※当記事では、年会費などの金額表記を、原則すべて税抜価格で表記しています。
JCB CARD Wは、国内有数ブランドJCBが発行するカードであり、総合力が高くて多くの方におすすめできるクレジットカードです。
※39歳以下限定のクレジットカードですが、39歳までに申し込めば40歳以降も利用できます。
年会費無料ながらポイント還元率は1.0%と高還元率なので、使えば使うほどお得。
それに加えて入会後3ヶ月はポイント4倍(還元率2.0%相当)なので、非常に高還元率です。
Amazonやスターバックス、セブン-イレブンなど、一般的によく使われるであろうお店でポイントがUPするのも大きなメリットです。
他にも旅行保険が付帯したり、ETCカード・家族カードが無料で発行できたり、不正利用に補償が付いていたりと、年会費無料なのに特典が非常に充実しています。
そんなJCB CARD Wについて、詳しく紹介します。
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JCB CARD Wの基本スペック

国際ブランド | JCB | |
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目〜 | 無料 | |
還元率 | 常時 | 1.0% |
最大 | 5.5% | |
追加カード | 家族 | 無料 |
ETC | 無料 | |
発行スピード | 最短3営業日 | |
電子マネー | 楽天Edy QUICPay |
|
付帯保険 | 海外 | 最大2,000万円 |
国内 | - |
年会費は永年無料
JCB CARD Wは、年会費が永年無料です。
入会金や発行手数料もかからず、ETCカードや家族カードも無料で発行できるので、完全無料で保有できます。
ポイント還元率は1.0%と高還元率
JCB CARD Wのポイント還元率は1.0%です。
月間のカードショッピング1,000円(税込)につきOki Dokiポイントが2ポイント貯まり、1ポイントの価値が5円相当なのでポイント還元率が1.0%となります。
クレジットカードは還元率が1.0%以上だと高還元率と言われているため、JCB CARD Wは高還元率カードに分類されます。
入会後3ヶ月はポイント4倍(還元率2.0%相当)になり、発行後の3ヶ月間は非常にお得にショッピングできます。
加えて、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店というJCB CARD WなどのJCBカードを使って利用すると通常よりもポイントが多くもらえる店舗では、ポイント還元率が最大10倍になります。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店には、スターバックスやAmazon、セブン-イレブンなどの誰もが知っていて、おそらく一度は利用したことのある店舗が多数あります。
JCB CARD Wのポイント還元率は、以下のようなイメージです。
1,000円カード利用すると、以下のように2ポイント獲得できます。
- JCBカードの通常ポイント還元:1ポイント(5円相当)
- JCB CARD Wの特別ポイント還元:1ポイント(5円相当)
特約店を利用するとポイントUPしますが、UPするのは通常ポイント還元の部分です。
仮にポイント10倍の場合だと…
- JCBカードの通常ポイント還元:10ポイント(50円相当)
- JCB CARD Wのボーナスポイント還元:1ポイント(5円相当)
となるので、1,000円で11ポイント獲得でき、1ポイントの価値が5円相当なので還元率は5.5%です。
ポイント10倍=ポイント還元率10倍ではないので、注意してください。
ポイントの交換先
JCB CARD Wで貯めたOki Dokiポイントは、以下のようなポイント等に交換できます。
- キャッシュバック
- nanacoポイント
- dポイント
- Pontaポイント
- ビックポイント
- ビックネットポイント
- ベルメゾン・ポイント
- ジョーシンポイント
- 楽天スーパーポイント
- セシールスマイルポイント
- 楽天Edy
- カエトクカード
- スターバックス カード チャージ
- WAONポイント
JCBギフトカードやJCBプレモカード、QUOカード、スターバックスカードをはじめ、さまざまな金券類にも交換できます。
JCB優待店でポイント還元率が最大で10倍
JCB CARD WなどのJCBカードには、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店というJCB優待店(以下、特約店)があります。
特約店は以下のように幅広く展開しており、さまざまなニーズに対応できるようになっています。
- ファッション&インテリア
- 音楽&エンタメ
- PC&家電
- ゴルフ&スポーツ
- トラベル&グルメ
- ライフ&サービス
- ショッピング
特約店でJCBカードを利用すると、通常の2〜3倍程度のポイントがもらえます。
たくさんある特約店の中で、とくに利用する人が多い店舗をピックアップして紹介します。
スターバックス:オートチャージでポイント10倍
現在、特約店の中でもっともポイント還元率が高いのは、スターバックスでの利用です。
スターバックスカードにJCBカードから1,000円以上のオートチャージをすると、ポイント10倍です。
JCB CARD Wのボーナスポイントと合わせると合計11ポイントもらえるため、ポイント還元率はなんと5.5%と非常に高還元でお得にスターバックスを利用できます。
スターバックスをよく利用するならもっともおすすめなのがJCB CARD Wであると言えるほど、相性がいいです。
Amazon:何を購入してもポイント3倍
AmazonでJCBカードを利用すると通常ポイントが3倍もらえるので、JCB CARD Wの場合にはポイント還元率は2.0%となり高還元です。
Amazonが発行するAmazon Mastercard クラシックでもAmazonでのポイント還元率が1.5%なので、Amazonのカードを上回る還元率を実現できます。
