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法人カード徹底比較2020!経営者や個人事業主のビジネスを加速させる最強のクレジットカードは?

※当記事では、年会費などの金額表記を、原則すべて税抜価格で表記しています。

当記事では、事業をはじめる人にとって必須の「法人用(個人事業主用)クレジットカード」について説明します。

法人カードを比較して紹介するだけではなく、基本的なことから使い方、メリット・デメリットまで紹介します。

目次

厳選!当サイトおすすめ法人カード2選

法人カードをさまざまな切り口で比較する前に、とくにおすすめできる法人カードを2種類厳選して紹介します。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 20,000円
2年目〜 20,000円
還元率 常時 1.125%
最大 1.375%
追加カード 家族 3,000円
※4枚まで
ETC 無料
発行スピード 最短3営業日
電子マネー QUICPay
楽天Edy
付帯保険 海外 最大1億円
国内 最大5,000万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント還元率が1.125%と高還元率カードです。

※1.375%にするには、SAISON MILE CLUBに加入した上で、セゾンクラッセというサービスで★6を獲得して永久不滅ポイントが2倍になる特典を受けた上で、すべてのポイントをJALマイルに交換した場合です。

ポイント還元率が高いだけではなく、コンシェルジュサービスや世界1,000以上の空港ラウンジが利用できたり、充実の旅行保険まで付帯しています。

年会費20,000円であり、年間200万円以上の利用で次年度年会費が10,000円に割引されるので、このカードを発行しない理由を見つけるのが難しいほどおすすめできるカードです。

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>>>最強すぎるコスパ!?セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは高還元率&特典充実のコスパ抜群カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 無料
2年目〜 31,000円
還元率 常時 1.0%
最大 1.0%
追加カード 社員 12,000円
ETC 500円
※5枚まで発行可能
発行スピード 通常1~3週間
電子マネー 楽天Edy
QUICPay
付帯保険 海外 最大1億円
国内 最大5,000万円

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、アメックスが提供する事業者向けクレジットカードです。

空港ラウンジ特典や旅行保険が付帯しているので、出張や旅行時に活躍します。

さらにグルメ系特典には、提携レストランを利用したときに2名以上だと1名分無料というサービスもあるので、接待などのときに活躍します。

アメックスカードは一般的にステータス性があると言われており、非常にバランスが取れた法人カードです。

年会費は31,000円とお得ではないですが、初年度無料なので1年間はお試しで利用できます。

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特徴別!法人カードを徹底比較

自分自身にあった法人カードを見つけられるように、以下の4つのパターンに分けておすすめの法人カードを厳選して紹介します。

  • 年会費無料の法人カード
  • フリーランス・個人事業主向けの格安法人カード
  • ステータス性が高い法人カード
  • マイルが貯まる法人カード

年会費無料の法人カード

ひとことに年会費無料と言っても、永年無料・初年度無料・条件付き無料の3パターンあります。

ですが、そもそも法人カードで年会費が無料のカードは数少ないです。

年会費が完全無料かつ、スペックが高いカードはNTTファイナンスBizカード レギュラーくらいです。

NTTファイナンスBizカード レギュラー

NTTファイナンスBizカード レギュラー
国際ブランド Visa
年会費 初年度 無料
2年目〜 無料
還元率 常時 1.0%
最大 1.0%
追加カード 社員 無料
ETC 500円
発行スピード -
電子マネー -
付帯保険 海外 最大2,000万円
国内 最大2,000万円

NTTファイナンスBizカードは、法人カードの中で数少ない年会費が永年無料のカードです。

年会費無料だからと言ってスペックが乏しいとわけではなく、ポイント還元率が1.0%と高還元率です。

お得かつポイント還元率が高い法人カードをお探しなら、NTTファイナンスBizカード レギュラーは非常におすすめです!

個人事業主向けの場合は、個人口座登録はネット申込できますが、法人向けの場合には、資料を取り寄せて郵送での手続きが必要なため煩雑で発行完了まで時間を要する点に注意してください。

フリーランス・個人事業主向けの格安法人カードを比較

法人カードは個人事業主やフリーランスでも利用できます。

※引き落とし口座が法人口座のみの場合は不可ですが、ほぼありません

事業の支払いを法人カードにしておけば、確定申告のときに楽であったり、ビジネス系の特典も受けられたりとメリットが多数あります。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 1,000円
2年目〜 1,000円
還元率 常時 0.5%
最大 1.0%
追加カード 社員 無料
※4枚まで
ETC 無料
発行スピード 最短3営業日
電子マネー QUICPay
楽天Edy
Suica
付帯保険 海外 最大2,000万円
国内 最大2,000万円

