取引ツールの『マーケットスピードFX』を無料で利用できます。(条件あり)

楽天証券

【初心者にオススメ】『FXプライムbyGMO』

約定率が高く、取引の機会を逃さずに済みます。またスキャルピングによるトレードを認めている点も特徴になります。また高金利な通貨ペアも数多く扱っているため、スワップポイントを効率よく獲得できるのも魅力です。

FXプライムbyGMO

【初心者にオススメ】『GMOクリック証券』

GMOクリック証券は、国内株式や海外株式など様々な投資口座を持つことのできる証券会社です。FXに限らず様々な金融商品を扱っている証券会社ですが、FX専門の証券会社とも肩を並べるほどスプレッドが狭い点が非常に魅力的です。

GMOクリック証券

『ヒロセ通商株式会社』

取り扱っている通貨ペアが50種類と豊富でバラエティーに富んだ取引が可能です。
また、約定のスピードが速いことも魅力のひとつです。最速で0.001秒(平均0.003~0.005秒)で約定し、短期売買を行う方にとって魅力的な証券会社です。

ヒロセ通商

『JFX株式会社』

JFXは安全性やスプレッドの狭さ、通貨ペアの豊富さ、スワップポイントの高さなど、非常にバランスのとれた証券会社となっています。

JFX株式会社

『マネーパートナーズ』

日本で初めてFX専門会社として東証一部に上場した老舗です。
口座のタイプが『FX Neo』、『パートナーズFX』と2つあるのも特徴です。『FX Neo』では100通貨単位での少額取引も可能です。デモ取引なども充実しており、FXの実践練習ができるのも魅力的です。

マネーパートナーズ

『外為どっとコム』

初心者向けに無料セミナーを定期的に行っています。口座開設を行うと参加できる無料セミナーも多数あるため、これからFX取引を始める方にはぴったりの取引所になります。

外為どっとコム

『SBI FXトレード』

 通常のFX取引では、取引可能な最小単位が100〜1000通貨単位となっていますが、SBI FXトレードでは業界最小単位の「1通貨単」での取引が可能です。少額でも取引ができるというのが非常に大きな魅力となっています。また、ビットコインなどの暗号通貨の取引も可能です。

SBI FXトレード

『ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社』

高機能チャートツールを利用した取引が可能な証券会社です。取り扱い通貨ペアは30種類で、日本円の通貨ペアは10種類あります。チャートには標準で様々なテクニカルを表示することができます。一方で、スキャルピンを禁止しているため、短期売買を繰り返すと口座を凍結されてしまう可能性がありますので注意が必要です。

ゴールデンウェイ・ジャパン

『インヴァスト証券』

『ビルダー機能』と呼ばれる自動売買を繰り返すシステムをオリジナルで作ることができます。
FX取引に慣れてきた中〜上級者向けの取引所になります。

トライオートFX

『FXブロードネット』

ほかの証券会社にはあまりない『トラッキングレコード』という取引方法が使えます。
(トラッキングレコードとは、「指定した範囲の下限に来れば買い/売り、上限に来れば売る/買う」を繰り返しトレードする注文方法です。レンジ相場が続く場合は利益を伸ばすことができる取引です。)

FXブロードネット

『トレイダーズ証券』

業界最狭スプレッドと高いスワップポイント、1000通貨単位からの取引など非常に魅力的な特徴のある証券会社です。短期~長期取引まで幅広い取引スタイルに対応しています。
一方で、デモトレードができないことが唯一のデメリットだと言えます。

みんなのFX

まとめ

スプレッドは、FX取引において非常に重要な要素です。スプレッドの幅や種類によって、損益が大きく変わることもあり得ます。自分のトレードスタイルや通貨ペアに合った証券会社を選びましょう。

今回の記事で押さえてほしいスプレッドの内容は

  • スプレッドは狭いほどトレーダにとって有利となる。
  • スプレッドは流通量などによって左右され変動する。
  • スプレッドには『固定スプレッド』と『変動制スプレッド』がある。
  • 初心者は固定スプレッドでメジャー通貨ペアでの取引がおすすめ。
  • 初心者には安全性が高く、利便性の高い国内FX会社がおすすめ。