セブン-イレブン:コンビニ利用でポイント3倍
全国各地にあるセブン-イレブンでポイント優待が受けられ、店舗にてJCBカードで買い物をすると、通常の3倍ポイントがもらえます。
JCB CARD Wの場合にはポイント還元率は2.0%と高還元率です。
※通常のクレジットカード払いだけでなく、クイックペイ(Apple Pay含む)の利用でも、ポイント優待の対象となります。
JCBカードには、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店とは別にOki Dokiランドというポイントモールがあり、そこを経由して買い物するとさらに追加でポイントがもらえます。
ポイントが2倍から最大20倍にもなるので、カード発行後にぜひチェックしてください。
Oki Dokiランドには、Amazonや楽天、ヤフーショッピング、ユニクロ、DELLなどをはじめ、参加ショップは約400店です。
付帯保険は海外旅行保険のみ
JCB CARD Wには海外旅行傷害保険が付帯しています。
付帯形態は利用付帯です。
海外旅行保険には、保険の付き方(付帯形態)が2種類あります。
- 自動付帯:
カード会員であれば無条件で補償を受けられる - 利用付帯:
カードで旅行費用や旅行先での交通費などを支払うことで補償を受けられる
利用付帯のクレジットカードの場合、そのカードで事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払いをしないと保険が適用されません。
JCB CARD Wの海外旅行保険は以下の通りです。
保険の種類 | 保険金額 | |
---|---|---|
障害 | 死亡後遺障害 | 2,000万円 |
治療費用 | 100万円 | |
疾病 | 治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用等 | 100万円 |
JCB CARD Wは年会費無料なので、海外旅行保険が付帯しているだけでもメリットと言えますが、補償金額は低めです。
ジェイアイ傷害火災保険株式会社調べ「海外旅行保険事故データ(2018年度)」をご覧ください。
2018年度は「27人に1人」がなんらかの事故・病気等に遭われ海外旅行保険を利用しています。
(中略)
「治療・救援費用」の保険金支払いが300万円以上の高額医療費用事故は世界各地で発生していますが、特に欧米で多くなっています。治療・救援費用の保険金支払最高額は、3,052万円となりました。
上記によると、JCB CARD Wの付帯保険だけではカバーできない事例があるのがわかります。
海外旅行をするときの保険をクレジットカードの付帯保険だけでカバーする場合には、複数枚の旅行保険が付帯したカードを持っていきましょう。
ケガや病気の治療時の傷病治療費用・疾病治療費用の補償は、複数枚のクレジットカードの額を合算できるからです。
追加カード(家族カード・ETCカード)は無料
家族カードやETCカードも年会費無料です。
本カードは年会費無料でも、家族カードやETCカードは有料というカードもある中、無料なのは大きなメリットです。
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JCB CARD Wのメリット・デメリット
メリット
JCB CARD Wのメリットは、以下の5点が挙げられます。
- ポイント還元率が1.0%と高還元率
- 特約店でポイント還元率がさらにアップ
- 海外旅行保険が付帯
- 年会費が無料
- ETCカード・家族カードが無料
JCB CARD Wは年会費無料なのに高スペックであり、おすすめなクレジットカードです。
プラチナカードやブラックカードだとポイント還元率1.0%を超えるカードが多数ありますが、年会費無料のカードで1.0%を超えているカードは少ないです。
さらにスターバックスやAmazon、セブン-イレブンなどの人気店でポイント還元率がアップするので効率よくポイントを貯められます。
デメリット
JCB CARD Wのデメリットは、以下の2点が挙げられます。
- 海外旅行保険が充実ではない
- ステータス性がない
JCB CARD Wは年会費無料の一般カードなので、旅行保険やステータスまで期待すべきではないかもしれませんが、あえてデメリットを挙げるとすると上記の2点です。
年会費無料で海外旅行保険が充実したカードとしては、エポスカードがあります。
海外旅行保険をカードだけでカバーしたい場合には、メインカードとしてJCB CARD Wを発行し、さらにサブカードとしてエポスカードを発行して2枚持ちすることをおすすめします。
年会費無料のクレジットカード1枚だと、旅行保険をはじめ、特典をカバーしたり充実させることは難しいです。
複数枚カードを発行して特典を充実させましょう。
JCB CARD Wの審査ハードル
JCB CARD Wに申し込みできるのは、高校生を除く18歳以上39歳以下です。
収入については、本人または配偶者に安定継続収入のある方と指定がされています。
申し込み資格をチェックしてみると、年齢を除いた箇所はクレジットカードとして標準的と言えるでしょう。
注意点としては、JCB CARD Wの申し込み手続きは、Web対応のみとなります。
※39歳までに発行すれば、40歳以降も利用できます。
まとめ
JCB CARD Wは、総合力が非常に高くおすすめできるクレジットカードです。
年会費無料ながらポイント還元率は1.0%と高還元率なので、使えば使うほどお得です。
Amazonやスターバックス、セブン-イレブンなどをはじめとする、一般的によく使われるお店でポイントがUPするのも大きなメリットです。
他にも旅行保険が付帯したり、ETCカード・家族カードが無料で発行できたり、不正利用に補償が付いていたりと、年会費無料にもかかわらず非常に充実しています。
年会費無料のカードでここまで充実したカードはほぼなく、保有して間違いないクレジットカードですので、発行してみてはいかがでしょうか?
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参考文献
2020年6月29日時点確認