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、小規模な法人・フリーランス向けに設計されたカードです。

ポイント還元がしっかりあるにもかかわらず、旅行保険や空港ラウンジ特典など、法人カードにありがちな特典を省くことで、年会費1,000円で保有できるのでコスパ抜群と言えます。

申込ハードルが低めに設定されているため、個人事業主になりたてや法人設立したてでも発行可能なので、審査が不安な方にもおすすめできます。

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EX Gold for Biz S

EX Gold for Biz S
国際ブランド Mastercard
年会費 初年度 無料
2年目〜 2,000円
還元率 常時 0.5%
最大 0.6%
追加カード 社員 無料
※法人向けのみ
※3枚まで
ETC 500円
発行スピード 通常2週間ほど
電子マネー iD
QUICPay
付帯保険 海外 最大2,000万円
国内 最大2,000万円

EX Gold for Bizカードには、法人向け(M)と個人事業主向け(S)が用意されており「S」が個人向けの法人カードです。

年会費2,000円(初年度年会費無料)でありながら、ポイント還元率0.6%であり、国内主要空港のラウンジ利用特典や旅行保険が付帯していたりと、年会費以上のお得さがあります。

ポイント還元率は、利用額に応じて1.1%までアップするので、もしも決済額が多い場合には、ポイントをたくさん獲得できてお得です。

さらには、ダイニング BY 招待日和という、全国約200店の有名レストランにて2名以上の利用で1名が無料になるグルメ特典まで付帯しているので、もしも接待がある場合などには活躍します。

ステータス性が高い法人カードを比較

ステータス性が高い法人カードといえば、やはりアメックス・ダイナースあたりが候補に上がってきます。

最近だと、金属プレートで出来ておりロゴも削り出し加工されているラグジュアリーカードもステータスの象徴になってきている印象です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 無料
2年目〜 31,000円
還元率 常時 1.0%
最大 1.0%
追加カード 社員 12,000円
ETC 500円
※5枚まで発行可能
発行スピード 通常1~3週間
電子マネー 楽天Edy
QUICPay
付帯保険 海外 最大1億円
国内 最大5,000万円

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはアメックスが発行するプロパーカードであり、一般的にステータスが高いと認識されています。

申込ハードルが高いと思うかもしれませんが、実は申込ハードルは低めであり、起業1年目からでも申し込みができます。

ステータスが高いだけではなく、高還元率であり、空港ラウンジ特典やグルメ特典などをはじめ特典が豊富で万能な法人カードです。

ポイント還元率が1.0%と高還元率なので、高額決済が多い法人であればザクザクとポイントが貯まり、マイルや景品などに交換できて非常にお得です。

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ラグジュアリーカードBLACK CARD

ラグジュアリーカード BLACK CARD
国際ブランド Mastercard
年会費 初年度 100,000円
2年目〜 100,000円
還元率 常時 1.25%
最大 2.75%
追加カード 家族 25,000円
ETC 無料
発行スピード 最短1週間
電子マネー Suica
PASMO
付帯保険 海外 最大1.2億円
国内 最大1億円

ラグジュアリーカードは、富裕層向けクレジットカードで、カードの内容以前にクレジットカードの見た目と素材そのものが違うため、他のクレジットカードとは比較の対象にもならないほど存在感を放っています。

クレジットカードは通常プラスチックの板で出来ていますが、ラグジュアリーカードは高級感のある金属プレートで出来ており、ロゴも削り出し加工されています。

ラグジュアリーカードはチタン→ブラック→ゴールドの順でランクが高いです。

中でもバランスが良くてもっともおすすめなのがブラックです。

ラグジュアリーカード BLACK CARDの特典で、特徴的なものとしてコンシェルジュデスクとリムジンでの送迎があります。

コンシェルジュデスクは依頼結果をメールで送ってもらえるため、メモを取る必要もなく、忘れても読み返すことが出来るため大変便利です。

ラグジュアリーリムジンのサービスを利用すると、自宅や会社などの指定した場所から予約したレストランまでリムジンで送迎してもらうことができます。

年会費は100,000円ですが、法人カードの年会費は経費計上できるため、順調に業績を伸ばしている経営者の方であれば、良き相棒・秘書として大活躍してくれることは間違いないでしょう。

