(いたくしょうこきん)

お客様からお預かりした証拠金を、商品取引員がお預かりした額以上の金銭等と差し換えて、清算機構に取引証拠金として預託(差換預託)する場合、この証拠金を「委託証拠金」といい、次の4種類がある。これらの証拠金は、現金だけでなく有価証券等をもって預託させることができ、その金額、預託の時期等のルールは取引所が受託契約準則に定めている。(→取引証拠金)

(1)委託本証拠金(いたくほんしょうこきん)
新規の売付けまたは買付けの注文をするときに預託しなければならない証拠金を「委託本証拠金といい、その必要額は、上場商品ごとに、商品取引所が定める取引本証拠金基準額を下回らない範囲において商品取引員が定める。
(2)委託追証拠金(いたくおいしょうこきん)
委託建玉が、その後の相場の変動により約定値段と比較して損勘定となり、その差損額が委託本証拠金の半額を超過した場合に委託者から追加して預託させる委託証拠金のことをいう。
(3)委託定時増証拠金(いたくていじまししょうこきん)
当月限の一定の時期以後における既存建玉を有する委託者または新規の受付け、買付けを行なう委託者から本証拠金のほかに預託させる委託証拠金のことをいう。
(4)委託臨時増証拠金(いたくりんじまししょうこきん)
相場に著しい変動が予想される場合、建玉を有する委託者から臨時に追加預託させる委託証拠金のことで、その決定のあった時以降の新規注文の委託玉についても本証拠金と同時に預託させる。