相場が下がると見込んで空売りしたが、相場は逆に上がり、下がる見込みがないので、損を承知で買いもどすことをいい、「踏み(ふみ)」ともいう。 これによる買いもどした玉を「いれ物(いれもの)」、いれによって相場が高くなることを「いれ高(いれだか)」、いれによって高くなった相場を「いれ相場(いれそうば)」、いれによりさらに相場が上がることを「いれ上げ(いれあげ)」または「踏み上げ(ふみあげ)」、相場のいかんを問わず買いもどすことを「いれ買い(いれかい)」、いれによって手仕舞いして売買関係から退くことを「いれ退く(いれのく)」という。 また、いれが続出することを「いれかさむ」、いれによる買い物が入っているのに乗じて利食いしてうまく逃げることを「いれ取り(いれとり)」、入れの買い物がなくなり、いれが動機となって相場が下がることを「いれ崩し(いれくずし)」または「いれ下げ(いれさげ)」という。