ポイント還元も1.25%と非常に高いです。

※厳密にいうとこのカードは「法人カード」ではありませんが、引き落とし口座を法人事業用口座に設定できるので、法人カードとして事業用の決済に問題なく利用できます。

マイルが貯まる法人カードを比較

ひとことにマイルと言っても、JALマイルやANAマイル、その他の航空会社のマイルなど、貯めるマイルによって選ぶべき法人カードが異なります。

また、マイルが貯まりやすい法人カードはかなり限られています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 20,000円
2年目〜 20,000円
還元率 常時 1.125%
最大 1.375%
追加カード 家族 3,000円
※4枚まで
ETC 無料
発行スピード 最短3営業日
電子マネー QUICPay
楽天Edy
付帯保険 海外 最大1億円
国内 最大5,000万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALマイル還元率が常時1.125%であり、さらに最大で1.375%を実現できる、圧倒的にJALマイルが貯まりやすいカードです。

JAL法人カードでも最大でマイル還元率が1.0%なので、JALマイルを貯めたいならこのカード一択です。

JALマイルが貯まりやすいだけではなく、コンシェルジュサービスや世界1,300以上の空港ラウンジが利用できるにもかかわらず、年会費20,000円(年間200万円以上の利用で次年度10,000円)とコスパ抜群です

※JAL法人カードも候補としてあるものの「原則として日本国内に所在し、業歴5年以上で黒字決算の法人(団体・個人事業主を含む)」と審査ハードルが高いので、その点からもおすすめできません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
国際ブランド AMEX
年会費 初年度 無料
2年目〜 31,000円
還元率 常時 1.0%
最大 1.0%
追加カード 社員 12,000円
ETC 500円
※5枚まで発行可能
発行スピード 通常1~3週間
電子マネー 楽天Edy
QUICPay
付帯保険 海外 最大1億円
国内 最大5,000万円

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ANAマイル還元率が1.0%と高還元率なので、ANAマイルを貯めるのにおすすめな法人カードです。

キャンセルプロテクション、オンラインプロテクションをはじめとする他のカードを圧倒する最高ランクの付帯サービスがついてくるのも、アメックスカードならではです。

貯めたポイントはANAだけではなく、以下の航空会社のマイルに移行することが可能なのも魅力です。

  • チャイナエアライン
  • デルタ航空
  • ヴァージン アトランティック航空
  • タイ国際航空
  • キャセイパシフィック航空
  • シンガポール航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • スカンジナビア航空
  • アリタリア-イタリア航空
  • フィンランド航空
  • 中国南方航空
  • エティハド航空
  • エミレーツ航空

また裏技としては、ブリティッシュ・エアウェイズにポイントを移行することにより、JALに搭乗することも出来ます。

ANAはもちろん、海外の航空会社のマイルを貯めたい方にもおすすめできる法人カードです。

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EX Gold for Biz

EX Gold for Biz S
国際ブランド Mastercard
年会費 初年度 無料
2年目〜 2,000円
還元率 常時 0.5%
最大 0.6%
追加カード 社員 無料
※法人向けのみ
※3枚まで
ETC 500円
発行スピード 通常2週間ほど
電子マネー iD
QUICPay
付帯保険 海外 最大2,000万円
国内 最大2,000万円

EX Gold for Bizは、貯めたポイントをANAマイルにもJALマイルにも交換できるため、マイルを貯める航空会社が未定な人におすすめな法人カードです。

ポイント還元率は0.6%ですが、使う金額によって還元率がアップし、最大で1.1%(年間200万円決済時)になります。

貯めたポイントをマイルに交換する場合には、ANAマイルへの還元率が最大0.66%でJALマイルへの還元率が0.55%です。

先に紹介した2枚に比べると、ガクッとマイル還元率は落ちてしまいますが、年会費の観点で言うと2,000円とかなり格安です。

個人的には、よりお得に貯められるカードである「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」や「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」がおすすめです。

しかし、まずは年会費の安いカードでマイルを貯め始めたいなら、EX Gold for Bizもありだと思います。

そもそも法人カード(法人用クレジットカード)とは?

そもそも法人カードは法人クレジットカードのことであり、法人・個人事業主を契約主とするクレジットカードです。

法人のクレジットカードに対して、個人のクレジットカードは個人が契約主になります。

個人のクレジットカードとは違って事業用の決済に使われるのが前提であるため、限度額や特典も一般的な個人用カードと比べると1段も2段もスケールアップしています。

法人カードのメリット

法人カードの便利な特典や強みを紹介します。

  • 経理処理の手間を省ける
  • キャッシュフローが改善できる
  • ポイント還元がある
  • 追加カード(社員用カード)を発行できる
  • 出張時に便利&快適になる特典
  • コンシェルジュ付帯ならプチ秘書も同然

経理処理の手間を省ける

法人カード決済した分は明細で確認できるので、経理の手間が圧倒的に省けます。

また、法人カードで決済した分については領収書が不要なので、その点でも経理の手間が少なくなると言えます。

キャッシュフローが改善できる

法人カードで決済した分は、毎月月末などに集計があり、翌月中旬〜下旬あたりに請求(銀行引き落としなど)があります。

「月末締め、翌月27日払い」というカードであれば、6月1日にカードを使ったらその支払いは7月27日です。

つまり、最大で2ヶ月近く(短いと1ヶ月ほど)の余裕が生まれるため、キャッシュフロー改善に役立ちます。

ポイント還元がある

法人カードに限らず、クレジットカードなら基本的にポイント還元があります。

法人となると決済額が多くなるので、ポイント還元は見逃せません。

仮にポイント還元率1.0%だったとして年間1,000万円決済したら、10万円相当のポイントがもらえます。

このポイントは、航空券に交換したり、お歳暮の景品に交換できるので、非常に便利かつお得です。

もしも現金払いしているとしたら損していることと同じなので、法人カードの導入は必須です。

社員に追加カードを発行できる

法人カードを発行すると社員用に追加カードを発行できるので、立て替えや領収書の提出などの手間を省くことができます。

社員側としても手間が省けるのはもちろん、経営者側としては経理が楽になったり、社員が経費の無駄遣いをするリスクが減らせたりするといったメリットがあります。

出張時に便利&快適になる特典

法人クレジットカードを持っていることで、出張のときに以下のようなメリットがあります。

  • 個人と比べて法人は決済額が多くマイルが貯まりやすい
  • 国内の空港ラウンジが無料で使える
  • プライオリティパス付帯なら世界中の空港ラウンジが無料で使い放題
  • 旅行保険の補償が手厚い

飛行機での出張は新幹線とは違い、待ち時間は長く空港内の移動距離も多いため、慣れている人でも疲れます。

そんな時に空港のラウンジが使えれば、仕事の疲れを癒し、しっかりとリフレッシュして仕事に取り組むことができますよね。

カードを使うほどマイルが貯まり、マイルが貯まるから旅費交通費が浮き、旅費交通費が浮くから会社の経費節約につながるという凄いループです……。

コンシェルジュサービス

法人カードにはコンシェルジュサービスが付帯するカードがあります。

コンシェルジュサービスでは、以下のようなことを依頼できます。

  • ホテルやチケット、飲食店などの予約
  • リムジンの手配
  • 四半期ごとの支出管理レポートの発行

※カードによってコンシェルジュで対応してくれることが異なります。

コンシェルジュがついているのは、プラチナカード以上のステータスカードです。

法人クレジットカードの申込・審査について

法人クレジットカードは、個人のクレジットカードと比べると審査するポイントが異なります。

「法人は設立3年以上で黒字決算2期連続でないとクレジットカードの発行は厳しい」などの噂もありますが、実際のところは設立直後の法人でも申し込み可能で、審査に通るカードはたくさんあります。

また、法人設立直後や赤字でも発行可能なクレジットカードもありますので、審査にはあまり神経質にならなくても大丈夫です。

なぜなら「法人代表者」を契約主体とするクレジットカードが多いからです。

審査対象は基本的に法人経営者もしくは個人事業主本人

基本的には、法人カードの審査といえども法人経営者もしくは個人事業主本人が審査対象です。

中には法人自体が審査されるカードもありますが、いわゆるコーポレートカードという大企業向けのカードであり、個人事業主や中小企業の経営者が発行する機会はほぼないと思われます。

つまり、法人カードの審査は、通常のクレジットカード作成時の審査と同じであり、以下のような内容をチェックされます。

  • 直近24ヶ月のクレジットカードの返済履歴
  • 他社もしくは金融機関からの借り入れ状況
  • 年収
  • 過去の返済事故
  • 持ち家があるかどうか

この中でも重要なのが、過去の返済遅延・滞納の有無です。

法人カードの審査に通らない場合は、SBS Premium Card(DPB)を検討してみてもいいかもしれません。

SBS Premium Card(DPB)は、デポジットと補償金をあげることで発行できるクレジットカードなので、審査に通らなかった場合にはご検討ください。

申込時に必要な書類

個人のクレジットカード申込時に必要な書類があるように、法人クレジットカードの申込時にも必要な書類があります。

カード会社によって多少の違いはありますが、大抵の場合は下記の4つが必要となります。

▼原則、全てのカード会社で提出が必要

  • 代表者の本人確認書類(運転免許証など)
  • 引き落としのための銀行口座(法人の場合は法人口座、個人事業主は個人口座)

▼一部の法人カード申込時に提出が必要

  • 法人の登記簿謄本(「履歴事項全部証明書」)
  • 固定回線の電話番号(一部カード会社では携帯電話やIP電話がNGのところがあります)
  • 決算書(ほぼ求められません)

    創業直後で法人の銀行口座開設に困った方へのアドバイス

    クレジットカードを作る前に、必ず法人の銀行口座が必要です。

    現在は犯罪収益移転防止法により、口座開設には厳しい審査が入るため即日の銀行口座開設はできません。

    比較的簡単に口座開設ができる銀行をご紹介します。

    • ジャパンネット銀行
      固定電話がなくても携帯電話番号で審査に通ったという事例が多いです。またデビットカードを同時発行できるので、これをしばらくの間クレジットカード代わりとすることもできます。
    • 住信SBIネット銀行
      固定電話がある場合はこちらをおすすめします。ただしIP電話でも審査に通った例があります。

    どちらも法人口座が持てるネットバンクとして手数料も安く、店頭に出向くことなくスムーズな審査で口座開設手続きが可能です。

    ただし、上記のようなネットバンクにもデメリットがあります。

    社会保険料の引き落としや税金の還付など、公的な料金(税金)の引き落とし・または還付にはネットバンクを指定することができないのです。

    そのため、とりあえずネットバンクで口座を開設し、事業が軌道に乗った段階でネットバンク以外の銀行口座も開設するのをおすすめします。

    ※顧問税理士さんからお付き合いのある銀行を直接ご紹介いただき、口座開設してもらう方法もあります。

    法人カードの活用例

    最後に、法人クレジットカードを導入した後の特典の利用例を紹介します。

    法人カードを手に入れたら、最大限活用してください。

    接待費が最大で50%オフ

    法人クレジットカードにはさまざまな特典がついていますが、その中でもおすすめなのが提携店での利用による様々な特典です。

    Ex Gold for Bizであれば「ダイニング by 招待日和」を利用できるため、大切な顧客の接待に高級レストランを利用したとしても、1人分を無料にすることが出来ます。

    2人で行けば半額で済みます。

    接待交際費が必要な会社は多いですが、出来れば少なく抑えたいですし、あまり支出が多いと税務署に目をつけられたり銀行からの受けも悪くなります。

    ですが、安い居酒屋で接待という訳にもいきませんから、こういった特典は本当に助かります。

    年に1,2回利用するだけであっという間に年会費などペイできます。

    旅費交通費を減らす

    飛行機を使った出張が多い会社にとって、旅費交通費の増加は悩みの種です。

    とは言え、必要な出張は減らす訳にもいきません。

    そんな時、法人カードで貯まったポイントをマイルに交換すれば特典航空券が発券できるため、旅費交通費を抑えることができます。

    韓国や中国往復程度ですら、安くても5万円程度はしますから、年に1度交換するだけで年会費をペイできます。

    頑張った従業員に家族旅行をプレゼント

    福利厚生がしっかりしていると社員の定着率が上がります。

    頑張った社員に報いてあげれば、社員のモチベーションもアップ間違いなしですが、給料を上げるのが難しいこともあると思います。

    そんなとき、貯まったポイントをJTBなどの旅行券に替えて家族旅行をプレゼントすることもできます。

    ところで税法上問題はないの?

    ポイントの利用に関しては、今のところ決まったルールはないものの、かなりグレーゾーンなものも多く含んでいます。

    たとえば、大量にたまったポイントを全て商品券に交換し、社長がそれを個人的に使ってしまった場合はどうでしょうか?

    通常の業務の中でのポイントの利用であれば問題ありませんが、極端な利用方法は税務上の判断が難しくなるため、その都度顧問税理士などに相談することをおすすめします。

    また、将来的に税制が改正されればポイントの取り扱いが変わる可能性もあるので、今後も注意深く見守る必要があります。

    補足:独立前で企業に勤めているなら複数のクレジットカードを作るべし

    法人カードの審査は想像しているほど厳しくはありませんが、必ず通るわけでもありません。

    法人用のクレジットカードがなければ、さまざまな不都合が生じます。

    もしがまだ独立前で企業に勤めている状況なら、与信があるうちに複数のクレジットカードを作っておくことをおすすめします。

    個人のクレジットカードで法人の決済を行う「立て替え」

    あらかじめ作っておいたクレジットカードのうちの1枚を法人の決済専用に立て替え利用して、当面の間使用できます。

    ※法人用にしたカードで、個人の決済をすると会計処理が非常に面倒です。法人専用としたカードでは個人用途で使わないようにしましょう。

    税務署も設立1年目に法人クレジットカードが作りにくいのはよくわかっていますから、個人用のカードを法人決済の立て替えで使うこと自体は問題ありません。

    ただし、決済の内容が個人的なものを含んでいると、どこからが経費でどこからが経費でないのかが分かりにくく、公私混同を疑われます。

    税務調査でより厳しいチェックを受ける可能性もあり、デメリットでしかありません。

    ですので、個人のクレジットカードを立替利用する場合は必ず法人決済専用カードとして利用してください。

    税務署は、クレジットカードが法人か個人かの形式上の問題以上に、実質的な使い方やその内容を確認するため、経費の公私混同は控えましょう。

    起業後は個人のステータス、与信がリセットされ、一気にクレジットカードの審査に通らなくなる可能性があります。

    個人用としても、法人用としても、与信があるうちにカードを作っておいてください。

    よくある質問(FAQ)

    法人カードのメリットは?

    法人カードのメリットは、以下のようにたくさんあります。

    • 経理処理の手間を省ける
    • キャッシュフローが改善できる
    • ポイント還元がある
    • 追加カード(社員用カード)を発行できる
    • 出張時に便利&快適になる

    法人カードの選び方は?

    年会費の有無やポイント・マイルの貯まりやすさ、特典などを総合的に考えて選ぶことをおすすめします。

    とくに求めるものがあれば、それを中心に選んでもいいかもしれません。

    たとえば、以下のような選び方があります。

    • 年会費無料の法人カード
    • 高還元率の法人カード
    • フリーランス・個人事業主向けの法人カード
    • ステータス性が高い法人カード
    • マイルが貯まる法人カード

    法人カードで年会費無料のカードはありますか?

    法人カードで年会費が無料のカードはあります。

    完全無料や初年度無料、条件付き無料の3パターンあり、完全無料の法人カードは数少ないです。

    その中でも発行する価値があるのはNTTファイナンスBizカード レギュラーです。

    NTTファイナンスBizカード レギュラーは、年会費無料にもかかわらずポイント還元率が1.0%と高還元率なので、お金をかけずにポイントを貯めたい方におすすめです。

    個人事業主やフリーランスでも発行できますか?

    法人カードは、基本的に個人事業主やフリーランスでも発行できますが、中には法人限定だったり、法人口座がないと発行できない法人カードもあります。

    最後に

    法人カードについて、さまざまな角度から解説しました。

    法人クレジットカードの重要性や、カード選びのためのポイントについてご理解いただけたと思いますが、最後にもう一度、重要なポイントについてまとめてみます。

    • 法人カードの申込ハードルは意外と低い
    • 法人カードは限度額が高く設定され、使えば使うほどポイントもはやく貯まる
    • 法人カードを導入し、決裁権のある社員にも持たせると経営管理・経理処理がスムーズになる
    • コンシェルジュデスクを上手に使うと秘書の代役を果たしてくれる
    • 支払いサイクルが長く、現金払いと比べるとキャッシュフローが圧倒的に良い
    • 特典を上手に使えば旅費交通費や交際費、福利厚生費などの節約につながる
    • 会社の規模や決済額に合ったカードさえ作れば、年会費以上のメリットがすぐに出せる

    法人経営者や個人事業主の方が法人クレジットカードを利用するとさまざまなメリットが生じます。

    ただし自社の規模や決済額に合ったクレジットカードでなければその能力を存分に発揮することは出来ません。

    自社に合った法人クレジットカードを使いこなし、経営管理の合理化や加速の一手としてクレジットカードを使いこなすことも、社長として重要な仕事です。


    特徴別:おすすめクレジットカード

    特徴別におすすめのクレジットカードをまとめています。

    クレジットカードは種類が多く選ぶのが大変なので、カード選びの参考にしていただければ幸いです。


    参考文献

    (2020年7月30日時点確認)

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